記事 職業体験談 介護職

介護老人保健施設の事務職採用での運転業務|仕事内容や一日の流れを紹介

【広告を使用しています】

介護老人保健施設の事務職

私は介護老人保健施設の事務職の正社員として採用されました。

何故この仕事に就こうと思ったかというと、特にこれがしたいという理由はなくハローワークの窓口で紹介されたので、面接に行ったら採用となりました。

 

こちらもCHECK

 

この職場には約9年勤めたのですが、内7年間、中にはしんどい時期もありましたが上司や同僚にも恵まれ、大変過ごしやすい職場でしたが、辞める2年前に赴任してきた新しい上司が何もしない、ふざけたことをよくやる人物で、私はこの上司によるパワハラによって退職に追い込まれました

 

パワハラで問題は多くの職場ではびこっていますね。

 

介護老人保健施設事務職の仕事は、荷物運びや車椅子を押して車まで行くといった簡単なことです。

色々な病状で入所される利用者さんはたくさんいましたが、介護職員ではないので、介護業務はしません。

 

 

介護老人保健施設の給料面

さて、給与面ですが、初任給で手取りが交通費含めて14万前後だったと思います。(交通費は1万8千円でていました。)

前職は交通費含め17~18万ありましたが、その内残業時間40時間分の手当約4万が含まれていたので、残業が全くなく、この手取りなら前職よりいいかなと感じていました。

介護老人保健施設なので、当然当直勤務があったり日曜・祝日も入所者さんがいるので人がいる必要があったのですが、私の職場はその業務をシルバー人材センターに依頼していましたので当直や日曜・祝日出勤を緊急時以外しなくていいという楽さもありました。

 

こちらもCHECK

ケアマネの仕事内容を紹介|介護支援専門員の資格を活かし転職

介護支援専門員の資格を活かしてケアマネージャーの仕事に就いた体験談です。子育てをしながら自分の好きな仕事ができるという恵まれた環境での仕事内容や学んだことを紹介しています。

続きを見る

 

しかし、就職後4年くらいたったころ、私の職場の業務の大変さから来てくれるシルバー人材センターの方が不足気味になり、協議した結果、週2日のみ交代で当直勤務をすることになり私の場合は月4回くらい当直を行っていたので約2万円~2万5千円ほど手取りが増えました。

なので辞める直前の手取りとしては約17万~18万円になっていました。

 

給料面、残業面はとても重要ですね。

 

 

介護老人保健施設の一日の流れ


  • 朝出勤後、デイサービス利用者さんの送迎運転手として約1時間半、車の運転で外出



  • 戻ってきてからの仕事

    • 広報紙の作成や各部署に回って備品の配布
    • 蛍光灯の交換などの庶務的な仕事
    • レセプト業務・請求業務などの仕事(大体月初め)

  • 夕方、デイサービス利用者さんの送迎

    ※日によっては送迎業務のみで一日が終わってしまうこともある


 

搬送業務は大変

中でも一番大変だったのは、体調が急変された利用者さんの病院搬送でした。

すぐ側に公立病院があったのですが、ベッド数の関係で中々受け入れてくれないということもあり約1時間半かけて会社系列の病院まで搬送しなければなりませんでした。

中には吐血された方を搬送した時があり、車内でもっと大変なことにならないだろうかとヒヤヒヤした記憶があります。

 

人の命と直面する仕事ですが、急変時はやはり焦りますね。

 

こちらもCHECK

作業療法士とはどんな仕事?必要な資格や仕事内容を解説

10年間作業療法士として働いていた時の体験談です。作業療法士とはどんな仕事をするのかわからない人も多いと思いますが、作業療法士とはどんな仕事か?、作業療法士になるにはどうしたらいいのか?、作業療法士の仕事の魅力は?給料や待遇は?などの気になることを紹介しています。

続きを見る

 

介護老人保健施設事務職の仕事をして身についたこと

そんな送迎業務が多かった私の業務ですが、身についたことは安全運転を一層出来るようになったということでしょうか。

お年寄りを乗せて走るので急発進は出来ませんし、急ブレーキなどは本当の急な時以外出来ないので、普段一人で運転する時よりも細心の注意を図りながら運転していました。

 

運転技術が上がると他の職種への幅も広がりますね。

 

本当はデイサービスの職員も交代で運転しなければならなかったのですが、大きい車(ハイエース・キャラバン)が運転出来ないという理由で、練習もせず免除という職員が数名いて、練習させられ運転に出るようになった職員からは不満が出ていました。

 

こちらもCHECK

 

私も、就職した頃は軽自動車に乗っていたので、最初は大きい車を運転する時は恐怖でしかなかったです。

何故特定の職員だけ免除するのか、私自身もこの点は不満を持っていました。
それにこの運転しない職員が、運転する者に対し、すごい注文をつけるので、そこまで言うならあなたが運転してよと、誰も居なくなった車の中で寝ているこの職員に怒りさえ感じたことがあります。

他にもいろんな行事の仕事などがありましたが、季節によって発生する業務なので、ここでは省かせてもらいます。

介護老人保健施設などの施設勤めを考えられている人は、この運転業務があるかないかによって大変さが変わってくると思いますので、面接の際によく聞いておくことをおすすめします。

 

 

-記事, 職業体験談, 介護職