ビジネス著作権検定初級の紹介です。
著作権について、ビジネス著作権検定はどう言った仕事に有利か、この資格の取得方法、資格取得に向けてやっておくことなどを載せています。
仕事上知っておきたい、自分の知識を広げたい、という方におすすめの資格です。ぜひご覧ください。
ビジネス著作権について
一般企業においても著作権の取り扱いが更に慎重となり、ビジネス実務スキルが求められるようになってきました。
特に総務事務をされている方はこの資格を持っているのといないのとでは、業務の幅も変わって来ます。
著作権は写真や音楽、書籍にだけついてまわるものではありません。
会議での発言、それに伴う議事録においても発生します。
これをきちんと取り扱わないと著作権法に違反する場合もあります。
人事総務事務では当たり前ですが、どの部署に従事していてもこの資格はあったほうが良いでしょう。
自身の著作物を侵害されない為にも取り扱い方法を知っていれば、己の身を守ることが出来るからです。
人事総務の事務においては、社員の個人情報を取り扱います。
ブラック社員と呼ばれる社員が居た際、会社を訴える事もあり得ます。
そういった状況を出来る限り小さく抑えるためにも必要な知識です。
著作権法に関しては、労働局や社会保険労務士では即答できない事が多いです。
故に隙間を突かれる可能性がありますので、役職者は修得しておく必要があると考えます。
著作物であるという認識がないと、大きな損害をこうむります。
ビジネス著作検定はどんな仕事に有利か
音楽業界、出版業界で勤務したいと考えている学生の方は、就職活動前に修得しておくと良いでしょう。
著作権の知識がある上で業務に携わった方が業務の流れの見え方、扱い方が違うはずです。
音楽・映像著作物においては著作権が失効した後の扱いが大きく変わります。
廉価盤とよばれる商品が多く出回る一つの要因がこれです。
ハードとして商品化するだけでなくインターネット上でどのように取り扱うかを考える際非常に有効です。
そして現在、音楽業界、出版業界で従事されている方々は今からでも修得しておくと尚良いと思います。音楽著作権の分野においては常に新しい対応が求められます。
アーティストとファンの間を繋ぐだけでなく、アーティストを守り、ファンを楽しませるという両面から考えるには著作権法の知識が必要です。
違法を取り締まることだけが正しいとは限らないですし、違法ギリギリでファンを楽しませるにはどうしたらよいか等、切り口が変われば業界の成長も変わります。
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ビジネス著作検定の資格取得方法
試験会場での受験となります。
受験費用は5,093円(税込)で60分30問の多岐選択方式。
→ビジネス著作検定の詳細はコチラ←
著作権に関する基礎知識や著作権法に関連する基礎的知識が出題されます。
また、インターネットに関連する著作権や情報モラルが問われます。
インターネットが普及してからというもの、紙ベースでの著作物の取り扱いに加えデータにおいての著作物、またWEB上での著作物の取り扱いも把握しておく必要があります。
合格基準は得点率が65%以上なのでハードルはさほど高くはありません。
しかし、ひっかけ問題が多く潜んでいるので適当に勉強をしていると記憶が曖昧で凡ミスをしやすいので要注意です。
ビジネス著作権資格取得に向けて
年に3回しか受験機会が無い為、一発で合格を目指しましょう。
初級であれば15時間から20時間勉強をすれば合格可能ではないかと思います。
もともと著作物に関して興味があって勉強をするのと、全く関心がなく勉強をするのとでは吸収スピードが変わりますので最低20時間と考えると良いでしょう。
難易度と合わせて記しましたが、合格基準は決して厳しいものではありませんが、その分情報が混在してしまい記憶違いでの回答をしてしまう恐れもあります。
著作物によって法律が異なるという点をきちんとおさえて学習をすることが重要です。
公式のテキストを繰り返し読み、過去問題集を繰り返し解くことをお勧めします。
似たような問題がいくつも出てきて回答に迷う事に慣れておくと試験当日に活かせます。
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