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ホワイト企業とは、働きやすく、従業員を大切にする優良な企業を指します。
ブラック企業が注目されることが多いですが、実際には全国に多くのホワイト企業が存在しています。
今回は、徳島県にあるホワイト企業で働く方の貴重な体験談をご紹介します。
目次
ホワイト企業に13年間勤務
私は徳島県の企業で13年間働いています。
職種は多岐にわたり、一般的には総合職としての役割を担っています。
⇓私がおこなっている仕事内容
- 製品の品質関連の文書作成
- 工程監査対応
- 工程変更申請および内部監査
文書作成
新しい品種が顧客に採用される際には、部品や製造工程に関する情報を顧客指定のフォーマットで記入するよう求められることが多く、部品の仕様や製造管理の詳細を記載して対応する。
この新規採用に伴い、顧客は当社の製造プロセスや品質管理の内容を確認するために工程監査のために来社した際、監査全体の指揮を執り、同時通訳も行う。
製造工程
5M1E(機械、人的要素、測定、材料、方法、環境)の要素に変更が生じた場合、必要に応じて顧客に申請を行う必要がある。
顧客の承認が得られるまで、これらの変更は実施できないため、工程の変更について顧客に申請し、承認を得る業務を遂行する。
ホワイト企業だと思うこと
次に当社がホワイト企業だと思う内容を紹介していきます。
地域密着型企業
ホワイト企業だと思う理由として、地域に根ざした地域密着型企業であることが大きな特徴です。
従業員の多くが地元出身で、昔の同級生が多いため、職場にすぐに馴染むことができます。
私自身も小中高の同級生が各部署に在籍しており、連絡を取る際に気を使う必要がなく、同級生同士の会話は自然と盛り上がります。
さらに、上司も地元出身者が多く、阿波踊りのチームなど地域のコミュニティに関わっているため、共通の話題が豊富です。
このような環境のおかげで、人間関係に悩むことが少なく、ほとんどの人が気軽に接することができるのです。
役職に関係なくやりとりを行える
2つ目の特徴は、役職間の距離感が非常に近いことです。
実際に会話を交わす中で気づいたのですが、課長や部長を「課長」「部長」と呼ぶことはなく、必ず名前で「~さん」と呼び合っています。
このような呼び方は、上司と部下の間に不必要な壁を作らず、あくまで一人の社員として接する姿勢を示しています。
また、問題が発生した際には迅速に話し合いの場が設けられ、解決策がすぐに提示されるなど、非常にオープンなコミュニケーションが行われています。
従業員に対しての寛容な対応
3つ目は、失敗を受け入れる寛容な企業文化が根付いていることです。
当社はLEDを主力製品として毎年多くのプロジェクトを立ち上げていますが、すべてが成功するわけではありません。
特に最近では競争が激化し、他社とのコンペで敗れることも増えてきました。
また、以前は人気があった製品が売れなくなり、製造ラインの閉鎖が現実のものとなるなど、10年前とは比べ物にならないほど市場環境が厳しくなっています。
それでも、失敗したプロジェクトや閉鎖された製造ラインのメンバーが降格や左遷されることはなく、むしろ他のプロジェクトのリーダーに選ばれることもあります。
このように、人員配置に関して非常に寛容な風土が醸成されています。
そのため、社員としての責任は伴いますが、各プロジェクトのメンバーは失敗を恐れず、むしろ自由に業務に取り組んでいる印象を受けます。
極端な例を挙げれば、「他の会社だったら解雇されているかもしれない」というケースも見受けられます。
当社が他の企業と大きく異なる点は、地域に根ざした大らかさが従業員に対する寛容さを生んでいることだと思います。
また、後述するように、取得できる休暇日数やボーナスの多さも魅力の一つです。
さらに、地元企業であるため、自宅から通勤しやすく、満員電車を気にすることなく快適に働ける環境も整っています。
給料・ボーナス
次に給料についてですが、当社の月給は他の企業と比べるとそれほど高くないと感じています。
具体的には、大卒の新卒で20万円、大学院卒で22万円程度であり、むしろ低めの水準かもしれません。
しかし、当社の魅力は何と言ってもボーナスの支給が非常に手厚い点です。
年間で見ると、ボーナスは7カ月分、2021年度には8カ月分以上支給されました。
そのため、年収に換算すると、20代で500万円、30代で600万円、40代で700万円、50代で800万円という水準になり、地方の企業としては非常に魅力的な条件だと感じています。
このように、当社はボーナスが豊富に支給されるため、住宅ローンを組む際には、従業員がボーナス払いをしやすいと地元の銀行でも話題になっています。
私自身も住宅ローン契約時にボーナス払いを多めに勧められました。
子育て世代に嬉しい待遇
近年、出産手当の支給額が見直され、かなりの増額が実現しました。
具体的には、1人目の出産で20万円、2人目と3人目で50万円、4人目以降は100万円が支給されます。
改定前は一律3万円だったため、この変化は少子化問題への社会的な取り組みの一環として大きな意義があります。
また、出産後の産休も約1年間と、他の企業では得られない長期間の休暇を提供しており、当社は子育てに最適な環境を整えていると言えるでしょう。
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満足すぎるほどの休日・有給
当社の休日制度は非常に充実しており、年末年始、夏休み、ゴールデンウイークにはそれぞれ約10連休を取得できます。
一般的な企業では連休中に出勤することもありますが、当社ではそのようなことは一切ありません。
このような豊富な休暇制度は、他の企業ではなかなか見られないものだと自負しています。
令和元年のゴールデンウイークには、世間で10連休が話題になりましたが、当社ではそれが常態化しているため、改めて自社の恵まれた休暇制度を実感しました。
さらに、年間の有給休暇は20日もあり、多くの社員がその全てを使い切れないほどの余裕があります。
私自身も、今年は子供の幼稚園や病院の都合で多くの休暇を取得しましたが、それでも4日も残っている状況です。
これにより、有給が不足して欠勤する心配は全くありません。
残業規則も徹底
残業に関しては、部署によって異なるものの、36協定の遵守が強く求められるようになり、基本的には月に60時間を超える残業は許可されていません。
さらに、残業手当についても、以前は17時以降の時間が30分単位で支給されていましたが、数年前からは1分単位での支給に変更され、従業員の負担に対する配慮が非常に感じられます。
ホワイト企業勤務で得られるもの
このホワイト企業で働くことで得られる最大のメリットは、精神的および経済的な安定です。
心身のバランスを崩してうつ病になるリスクがないため、安心して働くことができます。
万が一、心身の不調を感じた場合でも、社内には産業医が常駐しており、相談すれば迅速に診断書を発行してもらえます。
また、無理をしなくても十分な収入が得られるため、先行きが不透明な現代においても安心して生活を送ることができるでしょう。
私は現在もこの会社で働いており、今後も自ら退職するつもりはありません。
定年まで、会社に貢献しながら充実した社員生活を楽しみたいと考えています。
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ホワイト企業に関するまとめ
当社についての私の総評は以上です。
要するに、ここは人間関係が良好で、休暇も豊富に取れる上に、給与や手当も充実したホワイト企業です。
このような素晴らしい環境で、できる限り長く、定年まで働き続けることが私の人生における最も大きな目標です。