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スポーツインストラクターの仕事内容を紹介します。
運動が好き、体を動かす仕事に就きたい、自分の好きなことを仕事にしたい、そんな方におすすめの職業です。
就職先探しの参考にご覧ください。
スポーツインストラクターの仕事に就いたきっかけ
スポーツインストラクターとして25年の経験があります。
当初は、フィットネスクラブのアルバイトでスタートしました。
選んだきっかけは、金欠です。
既に、コンビニの深夜勤務などやってたのですが、愛車をぶつけてしまい修理代を捻出するのにたまたま時給が良くてできそうな仕事として選びました。
始めるまでの私のスポーツの経験自体は、水泳10年、野球2年、卓球3年程度です。
フィットネスクラブでの勤務ではありましたが、主に経験を買われスイミングインストラクターという立場でお仕事させてもらいました。
スイミングインストラクターという仕事は、特に資格は必要ありません。
社内規定に則り研修を受けてレッスンや監視員などの業務をこなします。
先輩や社員のほとんどは、何の資格も持たない人が多いです。
私自身は、スポーツ協会や水泳連盟公認の資格を取得しました。
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フィットネスクラブの場合
フィットネスクラブの勤務形態
- アルバイトスタッフ
- 正社員(契約社員)
- 契約インストラクター
フィットネスクラブの立場として以上の3パターンがあります。
アルバイトから始めた私ですが、後に正社員として採用されて勤務するようになりました。
アルバイトスタッフは、採用時の契約業務とさまざまな雑用が主な業務で、私の場合、水泳指導とそれに関係する業務にジムやフロントの雑用を手伝うといった感じでした。
正社員は、会社運営が目的の立場になるので、新人の頃は、インストラクターとして現場で接客する機会が主な業務ですが、キャリアを積み役職を貰うとインストラクターというより経営面でのスキルが要求されます。
大体、現場が好きな社員が多いのでこの切り替え時期に葛藤があり退職して契約インストラクターになったり諦めて他業種に移籍するパターンが多いです。
また、正社員は経営面でのスキルを発揮できなければ給与はあまり上昇しません。
私の場合だと現場主任レベルの役職の時と、事業部長レベルの時では、約三倍の給与の差がありました。
契約インストラクターの場合
会社と契約していても各店舗から依頼がなければ実際のところ仕事はありません。
一本レッスンしたら次の現場へ向かい移動とレッスンの繰り返しになります。
お客様の人気がないと次回の契約で依頼がない場合もあります。
人気の方だとお客様も移動についていくためどの現場でも盛況ですが、お客様同士のトラブルも結構多くて時々仲裁に入ったり仕事に直接関係のない労力が必要なようです。
あるインストラクターは、自身の誕生日にレッスンで数名?(10名以上かも…)のお客様が誕生日パーティーを始めようとして純粋にレッスンを受けにきているお客様と口論になりかなり長い間、収集がつかなかったことがありました。
個人と会社の契約なので個人的な問題であると解釈されると契約先の会社は特にサポートはしてくれません。
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個人経営のインストラクター
現在、私はこれまでの経験を活かし個人経営で子供向けスポーツ教室を営んでいます。
レッスンの内容は、スポーツ全般を対象にしています。
インストラクター兼、オーナーという立場になりますが毎回レッスンを担当しています。
昨今、コロナにより集客には常に苦戦していますが、日々成長するお子さまの姿は、やりがいもありますし元気も貰えます。
インストラクターという括りでも色々なインストラクターがあり立場も異なりますが、現場に出て接客する役割を持つ以上心身共に元気な状態をキープすることが大切だと思います。
そうした観点でも、この仕事が好きだ!楽しい!と長く続けるには必須です。
アルバイトからエリアマネージャーへ
私の経験に戻ります。
アルバイトスタッフとして約3年勤めました。
この3年間は殆どがスイミングインストラクターで、時々ジムでマシンの使い方などを始めての方にレクチャーするという内容でした。
退職後は、せっかく3年間も水泳指導について勉強したので何かしら資格にしようと思い立ち、水泳指導員の資格を取得しました。
この折り偶然、同じ講習を受けにきていた方のスカウトを受けスイミングスクールに就職しました。
入社から5年程度は、現場中心の勤務で人手不足もあり沢山のレッスンをこなしました。
その後は、大手フィットネスクラブへ移籍し店舗責任者としてインストラクターとしての業務は勤務の3分の1程度あるものの運営に必要な裏方の仕事が主な役割となりました。
店舗責任者として3年勤めたのちは、エリアマネージャーという立場も加わりインストラクターとしての業務はさらに縮小しました。
自由に自分の好きなレッスンを選んでこなしたいと思うと店舗責任者の頃が一番フィットしていたと思います。
正直苦手なレッスンもありますし、殆どのお客様は毎週いつも同じ顔ぶれですので苦手に感じるお客様もいます。
新人の頃は、そういう状況でもなかなか「嫌だ」とは言えないので我慢して担当しますが、店舗責任者だとある程度回避できたりします。
まあ、あんまり強権発動するとスタッフに嫌われると思いますが。
後に大手フィットネスクラブを退職し他社へ移籍しました。
この時、既に40代でしたが、実績もあり幾つかスカウトを受けました。
しかしこの時点でのスカウトはインストラクターとしてのスカウトというより会社運営のための人材としてとか、店舗責任者としてというものばかりでした。
インストラクターとして働き続けたいと考えていた私は、独立して個人経営に踏み切り現在に至ります。
インストラクターという仕事の醍醐味は、お客様と直接関わり、感謝や成長する姿を受けることができるところにあります。
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インストラクターはやりがいのある仕事
お子さまのレッスンにてお手紙を貰いました。
”コーチには沢山のことを教わりました。
どうすれば楽に速く泳げるかはもちろん、歴史の話や計算のこと、どっちも苦手でしたがコーチに教わってから楽しく勉強できるようになりました。”
という感謝状でした。
自分より後に水泳を始めた友人が自分より先に25mをバタフライで泳げるようになったと聞いてプライベートレッスンに申し込まれたご婦人が来られました。
三度目のレッスン(毎回45分)の最後に25mを見事完泳できました。
ご本人は涙を流しながら5年もかけて出来なかったのに、こんな簡単にできるようになるとはと感激されそのままご入会していただけました。
実は、事情を伺っていたので普段通われているスクールのレッスンの特徴をリサーチしていました。
レッスンの特徴から上達出来ない方が陥りやすい状況を予め予測して内容を絞ってレッスンしたので短時間で成果が出たということです。
結果は予測通りだったのですが涙を流して喜ばれると大変なやりがいに感じました。
決して収入がいい仕事だとは言えませんがやりがいはいっぱいあります。
インストラクターになるために必要なこと
意外に思われがちですが、コミュニケーションの苦手な人にもおすすめします。
とっつきは苦労するかもしれませんが、レッスンに必要な会話の多くは事前にシュミレーションして準備できますし訓練にもなります。
また、インストラクターは、お客様からすれば教えてくれる人というイメージがあり先生やコーチと呼ばれることもあります。
ですので、対等な立場での会話ではなくややお客様が謙って接してくれますので飲食業などの接客より難易度は低いように思います。
専門的な知識はもちろんある程度必要ですが、毎回レッスンするという意識より常連のお客様が毎回よく似た顔ぶれで参加されますので日常の会話も必要です。
ですからインストラクターには、世間の話題、ニュース、流行などの知識をある程度意識して吸収する必要があります。
良いレッスンを続けるために必要なこと
- 専門的な知識を継続して新たに入手すること
- 付属する知識を取り入れること(体について、ある程度の医学知識、専門外のスポーツのトレーニングなど)
怠るとどうしてもレッスンがマンネリしてきて、まず自分が飽きてしまいます。
専門の月刊雑誌などがどのスポーツにもあると思いますのでオススメです。
大変な一面もありますが、特別な趣味を持たなくても仕事を楽しめるので、生活を充実させてくれる人生を豊かにできる仕事だと思います。
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