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難関国家資格の一つ、税理士についてご紹介します。
税理士の資格を取得し、資格を十分に活かせる仕事に就くことで一生安泰で暮らせます。
ここでは、試験内容や勉強方法などもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
目次
税理士の資格の試験内容
税理士資格についてご紹介します。
税理士は国家資格の中でも難関と言われる資格
税理士資格を取得するために合格しなければならない科目
- 会計科目2科目
- 税法科目9科目の試験のうち3科目 の計5科目
大学院で修士論文や博士論文を執筆し、国税庁の論文審査に合格すれば、一部試験の免除を受けられます。
大学院へ進学して、試験の一部免除を計画的に行う税理士受験生もいますが、多くの受験生は長年の試験勉強に苦戦して論文免除のため大学院へ進学する受験生の方が多いようです。
税理士試験内容
会計科目
- 簿記論
- 財務諸表論の2科目
税法科目
- 所得税法
- 法人税法
- 相続税法等の税法科目9科目から3科目を選択
5科目の試験合格と2年間の実務経験によって税理士として登録することができます。
税理士の試験日程・特徴
試験
年に一回、毎年8月の初旬に全国一斉に一科目につき120分で実施されます。
合格発表は12月の中旬です。
合格基準
それぞれの科目で100点満点中60点以上で合格。
実際には競争科目だと言われていて、合格率は、どの科目も7%~18%程度を推移しています。
税理士試験の最大の特徴
公認会計士試験や司法試験とは違い全5科目いっぺんに合格しなくても良いところです。
1科目ずつの合格など、合格科目の取りだめができ、合格科目の有効期限などもないので、チャレンジする期間が長くなる受験者や年配の受験者が多くいます。
受験生時代に就職や結婚をする受験生が多くいるのも税理士試験ならではです。
独学で勉強をする受験生もいますが、実際に独学で勉強するのはかなり難しいので、税理士試験の講座を設けいている専門学校で勉強している受験生が多いです。
ほとんどの受験生が大原簿記専門学校やTACの税理士試験講座を利用しているようで、通信や通学などライフスタイルに合わせて申し込めるので、受験に専念している受験生も、就職している受験生も、専業主婦の受験生も試験勉強に取り組める環境が作りやすくなっている国家試験です。
税理士の資格を取得するための勉強法
会計科目
企業会計原則や会計基準などを暗記する程度に精査して勉強をします。
勉強時間の目安はそれぞれ一年間で300時間から450時間程度と言われています。
簿記論
基本的には計算問題ばかりで構成されています。
財務諸表論
理論問題と計算問題で構成されています。
簿記論でも財務諸表論でも、最終的には決算書を作成する事が目標になっているので、合格する頃には会計のプロフェッショナルになっている受験生が多いです。
簿記論や財務諸表論に合格していると、会計事務所への就職だけでなく、一般企業の経理での就職などもかなり有利になります。
税法科目
それぞれの税目の申告すべき納付額を算出する計算問題と理論問題で構成されています。
それぞれの法律の条文は基本的に重要部分を暗記しなければ理論問題に対応できないので、受験勉強はかなり難しいです。
税法科目の計算問題では、法律条文や施行令だけでなく、国税庁の通達などについても勉強範囲を広げていかないと細かい論点に対応できなくなってしまいます。
税法科目の中でも難関の法人税法、所得税法、相続税法の勉強時間は一年間で450時間から600時間程度、その他の税法科目の勉強時間は一年間で200時間から400時間程度はかかるので、資格取得までにはかなりの努力が必要となります。
税理士資格を取得するとどんな仕事に就ける?
会計や税務、経理のプロフェッショナルとして、
- 会計事務所や大手税理士法人
- コンサルティング
- 一般企業の企業内税理士
まで幅広く就職を期待する事ができます。
税理士登録者なら、年収600万円程度以上、一部科目合格者なら300万円程度以上で、入社時点から即戦力として期待される人材として就職していく方が多いです。
また、就職だけでなく、登録税理士になれば開業して自分の会計事務所を設けることもできるので、自分の裁量で専門家として悠々自適に働く事ができますし、会社員では稼げない程度の年収も目指せるので、取得価値のある国家試験です。
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