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コンサルティング会社に就職をし、残業が多くいつも帰りの時間が遅くなっていました。
給料面や勤務時間などの不満がある人は、もしかしたらブラック企業に勤めているかもしれませんよ…?!
私が勤務していたブラック会社での体験談をご紹介します。
コンサルティング業務について
私は、今までに土木関連のコンサルティング会社に勤めていたことがありました。
全国的にある程度名の知れたコンサルティング会社であったため、仕事の内容についても規模の大きいものが多かった会社でした。
土木関連のコンサルティング会社は、正直、どこの会社もものすごく忙しいのだと思います。
残業は当たり前
私の働いていた会社では、定時で帰れる日など年に1回か2回あるかどうかといった世界でした。
基本的には、普通に閑散期の帰社時間ですら21時か22時が当たり前です。
毎週水曜日はノー残業デーとして定められていましたが、当然帰れるわけでもなく、私たちの間では、毎週水曜日は「サービス残業デー」と言われるほど揶揄されているものでした。
コンサルティング業務の仕事内容
仕事内容
- 耐震などの詳細設計を実施
- 中長期計画の維持管理協定の策定業務委託などをメインとして実施
どれもこれも、役所関連の業務委託でした。
役所の仕事というと、お金の支払いについてはきっちりしているので決められた金額は支払ってもらえるのですが、内情としてはひどいものでした。
設計書に添付されている特記仕様書に記載されている文言の内、「等」と記載されている文字がくせ者です。
ここの一文字の中に、色々な内容が包括されているものとして認識されてしまいますので、本来の文章ではほとんど読み取れないような内容についてまで業務内容に含まれているとされて、仕事の中身に入ってしまうのです。
設計変更で増額対応してもらえれば良いのですが、役所にも予算の概念があります。
予算が追加で確保されていないことが多いので、増額に伴う協議をしたとしても、なかなか認めてもらえないことが多いのです。
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多忙を極めたブラック状態
最初は計画策定など、業務をしていて非常に面白いと感じていました。
私が計画したプランに沿って、自治体運営に大きく影響を与えるような仕事です。
ライフサイクルコストを考慮してPDCAをスパイラルアップさせることにより、より効率的な道路や河川、橋梁、トンネル、共同溝などの維持管理が長期的に行われていくのです。
また、耐震にしても非常に重要な分野です。
南海トラフ地震が近年で発生する可能性が極めて高いことから、護岸や橋梁などの耐震化は迅速に行う必要性があります。
重要な職なのにブラック会社
財政状況に応じて、潤沢な予算があるわけでありませんので、必要な場所の特定と維持管理計画に則った耐震事業は我々国民の生活を守るうえで、非常に重要な役割を担っています。
これだけ、重要な仕事をしているにも関わらず、会社は非常にブラックな状態でした。
これでは、優秀な人材が確保できないこともうなずけます。
もっと若い人間が希望を持って働けるような職場環境に改善してもらいたいと願っています。