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調理師に向いている人ってどんな人?必要なスキル・調理師体験談などを紹介

調理師に向いている人ってどんな人?必要なスキル・調理師体験談などを紹介

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料理好きな人が憧れる調理師の仕事。

調理師の仕事はどんな人に向いているのでしょうか?

調理師になるまでのことやどういった場所で働けるのかなども紹介していきます。

実際に調理師として働いていた人の体験談も掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。

 

調理師の仕事に向いているのはどんな人?

調理師の仕事に向いている人は、以下の特徴やスキルを持っていることが挙げられます。

  • 料理への情熱を持っている
  • 創造性が豊か
  • 細かい作業が得意
  • ストレス耐性を持ち合わせている
  • 協調性・柔軟性がある
  • 衛生意識が高い
  • 体力と耐久力がある

 

料理への情熱を持っている

調理師には食べ物や料理に対する深い情熱が必要です。

料理を通じて人々に喜びや満足感を提供できることを楽しむことが大切です。

創造性が豊か

料理は芸術の一形態であり、新しい料理を生み出すための創造性が求められます。

新しいアイデアや組み合わせを考え、実際にそれを料理に反映させることが大切です。

細かい作業が得意

料理は正確な計量や調理時間、調味料のバランスなど、細かい部分に注意が必要です。

細部への注意を怠らず、品質の高い料理を提供できるよう努めることが求められます。

ストレス耐性を持ち合わせている

キッチンは時に非常に忙しく、ストレスの多い環境となることがあります。

調理師は高いストレス耐性を持ち、冷静な判断ができることが必要です。

協調性・柔軟性がある

キッチンではチームワークが不可欠です。他のシェフや調理スタッフとの円滑な協力が求められます。

また、メニューや仕事の状況が急に変わることがあります。

柔軟で適応力があり、臨機応変に対応できることが大切です。

衛生意識が高い

食品の安全性や衛生規定への厳守が求められます。

食中毒などを防ぐために、衛生意識が高いことが重要です。

体力と耐久力がある

長時間立ちっぱなしや重い鍋や包丁の使用が必要なため、体力と耐久力が求められます。

 

以上の項目は、調理師として最低限必要だといえます。

長く調理師の仕事をしていきたい人は、体力面、メンタル面も鍛えていきましょう。

 

調理師になるためにはどうしたらいい?

調理師になるには以下のような流れが一般的です。

1.調理師学校や専門学校での学習

調理師になるためには、調理師学校や専門学校での調理の基本的なスキルや知識を学ぶことが重要です。

多くの国や地域で、特定の調理師の資格や認定を取得するために、認可された学校での学習が必要です。

2.実務経験の取得

学校での理論的な学習だけでなく、実際の厨房での経験も重要です。

飲食業界でのアルバイトやインターンシップを通じて、実践的な技術やプロのキッチンでの仕事に慣れることができます。

3.資格の取得

各国や地域には、調理師として働くための特定の資格や許可が必要な場合があります。

地元の規制や要件に合わせて、必要な資格や許可を取得しましょう。

4.衛生証明書の取得

食品の安全性と衛生に関するトレーニングを受け、衛生証明書を取得することが求められることがあります。

これは、調理師として働く上で重要な要素です。

5.専門的な認定の取得

一部の場合では、特定の料理スタイルや調理法に特化した専門的な認定を取得することができます。

これにより、あなたのスキルを強化し、競争力を高めることができます。

 

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調理士はどういった場所で働ける?

調理師はさまざまな場所で働くことができます。

以下は、調理師が働く可能性のあるいくつかの場所や環境の例です。

  • レストランやカフェ
  • ホテルや宿泊施設
  • 学校や大学
  • 病院や介護施設
  • イベント会場やケータリングサービス
  • クルーズ船や航空会社

レストランやカフェ

調理師は一般的にレストランやカフェで働きます。

ここでは、様々な料理を調理し、メニューのアイテムを作り出す役割を果たします。

高級レストランからファーストフード店まで、様々な飲食業態で雇用されることがあります。

ホテルや宿泊施設

大型ホテルや宿泊施設では、調理師が宿泊客向けのレストランやバンケット、ルームサービスなどで働くことがあります。

学校や大学

学校や大学の食堂やカフェテリア、学園内のイベントなどで調理師が料理を提供することがあります。

学生や教職員向けに栄養バランスのとれた食事を提供する役割もあります。

病院や介護施設

病院や介護施設では、栄養士と協力して患者や入居者に対して特別な食事を調理することがあります。

特別な食事制限や栄養の要求に応じた料理を提供します。

イベント会場やケータリングサービス

イベント会場やケータリングサービスでは、大規模なイベントやパーティーで食事を提供するために働くことがあります。

特定のイベントに合わせてメニューを調整し、数多くの人々に料理を提供します。

クルーズ船や航空会社

調理師はクルーズ船や航空会社で料理を提供することもあります。

船や飛行機の厨房での勤務が含まれます。

 

調理師は、様々な場面で活躍できる職業です。

美味しい料理を喜んで食べてもらえる、それが調理師としてやりがいを感じる時ですね。

 

 

調理師の給料事情

調理師の給料は、様々な要因によって異なります。

以下は、給料に影響を与える主な要因です。

経験とスキル

調理師の給料は、経験と技術によって大きく左右されます。

経験豊富で高度な技術を持つ調理師は、通常、高い給料を期待できます。

雇用先や業態

雇用主や働く業態によっても給料が変わります。

高級レストランや有名なホテルなどの高プロファイルな場所では、給料が高くなることがあります。

地域

地域や国によって生活費や経済状況が異なるため、同じ職種でも地域によって給料が変動します。

労働時間やシフト

労働時間やシフトパターンも給料に影響を与えます。

長時間勤務や不規則なシフトの場合、通常は残業手当が発生し、給料が増えることがあります。

学歴や資格

一部の場合、特定の調理学校や専門学校の卒業、または調理師の資格や認定を持っていると、給料にプラスの影響を与えることがあります。

需要と供給

ある地域や業界での調理師の需要と供給も給料に影響を与えます。

需要が高い場合、給料が増加する可能性があります。

 

総じて言えることは、調理師の給料は多くの要因に依存するため、一般的な給与範囲を挙げることは難しいです。

しかし、飲食業界では経験を積むことやスキルを向上させることが、給料向上の鍵となります。

 

調理師体験談

ここで、実際に調理師として働いていた方の体験談を紹介します。

⇓ ⇓

調理師として働き出した時のことです。

料理の腕とコミュニケーション能力が重要になる仕事ですが、私は一生を調理師として続けられるほどの稼ぎがなく退職してしまいました。

在職中の忙しい毎日をご紹介していますので、ぜひご参考にしていただければと思います。

 

調理師になろうと思い受けた面接

私が調理師になろうと思った理由は、もともと料理が好きだったからです。

調理師について私が経験したことをご紹介していきます。

調理師の面接内容

面接時に気を付けること

調理師といっても、ただもくもくと料理を作ればいいわけではありません。

意外にコミュニケーションのスキルが必要になりますので、明るくはきはき喋った方が好まれると思います。

 

面接で聞かれたこと

体力があるかどうか。これは必ず聞かれます。

私の場合はホテルの調理部門の採用で、一般店と比べると休日も毎週二日としっかりしていたのですが、やはり体力がないと続きません。

学生時代にスポーツの部活などをやっているとアピールできます。

他の職種ではあまり聞かれない珍しい質問は、料理に対する情熱やお気に入りの店や好きな料理などです。

この職種は料理が好きでないとやっていけないので。

 

どれだけ情熱を持っているかを相手にぶつけられるかが重要ですね。

 

勤務先の調理場の見学は大切

調理場は、床や冷蔵庫まわりを見ると店によってかなり違います。

きちんとした調理場は時間が空く度に掃除をしているので、何も落ちていません。

だらしないところ、掃除する間もないほど忙しい所は、冷蔵庫やガス台まわりがかなり汚いです。

そういう店は人が少なく余裕が無いことが多かったです。

飲食は一般の会社と違い、お客さんとして食べに行けるので、働く前に見にいくことができ比較的雰囲気をつかみやすいと思います。

 

調理師の研修

ホテルだと調理とは関係のないマナーの研修もあります。

一般店だと研修自体がないところがほとんどで、まずは先輩について盛り付けや簡単な仕込みを手伝いながら教えてもらいます。

 

調理師の仕事内容

ホテルの場合、朝食があるかないかでかなり違います。

メインダイニングや一階にあるカフェなどは朝食をやっているホテルが多く、私の所も朝7時からバイキング形式で行っていました。

7時から食事を提供しようとなると、かなり朝早くからの出勤になります。

 

ホテル調理師の一日の流れ

  • 早朝勤務の人は5時頃から準備を始める
  • 7時にサービスの人に補充分の料理をひたすら出す
  • 朝食が落ち着けばランチの仕込みをしていく
  • 予約表を見ながら、皿に盛れる分は盛っていく

 

調理師は仕込み・予約・新規で大忙し

前菜はある程度の仕込みが出来るので、和えたり味を調えたりして盛るだけですが、一気に10人分、15人分が平気で来るので、手早くしないと次がつかえてしまいます。

ランチが終われば急いで自分のお昼を食べてディナーの仕込みです。

ディナーは割と予約のお客様が多いので、ランチよりは落ち着きます。

 

が、油断していると新規がわっと入ってきて忙しくなります。

終わるのがだいたい22時位で、次の日朝食勤務の人はそのまま0時をまわるまで準備をします。

 

調理師の給料面

私が勤務していたところは、12~21万位でした。

かなり低いですが、まかないなどがあるので食費は浮きます

とにかくお金を稼ぎたい人には向かないです。

残業代は出ない所が多いと思います。残業ありきの職業なので。

資格などもあまり優遇されません。

 

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調理師として勤務して感じたこと

大変なこと

忙しい時は本当に忙しいです。体力勝負ですね。

身につくこと

料理の技術と知識。

これは日々自分でも勉強していくべきですし、しなければついていけません。

勤務時間・残業時間

店や営業形態によって違いますが、夜は遅いのが普通です。

ラストオーダーが21時とかだと普通に0時は越えます。

一番嬉しい時・嫌な時

作った料理をおいしいと言ってもらえる時が一番嬉しいです。

嫌な時は、朝食勤務で朝早く起きないといけない時。なかなか疲れがとれません。

 

調理師の仕事を辞めた理由

就業時間の長さと給与の低さが理由で辞めました。

本当に料理が好きで、この道で一生食べていく、という人にふさわしい仕事だと思います。

 

調理師の仕事に関するまとめ

調理師の仕事は、料理の腕はもちろんのこと、体力・精神力も必要とする職業です。

忙しい時にいかに効率よく作業が進められるか、他のスタッフに冷静に指示ができるか、なども重要なことです。

日頃から体力をつけ、痛めがちな腕・肩・腰・足なども毎日ケアしていきましょう。

料理も年々進化していますので、日々の勉強も大切です。

 

 

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