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歯科医院に転職|入社1週間で辞めた私が体験したこと

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ここでは、歯科医院の事務の仕事に転職した体験談を掲載しています。

体験談を紹介する前に、歯科医院での事務の仕事内容についても紹介していきます。

歯科医院で働いてみたい方は参考にしてみてください。

 

歯科医院の事務の仕事内容

歯科医院の事務の仕事内容は、医療施設の円滑な運営を支える重要な役割を果たします。

一般的な歯科医院の事務の仕事内容についてを紹介していきます。

予約管理

患者さんの予約を受け付け、スケジュールを管理します。

電話での予約、オンラインからの予約、直接来院時に予約など、予約方法も様々なので、それぞれの予約の流れを把握することが重要です。

そして患者さんの希望日時や治療内容を確認し、適切な時間枠を割り当てます。

また、患者さんの予約情報を専用の予約システムに、患者の氏名、連絡先、予約日時、担当医師、治療内容などの詳細を正確に記録・入力していきます。

予約が完了したら患者さんに予約方法に沿って通知をします。

 

受付業務

患者さんの受付や来院時の案内、保険カードや診療券の確認などを行います。

また、初めての患者さんには新規登録を行うこともあります。

患者情報の管理

患者さんの基本情報や診療履歴、支払い情報などをデータベースに入力し、管理します。

患者のプライバシーに関する法律や規制に準拠して情報を扱います。

支払い処理

治療費や保険の請求、支払いの管理を行います。

保険会社とのやり取りや請求書の作成、支払いの管理を行います。

診療補助

歯科医師や歯科衛生士の補助として、患者さんの受け付けや診察室の準備、器具の消毒などを行うこともあります。

電話対応

患者さんや他の医療機関、保険会社などからの電話を受け付け、問い合わせに対応します。

総務業務

文書管理や郵便物の処理、オフィス用品の管理、医療機器や施設のメンテナンスの手配など、歯科医院全体の総務業務も行います。

 

 

私は20代前半の時、新卒で入社したところを離れ転職活動を行いました。

そこの職場での勤務は、1週間働くのもしんどく勤務期間中はうまく寝ることもできず、食欲もなくなり、退職後約2年は病院へ通院しました。

心の傷は今でも癒えてないかもしれません。

転職を考えている方はぜひご参考にしてみて下さい。

転職前に働いていところもブラック企業

まずブラック企業で働く前のことを書きます。

新卒で入社した会社は、24時間稼働する工場で、私は夜勤や日勤目まぐるしいシフト体制についていけず、身体を壊し退社しました。

親や友人も、新卒で入社した会社のことをブラック企業と言います。

しかし、同期で今も頑張って働いている子もいるので、私の精神的な弱さ、体力不足だったのだと思っています。

第一に、残業代もちゃんと出ましたし、働いた分評価もしていただいたので、私はこの時の会社は私を成長させてくれた場所だと思っています。

 

 

前職を退職し、その中働かないと生きていけない状態だったので、とりあえずハローワークにて仕事を探しました。

私が住んでいた地域はその当時就職難で、いい条件の働き場所、名の知れている企業など全く求人はありませんでした。

 

そんな時、家からもわりかし近く、有名な施設に入っている自由診療の歯医者の事務の求人を発見しました。

その歯医者には入社するまでは行ったことはありませんでした。

 

入社の決め手は、第一に事務経験不必要、資格不要、一般的な事務、残業なし、完全週休二日制な部分に惹かれました。

病院の事務などクリーンな現場なのだろうと、素人的な考えがあり入社を希望しました。

 

 

入社後に分かったこと

選考内容は、書類選考などは一切なく面接で合否のようなものでした。

入社を希望する方は多く10人は受けられている最中なことは聞きました。

その中1人事務員を巡って選考がありました。

 

私はおそらく年齢が若かったという理由だけで面接時に即合否をいただき無事内定しました。

入社できることができすぐに、少しずつその会社(歯医者)の裏側がわかってきました。

 

入社しすぐ気づいたことがあります。

それは、私が働きだす前の短期間に、7人もの事務員さんが退職していることです。

それを聞いたときはびっくりしました。

 

どのような人が働き、どのような理由で辞めたのかは全くわかりませんが、その時はどれだけ仕事が出来なかったのだろうか?メンタルがすごく弱かったのだろうか?と思っていました。

今思えば失礼なことを考えていたのだと思います。

次に会社を辞める1人に自分がなるとは、、、。

その時は、思ってもいませんでした。

 

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新人を雑に扱う勤務体制

働き始めて2日目までは医院長、歯科衛生士さんなどとてもやさしく接してくれました。

しかし今思えば、会社の概要や、ルール、システムの使い方何一つ教えていただいてないような。

勝手にシステムをいじり1日で覚えました。

それもおかしいと思います。普通は。

 

でもそれは私が、大学時代情報学部だったのである程度パソコンをいじればできたことであって、パソコンに無知識や社会人経験が浅いと業務として何も務まらないと思います。

無資格で歯医者の事務一般、電話対応、売り上げ管理を任せる時点ですごく雑な企業だと思いました。

 

2日目以降指導が雑に、2日目にして初めての医療関係のお仕事なのにできて当たり前なのだという言い方をされました。

私以外の職員は10年以上その歯医者に勤務していて、新人(素人)だったときの気持ちを何一つわからないうえ、新人を育てることをまるで放棄しているようでした。

後から思えば、新人を必要としていなかったのではなかろうか、職員は足りていたのではないかと思ったりしました。

ただ新人の若い社員の、自分の言うことを聞いてくれるパシリ的な人が欲しかっただけではなかろうかと思います。

 

マニュアル化された上下関係

個人病院の歯医者は、医院長の言うことは絶対、医院長の顔色を伺うのが仕事なようなものでした。

それも入社してわかりました。

歯医者全体の掃除、医院長の食事関係、歯科衛生士さんの食事準備。

 

ハローワークの求人内容には「事務」と仕事内容に記入されていましたが、それプラス、皆様のパシリ的なことも仕事内容でした。

医院長の次にえらいのが、歯科衛生士さんでした。

何をするにも歯科衛生士さんが優先、お昼の準備など掃除などいろいろと雑用は事務の私でした。

私は、まるで女王さまの世話係のようでした。

 

当たり前のように残業は毎日終電ぎりぎりまで働きサービス残業

入社して数日しかたたない私に、ここまでやらせるのか?勤務して数日しか働いてない私だけれども、私が辞めないとでも思っているのかと疑問に思いました。

 

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不満に思うことを申告するのはとても勇気がいること

給料に関してですが、そこまで時給は高くありません。

そして、退職金もなく、ボーナスもない求人内容でした。

そのような、求人内容でも病院、歯医者で働く憧れ、通勤しやすい場所ということで入社しました。

 

私が、この企業はブラック企業だと感じたのは、ハローワークの求人票での仕事内容、面接時に確認した仕事内容・勤務時間まるで異なることでした。

そのことを6日目に勤務先へ伝えたのですが、すごく勇気がいりました。

辞めるといつ言い出すかも怖かったです。

一週間で辞めたいと言い出すのは本当に惨めでした。

でもその時の勇気、今ならその時の勇気を讃えてあげたいです。

 

退職の意向を伝えた時に言われたこと

退職して、ちゃんと働いた分の給料はもらえるのか?辞めても就職先はみつかるのか?不安だらけでした。

辞めたいことをお伝えし、理由、仕事内容が最初と言っていることが異なることを伝えると、「証拠がない、ちゃんと書面がないと。」と言われました。

面接をボイスレコーダーで録音しておけばよかったのにとまで言われました。

 

そこまでして、就職の面接に及ぶ人がいるのでしょうか?普通の企業でそのような録音したら法にも引っ掛かりそうにも思いますが、彼らの主張はそのようなものでした。

そこは私の未熟さと、そこまで証拠どりのようなものをして仕事をしないといけないのだと20歳前半の私にはわかりませんでした。

ちゃんと、契約を交わすときはやはり書面を作り直してもらうことなどして証拠として保管する必要があると思いました。

 

私は後悔と惨めさを感じましたが、それに伴い、将来ずっとここで働いていく自信もなくなりました。

身体を壊してまで、この歯医者で働いていくメリットも感じなかったので7日目にして働いていくことを辞退しました。

この決断は間違っていなかったと今も思っています。

 

あくまで私が働いたこの歯医者がブラック企業なだけで、他の歯医者もおかしいとは思わないでください。

そして数年前のことなので、以前働いていた歯医者も経営方針を変えているかもしれませんし、潰れているかもしれません。

 

その後は、就職にも恵まれまともな生活を送れています。

この記事を書くにあたり、久しぶりに過去に働いていたブラック企業について思い出されました。

私みたいに苦しむ人、ブラック企業に巡り合わないように、ブラック企業とわかったら辞める自信や勇気を持っていただければなと思います。

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