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設備業の仕事はきつい?点検・工事・管理を行う仕事内容を紹介

工場勤務のお仕事体験談です。

設備関係のお仕事ですが、機械に詳しい方・機械いじりが好きな方やアクティブな仕事をしたい方にはおすすめです。

専門的な知識も自然と身につき、自分のスキルアップにもなる仕事なので、ぜひご参考にしてみてください。

設備業の仕事

製鉄工場の製造設備の整備業務についてご紹介します。

主に設備の点検・工事計画及び発注・施工時の安全管理等を行います。

 

点検の設備

点検では設備の状態を目視や触診といった五感、圧力や温度といった定常的な数値での確認により、日々設備が正常な状態であるかを確認します。

 

工事計画・発注

工事計画・発注では点検により見付けた異常を元に予算や工期といった制約と相談しながら工事予定を作成、施工会社へ発注します。

 

施工時の安全管理等

発注後は施工方法の確認や必要部品の発注等を行い、施工時の安全管理を行います。
またその他にも設備自体の改良・改善業務、予備品等の管理が主な業務になります。

 

専門的な仕事内容ですが、この業界にいるとできて当たり前の仕事です。

 

設備業に適した人材は?

おすすめな人材

機械をいじるのが好き、重機やクレーン等、規模の大きい機械的なものが好きな方

限られた範囲ではありますが個人では絶対に扱えないような大きな予算を使用し大規模な工事を行う事ができます。

また設備に関しても日常の中では決して見ることがないようなものも多く、様々な機械を目の当たりにする事が可能です。

現場仕事ですから体を動かすのが好き、デスクワークは苦手だという方にもおすすめですね。

 

アクティブなことが好き、じっとしていられない、新しいことにチャレンジしたい、そんな方にぴったりの職業です。

 

専門的な技術は仕事を始めてから覚えれば良いのです。同職場には経験がない方、全く違う職種に就いておられた方も多く見られます。

大事なのは好奇心。

何事も気になるから始まります。

 

 

設備の仕事で大変だと思うこと

設備を健全に稼働させることが目的ですから、トラブル等が発生した場合は正常に戻るまでは現場を離れる事が出来ません。

四六時中張り付きというわけではないですが…。

 

当然機械が大きいですから修理に長時間を要すものや、何故トラブルが発生したか判らず時間だけが過ぎていくような問題に直面する事もあります。

しかし毎日点検・管理し、メンテナンスしている設備なので次第に愛着も湧いてきます。

 

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また、専門知識が必要な仕事であり、最初の内は覚える事も多くきっと大変かと思います。一人前の整備屋になるには十分な時間も要します。

仕事をしていくにあたり設備に愛着が湧いてしまったら最後、この仕事を辞めようとは思えない事でしょう。

 

設備業の仕事に就いて良かったと思う点

この仕事をしていて良かったと思うことは、日常生活ではお目にできない設備の数々、昔の人が考えたとは思えない技巧的な設備等々、機械が好きな人には垂涎ものの機械が多くある事です。

新しい機械に出逢う度に仕組みや原理が気になって仕方がありません。

機械オタクにはたまらない仕事だと思われます。

 

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また近年テクノロジーの進化により、驚くような技術にも出逢えます。時代はここまで進化したかと感心する事ばかりです。

限られた予算の中で如何にやりくりするかに苦心し、今まで誰も解決できずに抱えていた問題を自らの画期的なアイディアで改善した時の喜びは何にも代えられない物があります。

 

この仕事に就いて良かったと思えることがあるということが、今後長く続けていける秘訣ですね。

 

人との繋がりが人を成長させる

また仕事を通じて色々な方との交流を持てます。この仕事に限らずですが…。

一人では決してできない仕事のため、困った事があると助けてくれる方もおり、人と人の繋がりが大事だと実感する事が多いです。

そういった方と仕事終わりに飲むお酒の美味しいこと。ぜひ一度味わってみてはいかがでしょう。

 

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設備業の仕事に就職する際に資格は必要?

基本的にどこの工場でも限定的な条件はないように思います。

先述しましたが専門的な知識や資格は仕事を始めてから覚えればよいのです。

 

強いていえばコミュニケーション能力に自信がある人や明るくはきはきした人が好まれるかと思います。

そうでないと感じる人も一向に問題はありません。

人がいなくて困ることより人がいて助かることの方が多いですから。

 

入社前の見学は役立ちます

少しでも興味あれば一度自分で調べてみるのもいいかもしれません。

運良く付近に工場等がある方は一度見学に行ってみるのも良いでしょう。

そこで目にした光景に少しでも心動かされた方はこの仕事を楽しくやっていけることかと思います。

 

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