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グループホームでの介護の仕事
半年間正社員としてグループホームで介護の仕事をしていました。
介護の仕事をしようと思ったきっかけは、親が将来介護が必要になった時に知識程度として覚えておく必要があるのかなという理由で応募しました。
資格は持っておらず、資格取得制度もありましたが半年働く程度だったので取得はしませんでした。
面接で聞かれたこと
面接の際に気を付けるポイントとして、まず介護という仕事は大変だということを心得ていること、やはりストレスもたまりやすく虐待事件も後を絶ちません。
何かあったら上司に相談することはできるのかということを面接で聞かれました。
今回は資格不問ということでしたが基本的には資格は必要なので持っていたほうがいいです。
ただ人手不足ということもあり、介護業界は資格を取りながら実際に働ける制度を設けているところもあります。
やはり情熱をもって面接に挑むことが大切です。
おじいさんおばあさんが好き、世話をしてみたい、など誠意をもって話しましょう。
もし見学に行く場合に気を付けるポイントしては、利用者が穏やかかどうかを見る必要がありますね。
良いグループホームこそ利用者が穏やかなのです。
グループホームでの一日の流れ
グループホーム勤務の一日の流れを紹介します。
6時頃、早番が出勤
利用者の起床介助・朝食提供・掃除洗濯などを行う
9時頃、日勤が出勤
朝の引継ぎミーティング開始
夜勤で起こったことの情報の共有
掃除・入浴介助など昼食が始まるまでにできることをやる
昼食
13時頃遅番が出勤
利用者様との交流、夕食作り
早番が16時退社、日勤が18時退社
職員1人または2人で夕食介助や就寝介助
22時頃、利用者さん就寝中に夜勤が出勤(夜勤者に遅番が引継ぎ作業)
主に2時間毎の見回りや掃除、記録の印刷
この流れの繰り返しで、そして早番に引継ぎというループです。
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グループホームでの勤務で身につくこと
介護する能力が言葉の通り身に付きますので将来両親の介護に役立ちます。
正直に言います。
大変です。
認知症患者の方が多いので、言うことを聞かないのは日常茶飯事ですし、男性の方を車いすに移乗させるのもかなりの力が要ります。
介護の中でも認知症患者さんが相手の仕事は、覚悟をもって取り組む姿勢が大切です。
最悪対処を間違えると腰を悪くしてしまうのでそこも注意が必要です。 とにかく力が要ります。
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介護の仕事をしていて嬉しいこと
掃除に関しては特に家事の延長ということで問題はありません。
精神的にくる仕事ではありますが嫌なことばかりでは決してありません。
利用者の方からお花をもらったり、ありがとうと毎日のように言ってくださったり、時には楽しいおしゃべりもできるようになったことがあるときも嬉しいです。
家族の方からも頑張っているねと言われたときには天にも昇るような気持ちで喜びました。 そこで認められたということですから。
グループホーム勤務の待遇
お金の問題ですが、大体正社員の方は20~27万くらいですかね。
夜勤手当や幹部手当もついて大体30万以上の方もいて、グループホームにしては労働と報酬が比例しているなと思いました。
雇用保険や労災も加入しており待遇はよかった気がします。
ただ初任給では資格を持っているかによりますが持っていない僕は18万くらいでした。 資格がやはりものを言いますね。
休日はシフト制
ただ休暇はシフトですが取れない場合が多いです。
人の入れ替わりが激しいので急に人が辞めてしまったりということも少なくはないんです。
介護の仕事は大変なだけあって辞める人も多いです。その際の人員不足のフォローに入ったりしていると休みも減ってしまいます。
辞めた理由としては、大変だからという人が多いですが、僕の場合は半年こういう業界で経験してみたいということがありましたので円満な辞め方でした。
残らないかと言われましたがもう充分です。若いうちからいろいろ経験したかったですし。
とてもためになった職業でした。参考になれば幸いです。