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スーパーでの衣料品販売|面接から入社まで・研修・仕事内容を紹介

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スーパーでの衣料品販売の仕事

販売員にはいろいろな種類がありますが、私が経験したのは衣料品を扱う店舗での仕事です。

いわゆるスーパーで、全国に展開しているため転勤もありました。

パートの方々と協力しながら働く環境でした。

 

新卒の頃、一般的な事務職にはあまり興味がなく、人とたくさん関わることができる仕事を選びたいと思っていました。

接客販売の仕事なら、常に多くの人と出会えるので魅力的でした。

 

自分に合った仕事を見つけることが仕事探しの第一歩です。求職中の方は自分がどう言った仕事に就きたいのかを考えてみましょう。

 

お休みが多い仕事が良かったので、年間120日のお休みにプラス20日の有給がつくというのも良いと思いました。

 

 

スーパーの面接から入社まで

 

面接では最初に接客経験について尋ねられました。

アルバイトの経験はなかったのですが、経験がなくても不利になることはありませんでした。

 

むしろ、面接中の態度や声の出し方が重視されていたように感じました。

しっかりと話を聞いて返事をすることや、はっきりと「はい」と答えることが求められていたと思います。

 

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その後、グループでロールプレイを行う場面がありましたが、振り返ってみると、それも役割分担や提案を通じて、組織内での自分の動き方が観察されていたように感じます。

一対一の面談だけでなく、面接中は常に適切な人材かどうかを見られていると思った方が良いでしょう。

 

ロールプレイングでの自分の行動をチェックされている時は油断大敵です。

 

勤務先の見学は大事

 

実際の店舗を訪れて見学することを強くおすすめします。

そこがあなたの職場になるからこそ、どのような業務が行われているのか、普段の雰囲気を直接感じることができるのは大きな利点です。

 

スタッフ同士の会話の様子や雰囲気を観察してみてください。

同じ職場の人たちが言葉遣いに気を使っているか、乱れているかで、その職場の質がわかるかもしれません。

丁寧にコミュニケーションをとっている様子や、メモを取っている姿が見られれば、仕事もきちんと行われていると言えるでしょう。

 

丁寧な仕事をする職場は、なんの問題もなく自分もきちんとした仕事をすることができるでしょう。

 

売り場以外の資材置き場や作業場を見てみると良いでしょう。

もしそこが清潔で整理整頓されていて、書類の置き場がしっかりと決まっているなら、効率的に作業ができる環境だと言えます。

 

研修内容

  • 販売用語の練習
  • お辞儀の練習
  • ロールプレイング
  • 就業規則の学習
  • 社歌を暗記
  • 朝のランニング

 

衣料品売り場での仕事内容

販売員としてのキャリアは合計で16年になります。

転勤や昇進があったため、同じポジションに長く留まることはありませんでした。

朝から深夜まで営業しているお店なので、出勤時間はそれぞれ異なります。

 

仕事内容

  • 出勤後、その日の連絡
  • 引継ぎの書いてあるノートを読んで捺印
  • 自分の担当宛ての書類が無いかチェック
  • 当日のワークスケジュールを確認してから売り場へ
  • 曜日によっては補充発注、売価訂正
  • パート 、部下の社員勤務計画作成
  • 提出書類関係
  • 人事評価  など

 

接客がメインのように見えますが、実際には品出しやディスプレイ作りの作業もたくさんあり、のんびりしている時間はほとんどありません。

棚卸や在庫管理、売上の利益を確保することも社員の大切な仕事なので、常に数字を意識する必要があります。

 

スーパーの仕事をしていると、数字管理・在庫管理・売上管理などは必ず付き物です。数字意識の習慣を身につけると自然と自分がすべきことが見えてきます。

 

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一年中とにかく忙しいですが、暇な時間が苦手なので全く問題ありませんでした。

言葉遣いや美しいお辞儀の仕方を学ぶことができましたし、何よりも計画性が身につきました。

 

まず、どの時期に労働時間を集中させるか、メンバーの休暇をどう割り振るかは責任者が決めます。

このイベントまでの残りの週数を考慮し、作業のタイミングや必要な資材、人手の量を見積もって確保する必要があります。

計画がすべての鍵です。

 

スーパーの勤務形態

勤務形態

休日日数:月に約8~12日(有給は年度当初に計画してほぼ消化できる)
勤務時間:1日4時間~10時間(雇用形態による)

 

全体的な調整は必要ですが、かなり自由に動けました。

新しい店舗を開く際には、膨大な時間の残業が求められます。

総務からは必ず全てを計上するように指示されていたため、手当も驚くほどの金額をいただきました。

通常の店舗勤務でも、残業は1分単位でしっかりと計上されます。

 

計画性がなくてダラダラと発生する残業については注意が必要ですが、それでも計上されないことはありませんでした。

初任給は当時としては高めの手取り約13万円でした。

これは学歴によって少し変わることもありました。

 

決して多い額ではありませんが、資格や学歴などで変動していきます。

 

社員は販売士の資格を取得し、その後に試験を受けなければ昇進することはできません。

主任や主事などの資格が変わることで、給与の等級も変わります。

 

試験を受けずに何年働いても昇進できない仕組みでした。

手当には残業手当や出張手当、地方手当、寮費などがありました。

ただし、出張手当はあまり高くなかったと思います。

旅費や宿泊費は支給されましたが、手当では食事をするとすぐになくなってしまうくらいでした。

 

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この仕事をしていてつらかったこと

 

お客様からのクレームは本当に心苦しいものです。

たとえこちらに問題がなくても、お客様には謝罪しなければなりません。

部下がいる場合は、そのサポートも重要ですね。

 

楽しかったこと

季節ごとのイベントは本当に楽しいですね。

お客様に楽しんでいただくことはもちろん、私たち自身もその雰囲気を楽しむことができます。

人気商品が入荷した際に、お客様が購入された商品を喜んで教えに来てくださった時は、とても嬉しかったです。

 

思い切って退職

新しい店舗の立ち上げを提案されましたが、遠方だったためお断りし、退職することにしました。

残る選択肢もありましたが、せっかく期待してもらったのに申し訳ない気持ちと、さらに厳しい新店舗での勤務に対する不安があったからです。

接客は忙しくて気を使いますが、毎日が変化に富んでいてとても楽しい仕事です。

商品について詳しくなれるので、日常生活にも役立っています。

転勤が多い職場だったため、今でも多くの知り合いがいて会うことができるのが嬉しいです。

 

 

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