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目次
フォークリフト技能講習とは
これまでに多くの資格を取得してきましたが、その中でも特に長い間活用している資格についてお話しします。
それはフォークリフト技能講習です。
倉庫で重い物を運んだり、運送会社のプラットフォームでの積み込みや荷下ろしに使われるおなじみの機械ですが、これを操作するためには資格が必要です。
この資格は、自動車学校で講習や試験を行っているところもありますが、重機メーカーが独自に設けた講習所で実施しているケースも多いです。
例えば、トヨタL&Fやコベルコ、日立などがあります。私は北海道コマツでこの資格を取得しました。
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フォークリフト技能講習の資格の受講詳細
受講費や受講日数についてですが、これは取得した資格や作業経験によって異なります。
重機メーカーの名前と「フォークリフト技能講習」を検索すると、詳しい情報が得られますが、自動車免許を持っているとやはり有利です。
講習所のウェブサイトに記載されている受講条件を満たしていれば、だいたい2万円台で受講でき、講習時間は10時間程度ですが、これから始める方は約6万円で30時間以上の講習が必要です。
日数に換算すると、4~5日ほどかかるでしょう。
しかし、これを手に入れれば6万円なんて安いものだと言えます。
自動車免許ほど難しくはありません。
正直に言うと、簡単です。
私の場合、初日は座学での知識テストがあり、その後は技能講習だったと思います。
長い間学校から離れていたおじさんたちでも問題なかったので、若者なら全く心配いりません。
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フォークリフト技能講習の資格が活かせる仕事は?
この資格を活かせる職場は、やはり倉庫や運送業などの物流関連になるでしょう。
学生やフリーターが倉庫でアルバイトをすることは一般的ですが、フォークリフトを運転できるかどうかで職場での役割が大きく変わると思います。
操縦ができない場合、ただの肉体労働を繰り返すだけの単純な労働者になります。
操縦ができると、その作業において欠かせない存在となり、肉体的にも少し楽になります。
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例えば、アルバイトの作業員が数人集まって荷物の積み替え作業を行うとします。
その荷物は重いため、ハンドリフトでは運ぶのが難しく、時間もかかります。
もし運搬できるのがフォークリフトだけであれば、技能講習修了証を持っている人が優先的に運転することになります。
他の人が体力を使っている間に、スムーズに荷物を運ぶことができるようになるのです。
フォークリフトの種類
そしてこのフォークリフトはいくつかの種類があります。
フォークリフトの種類
- 立ち乗りのリーチ型(主に屋内で使用)
- 座り乗りで自動車のようにハンドル操作するカウンターバランス型(主に屋外で使用)
屋外での作業は、扱う物が大きくなり、運ぶ距離も長くなることが多いです。
そのため、しっかりとした会社であればリフト手当てが支給されることが一般的です(しっかりした会社であれば、ですが)。
リフト手当てを受け取りながら作業経験を積み、操縦技術を身につけたのであれば、講習にかかった6万円も十分に回収できるでしょう。
一度体で覚えた技術は、簡単には忘れないものです。
この経験は転職の際にも大きなアドバンテージとなるでしょう。
物流だけでなく、工場でも原料の搬出・搬入が行われるため、操縦できることをアピールするのは大きな強みになるはずです。
フォークリフト技能講習の資格取得時の注意事項
補足として、注意点をお伝えしますね。
求人広告に「フォークリフト経験者」とだけ書かれている場合は、少し注意が必要です。
この表記だけでは、リーチ型なのかカウンターバランス型なのかが分からないからです。
これらのフォークリフトは、見た目や操作方法が全く異なります。
さらに、カウンターバランス型の中には、マニュアル車のようにクラッチ操作が必要なものもあります。
面接の前に確認しておくと良いでしょう。
もし相手が答えない場合、その会社はあまり良くないかもしれません。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しいです。