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ドラッグストアなどで働くことができる登録販売者の資格をご紹介します。
あまり聞き慣れない資格ですが、この資格を持っていると医薬品の販売ができます。
薬剤師と同じように重要な資格です。取得を考えている方はぜひご参考にしてみてください。
目次
登録販売者の資格とは?
資格があれば学歴がなくても就職できる、とはいいますが高卒でも取れる資格というのは限られてきます。
高卒で取れる資格で有名なものといえば行政書士とか公認会計士等だと思いますが、どれも難易度が高い上に相当の勉強量が必要だと思います。
その中で比較的安易に取れて就職に役立つのは登録販売者の資格だと思います。
登録販売者とは
ドラッグストア等で一般医薬品(第一類医薬品を除く)を販売する資格のある人。
平成27年度から学歴・年齢関係なく誰でも受験が可能。
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登録販売者の試験内容・難易度
試験回数:一年に一度各都道府県で開催
試験内容:医薬品の基本的な知識とその副作用、薬事関係法規等
試験形態:全て筆記試験
出題形式:「真偽式問題」「組合せ問題」「穴埋め問題」
- 真偽式問題・・・正誤を判断する
- 組合せ問題・・・正しい組み合わせを問う
- 穴埋め問題・・・空欄の文字を選ぶ
どれも数ある選択肢から正しいものを選べばいいので単語を丸ごと暗記する必要はありません。
合格基準:総出題数120問に対し7割以上の正答率で合格
難 易 度:独学でもみっちり勉強すれば誰でも合格できるのでそれほど高くはない
申し込み方法・受験料:各都道府県によって異なる(※HP等で要確認)
薬剤師不足で需要が高まる
今ドラッグストアでは薬剤師不足だと言われています。
その為薬剤師に代わり医薬品を販売できる登録販売者の需要が高まっています。
この資格を取得すれば就職するのにかなり有利になると思います。
登録販売者のデメリットな部分
ドラッグストアだけでなくスーパーやコンビニエンスストア、家電量販店など医薬品を販売する店も増えているので随時求人があります。
既に働いてる人が取得すれば給与とは別に資格手当が貰えます。
そして登録販売者として独立開業することもできます。
ただし一点、この資格を取得する際に注意すべきことがあります。
ここに注意
実際にドラッグストアで二年間働いた経験がないと正式に「登録販売者にはなれない」ということ
資格を取得した後で初めて働く際は「研修中」という名札を貼って二年間ほど仕事に従事する必要があります。
そして受験料が15000円前後かかるので一回落ちてしまうとお金が勿体無いです。
なので今後ドラッグストアで働く予定のない方は受験を考えたほうがいいかもしれません。
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登録販売者の資格を取得するための勉強法
私も今この資格を取得するために勉強していますが、やはりマイナーな資格なので本屋で探しても中々テキストが見つかりません。
そしてやっと見つけたテキストを読んでも初めて目にする専門用語にパニックになって中々頭に入ってきません。
おすすめ参考書
成美堂出版「登録販売者重要項目500」
これは試験でよく出題される重要な単語がその下にある解説と共にピンポイントに短くまとめられていて暗記するのにとても向いています。
赤シートもついているので試験前に確認したいときには大変役に立ちます。
ネットでの勉強も利用
それでも覚えられない、わからないという方はネットで勉強するのも一つの手だと思います。
「登録販売者 過去問」で検索すると過去問をまとめたサイトが沢山出てきます。
都道府県と年度を選択すればその年に実際に出題された問題を解くことできます。
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youtubeでも「登録販売者」と検索すれば次々と解説動画がヒットします。
無料なので何回でも復習できるのがこの勉強法のメリットだと思います。
薬の名前や副作用を覚えるのは大変ですが、よくよく考えればそんなに難しい問題ではないのでやはり繰り返し勉強することが大切です。
今就職で悩んでおられる方、フリーターで生活が安定していない方にとって一発逆転が狙える資格なので、ぜひチャレンジしてみて下さい。