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医療事務は転職にも有利で、女性には特に人気な資格です。
その中で調剤薬局事務は、薬局などで働く際に必要になってきます。
試験内容や勉強法などもご紹介していますので、資格取得を目指している方はぜひご参考にしてみてください。
目次
調剤薬局事務の資格とは
最近は高齢者が増えてきて、病院にかかる人が増えてきていますよね。
それとともに需要が増えている仕事で思いつくのは医療事務。
でも、医療機関を受診する人が増えているということは、薬をもらう人もいます。
つまり、調剤薬局事務も需要が増えているんです。
調剤薬局事務という仕事は、簡単にいうと、薬剤師がいて処方箋で薬剤を調剤する薬局で、医療点数をまとめて請求・処理することです。
調剤薬局事務の試験内容
この資格を取得するには、試験を受ける必要があります。
問題:主にマルバツ問題、レセプト作成
試験日:現在2ヶ月に1回、奇数月に実施
難易度:そこまで高くはなく、試験にはテキストを持ち込み可能
比較的取りやすい資格と言えるでしょう。
○×問題はひっかけが多い
よく読まないと引っかかるようなちょっとしたひっかけ問題が多いので、冷静にテキストを見直し、情報を整理しておく必要があります。
サービス問題のようで点を落としやすいのが難題です。
レセプト作成は計算が重要
計算問題も出てきます。
使う薬剤が何グラムなのかということを、処方箋と薬価基準によって計算をし、薬剤の規格と使用量を出します。
具体的な計算としては、%表示がされていることが多いので、1%が0.01というように換算できればできるような簡単な計算です。
ただ、処方箋の表示には独特なやり方があり、錠剤やカプセル、粉薬などによって表示記号が違います。
そのため、表示記号については暗記する必要があります。
試験では表示されている薬品について錠剤やカプセルなどの表記はなく、表示記号で示してあるので、自分で薬の剤状を理解し、レセプトに筆記します。
前述したようにいずれも、テキストを見ながらできますが、計算のスピードを考えるとテキストをのんびり見ながらできるような時間はないので、ある程度計算のノウハウは頭に入れておいた方がいいでしょう。
調剤薬局事務に合格するための勉強方法
勉強方法としては、専用のテキストで勉強するのが近道だと思います。
テキストは本屋に行けば何冊か種類も豊富に置いてあることが多いです。
ただ、調剤報酬点数は改定されることがあるので、テキストを購入する際には最新のものを購入することを気をつけた方がいいです。
試験に勉強したテキストを持ち込むことができるので、最新のものでないと、点数が違ったりすることがあり混乱してしまう恐れがあります。
調剤報酬点数が1点違うだけでも、レセプト作成の際、全く違うことになるので注意が必要です。
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テキスト選びも重要
また、基礎知識とレセプト作成と分かれているものもありますが、分かれていたら必ずどちらとも勉強するようにしてください。
できれば、基礎知識とレセプト作成どちらも載っているものの方が勉強しやすいと思います。
また、通信教育でもこの資格について取得を目指す講座があります。
添削を受けながらレセプト作成ができるので、独学が苦手な人は通信教育でも取得ができるので、おすすめします。
調剤薬局事務の資格を取得して就ける仕事
この資格を取得すれば、調剤薬局で事務として働くことができます。
この資格を取得していなくてもこの仕事はできますが、資格を取得していると採用の際、ある程度の優遇はあるでしょうし、研修の時点で計算などに慣れていると気持ちの余裕が生まれると思います。
ハローワークなどでは、調剤薬局事務の仕事の求人はよく見かけます。
比較的女性が多い仕事と言えるでしょう。
薬剤師と患者さん両方と接する機会が多い仕事です。
場所によっては働きやすい環境
またこの仕事は、地方によりますが、働く時間を選ぶことができることが多く、午後までの勤務や、夕方までの勤務など希望を出せることが多いです。
短時間勤務ができるところも少なくありません。
こういった点から、小さな子供をもつ女性にとって働きやすい仕事といえると思います。
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