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ガラス工芸販売の仕事
私は地元で大学を卒業した後、正社員として5年間働いていました。
私の地域では有名なガラス工芸があり、私の役割は職人さんから仕入れたガラス工芸品を店舗で販売したり、職人さんと協力して新しい商品を開発することでした。
この仕事を選んだのは、地元に貢献したいという思いがあったからです。
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大学で就職活動をしていた頃から、私は自分の故郷で働き、生活したいという思いを抱いていました。
そのため、地元の工芸品に関わることで、少しでも地域を活性化する手助けができると考え、この職業を選びました。
私は人と接することが好きで、学生時代からずっと接客業のアルバイトをしてきました。
だからこそ、販売員として接客スキルをさらに磨きたいと思ったのも理由の一つです。
ガラス工芸販売の面接
販売職の面接を受ける際に気を付けておくべきこと
ポイント
- とにかく笑顔ではきはきと
- 自分の長所がいかに企業の売り上げに貢献できるか
私が働いていた会社では、「自己PR」「地元で働きたい理由」「長所」について、1次から3次の面接で質問されました。
グループ面接では、「登山中に落ち込んでいるメンバーがいた場合、どのようにサポートしますか?」というテーマで話し合いました。
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会社見学、研修
販売職の企業見学に行く際には、ぜひ「商品」と「現場で働く人の表情」に注目してほしいです。
自分が誇りを持って販売できる商品かどうかは、とても大切なポイントだと思います。
好きな商品でないと、知識を身につけるのも大変ですからね。
さらに、企業のパンフレットや説明会だけでは現場の雰囲気をつかむのは難しいので、実際に売り場に行って、そこで働く人たちの表情を観察することも重要だと思います。
新人研修で学んだこと
新卒で4月からの入社でしたが、3月の末から2週間ほど新人研修を行い、以下のことを学びました。
- 社会人としてのマナー
- 接客のいろはを1から学習
- 包装紙の包み方や熨斗(のし)のマナー など
ガラス工芸販売の仕事内容
1日の流れ
8:00に出社
店のシャッターを開けてレジ開け
礼をし、その日の売上目標やツアー客の来客情報などを共有
開店後、とにかく接客(※特に海外のお客様が多いので、つたない英語や中国語で積極的に商品をPR)
3時間に1度レジの点検をし、金銭授受のミスがないかチェック
最後のお客様を送り届けた後、レジ締め
清掃をして終了(17:00退社)
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接客の合間にすること
- 新商品のデザイン
- エクセルで売上情報をデータ化
- 来期の売上予測を立てながらガラス工場に発注
勤務時間
◆1日8時間労働(1時間休憩を入れて9時間拘束)
残業は15分おきに申請できますが、普段はほぼありません。ただ、棚卸のときは0時近くまで残って働いていたこともあります。
もちろん残業代は深夜料金計算で支給されます。
給料面
◆新卒時の初任給は22万(ボーナスは年2回でそれぞれ18万程度)
販売職にはめずらしい、インセンティブより年功序列制度に重きをおいた会社でしたので、年に1万程度給与がアップしていきました。
また、寒い地域なので暖房手当が冬に支給されました。
誕生日にはリフレッシュ休暇と、誕生日手当が数万頂けました。
ガラス工芸販売の仕事をやっていて思ったこと
大変なこと
接客業すべてに言えることですが、やはり1人1人のお客様に合わせながら接客をするのは大変でした。最初は怒鳴られることもありましたし、泣きながら帰ったこともありました。
身につくこと
接客業をしていると、常に次に行うことを予測しながら行動していくので、この経験は他の職種でもたくさん生かすことができました。
また、お客様の求めていることを雰囲気や空気感、口調や表情から読み取って接客していくので、その経験をもっと掘り下げていきたいと思い、その後はカウンセラーの資格を取得しました。
嬉しい時
嬉しいときは、何と言ってもお客様に喜んで感謝の声をいただいた時です。
また、私の会社では接客ランキングがあるのですが、それで1位を頂いた時は嬉しかったです。
嫌な時
嫌な時は、どうしても理不尽な方はいますから、そういった方に怒られたりするのはつらかったです。
これが流せれば接客業に向いているかと思いますが、その言葉を引きずって自分の心を蝕んでしまう人には接客業は向いていないかもしれません。
ガラス工芸販売の仕事を辞めた理由
私はその会社で約5年間働き、結婚を機に退職することに決めました。
産休を経て復帰する人は結婚した方の約1割で、ほとんどの人が結婚や妊娠を理由に辞めていきました。
また、販売職ということもあり、女性特有の職場の雰囲気が少しぎすぎすしているところもありました。
そういった環境に耐えられずに辞めていった同期や先輩も何人かいました。
以上が、私が地元の工芸品販売店での経験についてのお話でした。