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飲食店はブラック?契約社員で働いていた時の体験談

飲食店で働いていた時のブラック企業体験談です。

バイトから契約社員になりその時に感じたことを紹介します。

勤めていた会社の仕事内容

バルスタイルの飲食店で、全国展開されている居酒屋のビストロ形態です。

昼間はランチ、夜は呑みといったスタイルの安めの価格帯のお店で、そこで掃除や仕込み、調理や接客などをする仕事です。

私はその中で床やテーブルを拭いたり、銀行にレジ金を入金をしに行ったり、注文を受けたりご飯を炊いてサラダを作ったりハンバーグを焼いたりビールを入れるなど、発注とシフト管理以外の仕事はほとんど行っていました。

 

入社した飲食店の好条件

最初はバイトで入ったものの、経済的な関係で後々契約社員になりました。

当初はランチの時間帯がメインのシフトで、開店準備でお店を掃除したりランチの注文を取ったり、夜のための仕込みをして帰るといった状況でした。

 

もともと他に飲食店で働いていた経験もあり、面接でもとくにいろいろと志望動機を細かく聞かれるといったこともなく、いくつか会話をしたあとは入れるシフトを打ち合わせし、すぐに来てほしいということで面接の最中に採用がすぐに決まりました。

「結果をもったいぶってやっても仕方がないし、僕は良いと思ったので今伝えました。」と当時の店長に言われました。

まあ、すぐに決まるというところはブラックだと言われますが案の定ブラックでした。

 

主婦や学生のアルバイトがほとんどで、給料は最低賃金の時給でしたが、比較的希望通りにシフトに入れるので休みたい休日を合わせることもできました。

まかないでご飯を食べることができたので、自分で用意してくる必要がなかったのはありがたかったです。

飲食なのに社員割で自腹を切って買わなくてはいけないとか、そういった場所もあるので助かりました。

 

ブラック企業の中にも良い条件の会社もあるようですね。

 

プライベートにおける付き合いや会社の定期的に行われる飲み会、会議などはありませんでした。

そのために準備をしたり、給料の出ない不毛な会議や飲み会で気を使って、時間を浪費したり酒の席でパワハラやセクハラ、といったことがないのはよかった部分です。

仕事の内容そのものがとても忙しいので、職場の人間関係は薄いですが結束力があり、大きな問題はなかったように感じます。

 

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ブラック企業だと気づいた瞬間

本社の意向で店長が異動したことと、自分が契約社員になってからブラックだなと感じるようになりました。

最初に思った瞬間は、10時から17時まで働いていたバイトの状態から10時から21時まで通しで働くことが当たり前になったことです。

自分は帰りのバスがなくなってしまうので、と理由をつけて特別に21時で上がらせてもらっていましたが、店自体は営業しているので残業もあり、オープン準備の10時出勤から翌日の1時近くに退社ということも社員は当たり前でした。

 

バイトの人に休憩を優先して回さなくてはいけないので、自分はなかなか休憩をとることができずにずっと続けて作業をすることが多く、初めて食事がとれるのが17時頃で、食べながら指示を出したり、時間も30分もないといったことが当たり前の状態でした。

そこで働く前の勤務先では、きちんとポジションを回すために出勤者のシフト時間をずらして、休憩する人と仕事に入る人が入れ替わりでできるように仕事を回していたのでなおさらそう思いました。

 

そもそも休憩室や更衣室といったところもなく、出勤したらトイレで着替えて、休憩は客席でといった構造だったことも、気分がちっとも休まる気がしないし基本的な設備を用意する気がないといった部分を感じるのでブラックだと思いました。

 

休憩室も更衣室もないというのも働いにくい一因になりますね。

 

ブラックだと感じたこと

新しく異動してきた店長は典型的な根性論の持ち主で、お客様に喜んでもらうために常に何かをするといった理論を掲げていました。

それ自体は一見商売としてよさそうなものですが実態はどこか世間とずれていて、先に書いた休憩時間を返上してでも仕事をするんだといったような部分は明らかにブラックだと感じました。

 

契約社員は時給制ではなく固定給になり、実質時給が最低賃金を切るといったことも当たり前になりました。

ちなみに各種手当や特別休暇、有給などは存在しません

かろうじてついているのが交通費だったような気がします。

 

手当も有給もない、もらえるものは働いた分の給料のみということですね。

 

サービス残業は当たり前、さらに社員は実際のシフトと実労働がかみ合っていないことも多く、あまりにも出勤時間が多いとまずいという理由で、仕事をしているのにわざとタイムカードを切らずに作業をしている日や、出勤日ではないのにパソコンをいじりにきているといったこともしょっちゅうでした。

 

社員の月の休みが4日しかないことも多く、一日14時間以上働く日や休憩を一切とれなかったという日もあります。

前店長はその貴重な休みもバイザーや部長やらとゴルフに行っていたりしたので、本当の実質的な休みは不明です。

 

また、在庫が足りなくなり身銭を切って近くのスーパーまで材料を買いに行くといったことも横行していました。

のちのち帳尻をあわせているのでしょうが、本来会社のお金を使用してきちんと領収書などを手続きするもので個人的な社員のお財布からお金を出すということそのもの自体がおかしいと思うのですが、いろいろときちんとしていない部分は多くありました。

 

本社から給料明細が送られてくるのですが、その名前が間違って登録されていたことも、変更してもらってから辞めた後2か月近く待たされた雇用保険被保険者証がそのまま訂正されずに間違っていたこともあります。

また、研修も基本的に会社に入ったときに行われるものですが、1年以上勤めたあとにやってなかったからということで急に出張させられ受けさせられたこともあります。ずさんです。

 

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ブラックに慣れてしまい当たり前な日常になる

飲食店だからブラックなことは当たり前だよねといった、従業員の感覚の労働基準法などの法令を守る気がない雰囲気が蔓延しています。

別の業種を経験していたりする人や家族はおかしいんじゃないかということもありますが、そもそもそれがおかしいといった考え方や改善するような意向や努力は店としても会社としてもないといったことが伺えます。

今日は通しじゃないから帰るのが早くていいなあ、と8時間以上働いてから言う社員がいるくらいなので、完全に洗脳でもされているんじゃないかと思ったことがあります。

 

その場の環境に慣れてしまうと、異常なことでもなんとも思わなくなってくるんですね。

 

とあるときに一人のバイトさんが、現金の盗難を訴えたり、一時期レジ金がよく合わないといったことがありました。

が、警察に相談するといったこともなくなあなあに済ませられました。

さすがにそのまま勤務するのは信頼できないとして、そのバイトさんは辞めてしまいました。

 

体を壊して辞めてしまう人や、学生が多いので学校を卒業すると辞めるといった人が多く、会社としてもきちんと管理や教育をして回すというよりかは使い捨てでなんとか現状を維持できればいいといった考え方なのではないかとどうしても穿った見方をしてしまいます。

 

公共交通機関が動いているタイミングで退勤ができないので、自前のバイクや自転車で出勤してくる人たちがいましたが、そもそも駐車場や駐輪場もないので無理やり店の近辺に放置していたりしました。

 

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退職し転職

現在は辞めています。

後に事情により営業職に勤務しましたが、そこもそこでブラックではあるものの、書類はすぐに手続きをしたりきちんと業務がまわっていたりなどあまりにも環境が違い驚きました。

飲食業で常識とされているものは他業種では非常識かもしれません。

 

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