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【看護師の面接】3人を前にして緊張した話と実際の仕事体験談

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看護師としての大変さは計り知れませんが、それ以上に大きなものを経験でき、身に付けられます。

私が看護師になろうと思ったきっかけ、面接で聞かれたことなどをご紹介していますので、ぜひご参考にしていただけたらと思います。

 

看護師の仕事をしようと思ったきっかけ

私は幼い頃から、友人や家族が怪我をしたときに「自分が何か手助けできたら」と強く思っていました。

そのため、病院に行くと看護師がどのように手当を行うのかを興味深く観察し、看護師の仕事に対する関心が高まりました。

 

看護師になるために生まれてきたような心優しい方ですね。

 

私の幼少期は特別なものでした。

その経験を経て、中学生の職場体験学習では病院を選び、看護師の仕事についてさらに深く学ぶことができました。

この体験を通じて、看護師という職業に対する理解が深まり、将来は看護師になりたいという強い思いが芽生えました。

そのため、高校では看護師の専門学校を選び、看護師になる道を決意しました。

 

看護師の面接内容・質問されたこと

 

面接には病院長、看護部長、事務局長の3名が参加しており、主に病院長からの質問に対して私が答える形で進行しました。

病院長は少し厳しい印象を持ちながらも、丁寧に質問を投げかけてくださいました。

 

看護部長は私の受け答えを笑顔で見守り、時折メモを取っている様子が見受けられました。

一方、事務局長は質問を一切せず、ただ記録を続けているという独特な雰囲気の面接でした。

 

3人を前にしての面接は緊張しますね。

 

面接での質問内容

質問①

なぜこの病院を選んだのか?

返答①

病院見学などを通してその病院がいいと思ったからです。

質問②

この病院が果たす役割とは何か?

返答②

(その病院は地域を支える最先端の医療を持った病院だったので)地域貢献をするということ

 

私は非常に緊張しやすい性格なので、面接中は心臓がバクバクしていました。

しかし、事前に面接で予想される質問を整理し、しっかりと練習していたおかげで、スムーズに話すことができました。

その後、面接は続き、病院長の次に看護師長からの質問がありました。

 

看護師長からの質問内容

  • 看護実習で自分が頑張ったと感じること
  • 看護実習で辛かったこと
  • 自分が興味のある分野・どの病棟の看護師になりたいのか
  • もし入社した場合どんな事を頑張っていきたいのか

面接時間は30分程度でした。

 

看護師として入社後の仕事内容・大変だったこと

 

1.入社後1週間

病院の設備についての説明や勤務表の書き方などのこれから働いて行くために必要なことの研修があります。

2.研修終了後

病棟看護師として日勤の仕事が始まります。

看護業務についての研修が入ることも多かったので午前中は病棟で勤務し午後から会議室で研修ということもよくあります。

 

胃が痛くなる日々の始まり

研修が終わった後の半日勤務と半日研修は、本当に大変でした。

新人の私は仕事が遅く、午前中に終わらなかった業務を午後に先輩看護師に引き継がなければなりませんでした。

 

優しく「気にしなくていいよ」と声をかけてくれる先輩もいましたが、中には明らかに不機嫌な様子を見せる方や、小さくため息をつく方もいて、非常に気まずい思いをしました。

そのため、毎日胃が痛くなるような日々が続きました。

 

その後、半日研修が終わると、いよいよ病棟看護師としての本格的な一日が始まりました。

しかし、その病棟は非常に忙しく、常に走り回っていたため、体力的にとても疲れました。

 

新人のうちはやることも覚えることも多いので毎日疲労感が溜まりますね。

 

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病棟では急変を知らせるモニターアラームが頻繁に鳴り響いており、新人の私は何が起こっているのか理解できないまま患者様が急変することがあり、精神的な緊張が続いていました。

「もし患者様が急変したら、どう対応すればいいのか分からない」という恐怖感が常に付きまとい、非常に大きなストレスを感じていました。

 

さらに、検査や手術、処置などの業務が非常に多く、マニュアルも膨大で、入社してからの3ヶ月間は混乱することが多々ありました。

注射や検査など、少しずつできるようになった業務もあり、先輩看護師から褒められることもありましたが、全体的には業務や看護技術について注意を受けることが多く、辛さを感じることが多かったです。

急性期病院での勤務を通じて、医療現場の忙しさや責任の重さ、大変さを実感できたことは、自分の考え方や視野を広げる良い経験になったと思います。

 

勤務中嬉しかったこと

患者様が気軽に話しかけてくださり、「あなたはとても話しやすいし、愛想も良いですね。大変かもしれませんが、頑張ってください」と励ましの言葉をいただいたことが、私にとって本当に嬉しい出来事でした。

毎日緊張感に包まれていた私にとって、その言葉は心を温め、安心感を与えてくれるものでした。

今でも、その患者様方のことを鮮明に思い出すほど、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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看護師の給料面・休日面は?

 

充実した給料・手当

新卒の正看護師として専門学校を卒業した場合、給与は20万円です。

賞与は年に2回、6月と12月に支給されます。

また、夜勤手当も支給されます。

福利厚生が非常に充実しており、住宅費の半額補助や通勤手当も支給されます

さらに、準公務員としての扱いにより、厚生年金にも加入できるメリットがあります。

 

さすが看護師は手厚い保証で安心ですね。

 

休日面・勤務体系

入社から約3ヶ月間は研修と日勤業務に専念するため、その期間は土日が休みとなります。

日勤の中で早出や遅出が徐々に組み込まれ、出勤時間が変化していきます。

 

日勤業務に慣れてくる3ヶ月目頃からは夜勤が始まります。

夜勤は準夜・中日(休日)・深夜が組み合わさった勤務表で行われます。

準夜勤務は午後3時から深夜0時までのシフトで、その後は帰宅して身体を休め、深夜勤務は深夜0時から朝9時まで続きます。

 

三交代制のため、出勤時間は日によって異なり、忙しさを感じることもありましたが、休日は多めに設定されており、しっかりと休養を取ることができました。

ただし、職場内では有給の取得が難しく、休日の希望が通らないことが多かったのが残念です。

 

看護師になるまでも看護師になってからも大変です

 

看護師としての道を歩むには、看護師免許が不可欠ですが、その取得までの過程は非常に厳しく、長いものでした。

まず、看護実習で必要な単位を全て取得しなければなりませんが、この実習は本当に過酷です。

 

実習は早朝4時や5時に起きることが多く、帰宅は夜の21時を過ぎることもしばしばあります。

帰宅後には疾患についての勉強や記録の作成に追われ、就寝時間は2時や3時を過ぎることもあり、常に睡眠不足に悩まされていました。

 

病院ではおむつ交換などの慣れない作業を行うため、疲労がどんどん蓄積されていきました。

ようやく実習を乗り越えたと思ったら、次は看護師国家試験に向けた勉強が待っています。

生徒たちは模擬試験の結果に一喜一憂し、緊張感が高まる中で、実習とは異なる厳しさを感じるようになりました。

 

病院の面接を受けた時点では、まだ看護師国家試験の結果が届いておらず、採用通知には「看護師国家試験に合格しなかった場合は採用を取り消す」との内容が含まれているため、試験に合格しなければならないという強いプレッシャーを感じていました。

 

看護師として働くことは大きな苦労と労力以上の賜物です。

 

看護師にどんな人が向いているか

看護師として働いてみて私が感じた特徴と理由を箇条書きで挙げていきます。

健康管理ができる人

看護師は勤務時間も不規則で、病気の人と接するので体調を崩しやすいです。
そんな環境でも健康でいられるのは重要なポイントです。

コミュニケーション能力が高い人

看護師は医師に報告を沢山しますし、患者様と話す機会も多いのでコミュニケーション能力が高い方が仕事がしやすいです。

明確な信念を持っていること

働いていく中で自分の看護師像が出来てくるとは思いますが、自分が看護師として何をしたくて、どうなりたいかを明確に持っていた方が仕事にやりがいを感じやすいし挫折しにくいです。

臨機応変に対応するのが得意なこと

いくら看護師としての知識が豊富でも臨機応変に対応するのが苦手な人は仕事がしづらいです。

継続して努力ができる人

医療は日々進歩しているので毎日手技も、勉強もしなければ取り残されていき、医療ミスに繋がってしまいます。  

 

人のために何かをしたいという強い思いを持つ方にこそ、目指していただきたい職業です。

人の命を預かるという大きな責任が伴いますが、その分やりがいもあり、自己成長を促す素晴らしい機会でもあります。

 

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