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車屋での事務職についてお話しします。
事務仕事では車に関する知識が求められますし、外回りの業務も含まれています。
仕事の進め方や、事務をしていて感じた難しさや喜びについても触れていますので、車屋の事務に興味がある方や車関連の仕事を考えている方は、ぜひご覧ください。
目次
車屋の事務の仕事
私は高校を卒業した後、地元の自動車販売店に正社員として働き始めました。
就職の条件は、自動車免許を持っていることと、パソコンをある程度使えることでした。
自動車免許は卒業前に自動車学校に通って取得し、パソコンのスキルも高校時代に資格を取得していました。
車屋の事務の面接
卒業の少し前に面接を受けました。
社長とお話しする機会がありましたが、思ったほど緊張しませんでした。
質問というよりは、履歴書の確認がメインで、15分もかからずに終わりました。
会社の雰囲気は静かで落ち着いている印象でした。
ドキドキの採用結果は…
採用結果は一週間後に分かると聞いていましたが、実際には5日後に自宅に電話がかかってきました。
その時、私は家にいなかったので、父が電話を受けて「採用が決まりました。四月からよろしくお願いします」といった内容だったようです。
その後、父から連絡をもらい、その話を聞いた時は本当に嬉しかったです。
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車屋に入社後の仕事
4月になり、入社。
大企業のような入社式はなかったのですが、朝の朝礼で新人として挨拶をすることになりました。
私一人だけの入社だったので、その瞬間は心の準備ができておらず、とても緊張しました。
入社してから3ヶ月が経過した頃には、すでに半分以上の仕事を教わり、任せられるようになっていたと思います。
車屋での仕事内容
- 事務の仕事
- データー入力
- 電話対応
- レンタカーの受付、対応
- 外回り業務
新人の私が最初に電話を受ける役割を担っていたので、2コール以内に電話を取るように決めていました。
まだ車についての知識は乏しいですが、お客様にはそんなことは関係なく、車の修理などの相談もありました。
その車屋さんは、単なる車屋ではなく、大手の車屋でありながらも個人経営の会社でしたので、車や大型車の修理、レンタカー、貸切バス、町営バス、タクシーなど多岐にわたる事業を展開していました。
外回り業務内容
午後になると、総務の方から銀行に行くよう頼まれることがあり、これは毎日の日課でした。
多い時には4つの銀行に預け入れをするために回っていましたが、銀行の窓口は午後3時までなので、時間との戦いです。
その他の外回り
- お客様、顧客様のところへ行き集金
- 請求書配り
- 車検証配り
- 年末にはカレンダー配り
年末は本当に慌ただしくて、終日車を運転しながら請求書や車検証、カレンダーを配っていました。
私だけでなく、もう一人の先輩も別々に配布していましたが、北海道では年末に吹雪の中で運転することもありました。
それが一番大変でしたが、運転が好きなので、やりがいを感じていました。
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車屋の事務の気になる給料・休日・待遇
一般的な給料額
給料に関しては、一般的な事務職の採用基準と同じくらいで、手取りは約17万円でした。
大手企業では、残業代は17時以降の超過勤務手当として支給されますが、中小企業のカーディーラーでは自己申告制のため、なかなか言い出しにくい部分がありました。
出来高制なボーナス
私の会社ではボーナスが一律で支給されており、営業職の人たちは出来高に応じて受け取っていました。
トッププレイヤーは一度のボーナスで50万円〜100万円ほどもらっていると聞いたことがあります。
一方、事務職のボーナスはその半分以下だったため、私の会社ではボーナスの透明性が欠けていました。
昇給はほとんどなく、特に会社に大きな貢献をした人だけが昇級するという仕組みでした。
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土日は基本的に出勤
土日はお客様が多く訪れるため、私の会社では土日が主な営業日となっており、全社員が出勤する体制でした。
その中で特に精神的に負担を感じたのは、お子様を遊ばせるスペースで一緒に遊びながらお預かりすることでした。
お子様のお相手をするだけでなく、合間に飲み物を交換したり、電話応対も行わなければならず、土日は一日中忙しく動き回っていました。
事務作業と言っても、お客様のお子様を預かることや、営業時間中は次々と電話がかかってくるため、軽く考えていると大変なことになります。
平日休みのメリット
女性にとって、土日をゆっくり過ごしたいと思っている方には、車業界はあまり期待できないかもしれません。
基本的に土日出勤が多く、平日休みが一般的なので、私の悩みの一つは、土日休みの友人たちと自由に買い物に行けないことでした。
そういった点では少し寂しさを感じましたが、平日に休みを取れることで、美容院の予約が取りやすかったり、ショッピングモールなどに行くとお客さんが少なく、自分の好きな買い物を楽しめるという特典があるのはとても良いことだと思います。
医療機関も平日は空いているので、平日休みの利点を強く実感しています。
また、私の事務の同期の中には、不定期で1万円の昇給があり、給料が20万円になった人もいるので、実績をしっかり評価してもらえる環境だと思います。
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車屋の事務の仕事をして嬉しかったこと・学んだこと
週に6日、1日8時間働いていた新人の頃は、本当に毎日辞めたい気持ちでいっぱいでした。
そんな中で唯一の楽しみは運転でした。
外に出ることでリフレッシュできていました。
免許を取ったばかりでも、毎日運転していたので、お客様や同僚から運転技術を褒められることが多くて、とても嬉しかったです。
今でも運転が上手いと言われることが多いので、車屋で毎日運転できて本当に良かったと思っています。
車屋での経験から学んだことは本当にたくさんあります。
社会人としての最初の職場だったので、いろんな方々から多くのことを教えていただきました。
大変なことが多かったですが、今ではまたあの場所に戻りたいと思っています!
車屋の事務の仕事にノルマはある?
私が自賠責の仕事をしているとき、難しさや間違えられないプレッシャーを強く感じました。
この仕事では、登録や書類の記入などがあり、絶対にミスをしてはいけないと常に言われていたため、非常に緊張感がありました。
一日に処理する件数は多いときで5件から7件、少ないときは1件という状況でした。
自賠責の登録作業は、午後に外回りに出る前に午前中に終わらせる必要があり、迅速かつ正確に作業を進めることが求められました。
しかし、重要な作業をしている間も電話が鳴り続けるため、電話対応をしながらも、作業を忘れないようにすることが大切でした。
自賠責の登録に時間がかかると、他の人にも影響が出てしまうため、非常に気を使う仕事です。
間違いが許されないというプレッシャーを感じながら取り組んでいます。
与えられた自賠責の件数は、私にとっての目標のように感じられました。
また、ミスをすると先輩から叱られることが多く、常に慎重に行動しなければならない仕事でした。
なかなか覚えられず、書き間違いも多く、そのたびに先輩に叱責されましたが、その経験があったおかげで、ノルマをしっかりと達成できるようになったと思います。
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忙しい時こそチームワークは大事
時には、忙しい時期に6日間連続で働くこともありました。
しかし、そのような状況でも外回りは気分転換になり、とても助かりました。
特に、サポートを受けてすぐに車を動かせた時には、「助かったよ、ありがとう」と声をかけてもらえるのが一番嬉しかったです。
また、忙しい日には残業が続き、18時に帰れないこともありましたが、それを乗り越えた時には達成感を感じました。
忙しい時期だからこそ、みんなで協力して乗り越えることの大切さを実感できます。
チームワークは本当に重要です。
これからも、縁の下の力持ちとして頑張っていきたいと思います。
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