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不動産業界に挑戦したいという気持ちから、すぐに面接を受けました。
その結果、今では独立して自分の力で収入を得ることができるようになりました。
行動力という自分の強みを活かして、ここまで来られたと感じています。
面接から現在に至るまでの経緯をお話ししますので、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
思いつきから転職を決意、即面接へ
不動産業に就いた理由
不動産は値下がりしてもなくなる事はないし、重力が地球上にある限りその可能性は無限なもので都市が値上がり後値下がり後も資産は資産、住居は必然的に必ず必要不可欠、不動産の売り方買い方もなくならないという考えから不動産業界へ転職することを決心
決意を固めた私は、これまでの塗装業を辞め、まずはスーツとネクタイを購入しました。
リクルートスーツにはこだわらず、自分の好みに合った無難なものを選び、面接の前に電話をかけるという大胆な行動に出ました。
自分でも笑ってしまいますね(笑)。
事務所に入ると「いきなりですね」と言われましたが、その時の私は「そんなことは気にしない」と思っていました。
この業界に飛び込むと決めたので、緊張は全くありませんでした。
様々な質問に対して「はい、やれます!」と自信満々に答え、人事の方も驚いた様子でした。
「いつから来れますか?」との質問には「今からでも大丈夫です」と答えましたが、さすがにそれは無理だと笑われ、面接は楽しく終了しました。
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まずは道・建物・物件を覚えることから始める
入社してから、少し困ったことに気づいてしまいました。
この会社は地方都市にあり、人口は70万人もいます。
地理や道に関しては全くの無知で、正直なところ、やってしまった感があります。
事務所の雰囲気はとても和やかで、先輩から「少しずつ覚えていけば大丈夫」と励まされましたが、自分の担当エリアもまだ決まっていない状態です。
最初の一ヶ月は、事務所内の掃除や書類の整理、書類の内容を把握すること、そしてお客様へのお茶出しに追われました。
今では、男女の区別なく、みんなが協力し合っていることを実感しています。
電話応対についても、最初は店長が目の前で指導してくれていたので、電話が鳴るたびに緊張していました。
「今は鳴らないで」と心の中で祈ると、必ず電話が鳴るという不思議な現象もありました。
今では、電話応対の指導が懐かしく感じられ、どんな時でも自信を持って電話をかけたり、受けたりできるようになりました。
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周囲の先輩たちは次々と契約を結んでいく中、私は心の中で「いつか必ずやってみせる」と何度も自分に言い聞かせていました。
その思いが胸に残り、あっという間に一ヶ月が過ぎて初任給を手にすることができました。
地理と道は自分の力で覚える
地理や道については、誰も教えてくれません。
早速、バイク屋で中古の原付を2万円で購入し、いざ乗ろうとしたところ、ヘルメットがないことに気づきました。
そのことを事務所で話すと、先輩が翌日「○○くん、これ使うか?」と声をかけてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
店長から「○○、一緒に回るから来い」と指示され、会社の車ではなく店長の自家用車での移動にドキドキしながら、まずは幹線道路を覚えるようにとのアドバイスを受けました。
約2時間後に事務所に戻り、昼食を取りました。
余談ですが、昼食は各自の時間をずらして取ります。
電話も鳴るため、外に営業に出る際は許可が必要です。
昼食中に、午前中に回った場所を再度回るよう指示され、心の中でラッキーと思いながら早めに食事を終え、「行ってきます!!」と出発しました。
こうして、どんどん道や団地名、主要な建物、現在売り出している物件などを覚えていきます。
原チャリを購入したのは大正解でした。
車が通れない道もすぐに覚えられます。
ただし、雨の日には注意が必要です。カッパを着ての原チャリは危険です。
それでも、1ヶ月も経てば、自分のテリトリー内の道をすべて把握できるようになります。
不動産業界の仕事をして良かったこと
不動産売買の仕事は非常に多様で、さまざまな業種の方々と関わる機会があります(仲介業務に特化した不動産は除外します)。
司法書士や弁護士、土地家屋調査士、銀行の融資担当者、役所の関係者、さらには建築業者など、幅広い専門家と連携することが求められます。
お客様へのフォローを効率的に行いながら、打ち合わせも進める必要があります。
これにより、自然とスケジュール管理の重要性を学ぶことになります。
もしこのスキルを身につけなければ、業界から離れてしまうこともあるでしょう。
大変だと感じる方も多いかもしれませんが、相手も一人の人間であることを忘れないでください。
初対面の際に「新人で、まだまだ分からないことが多いですが」と素直に伝えることができれば、司法書士や銀行の担当者とも対等に話すことができ、時には感謝されることもあります。
その理由は簡単です。
私は司法書士や銀行の融資担当者にお客様を紹介しているからです。
私が建売や新築、中古物件の契約を結ぶと、現金一括のお客様には1%から5%の手数料が発生し、残りは銀行のローンになります。
このローンに関しては、担保権設定などの手続きを通じて司法書士に仕事を依頼しているのです。
不動産業界にいて知ることができたこと
私もこの業界に入る前は、銀行の窓口で自動引き落としの申し込みくらいしか経験がありませんでした。
しかし、ローンを組む際には、銀行の融資担当者に直接事前審査を受け、必要な書類を提出する必要があります。
審査が通過すれば、本申し込みから金銭消費貸借契約、そして決済へと進みます。
お客様の中には緊張される方も多く、そのサポートをしなければなりません。
現在の日本経済の状況に応じて、変動型や固定型の金利についてもアドバイスが求められます。
この分野での学びは非常に多く、自分自身だけでなく、親戚や知人にも的確なアドバイスができるようになります。
また、銀行の融資担当者よりも、その銀行の仕組みや特性を深く理解することができるのです。
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メリットはまだ有ります。
自分のマイホームを持つのには有利です。
- 不動産情報が早くゲットできる
- 宅地造成が始まる、近隣のマンション計画、道路の計画などの情報も早く知れる
- 住宅ローンなど金銭的な将来の設計も早く立てられる
税金や補助金についての知識が増えることで、将来的に大きなメリットを得ることができます。
少しの経験が必要ですが、税務署に問い合わせることで、電話対応のスキルも向上します。
契約が成立すれば、その成果は給与やボーナスにしっかりと反映されます。
逆に、努力を怠るとその結果も厳しくなりますので、しっかりと取り組むことが重要です。
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不動産業界の給料面・休日面
実力は給料に反映されます
初任給はそれほど高くはないかもしれませんが、キャリアを重ねることで固定給は増加します。
さらに、歩合制の不動産会社に入社すれば、売上に応じて報酬が得られるため、やりがいも大きいです。
私の経験から言うと、最初に働いていた会社では、毎月の給与が全員の前で現金で手渡されていました。
最初の6ヶ月間は薄い封筒に入っていたのを思い出します。
スキルが向上すると、固定給よりも歩合給が多くなることがあり、時にはその差が2倍、3倍になることもありました。
モチベーションは非常に高まりましたが、同時に金銭感覚が鈍り、無駄遣いをしてしまったこともありました。
土日は基本的に仕事
休暇は一般的に土日がお客様対応で、友人とはお休みが合わない事も多々ありましたが、結婚式等の行事は事前に申請すれば大丈夫です。
休日事情(※店舗による)
- 水曜定休日
- お盆休み4日間
- 年末年始28日〜年明け4日まで
結婚してからは、子供の参観日などに営業の合間を縫って参加することが多かったように思います。
土日や祝日は仕事があるため、家族との時間を持つことができないのは仕方のないことです。
家族との時間が取れない分、給料面では妻に理解してもらう必要がありました。
固定給で休みを求める方には向かない職業だと感じています。
若い頃から固定給で良い職場は果たして存在するのでしょうか?
この業界では、スキルを身につければ5年から7年で独立も可能です。
私自身、30歳で投資用のワンルームマンションを購入し、36歳で2LDKのマンションを投資用に購入しました。
その結果、毎月給与以外に18万円の収入を得ています。
自分の道は自分で切り開く
早い段階から確定申告や節税の知識を学ぶ必要がある状況を自ら作り出しました。
最初は、これは大変だと感じて税理士に依頼しましたが、一度スキームを理解すれば、実はとても簡単です。
40歳で独立しました。
独立といっても、自宅での勤務で、以前の会社や同業者とのつながりを活かして仕事をしています。
経理についても独学で仕訳ができるようになりました。
なぜなら、税務署に問い合わせれば、必要な勘定科目を明確に教えてくれるからです。
教えることも税務署の役割なのです。
電話での問い合わせスキルは不動産会社で身につけました。
これは非常に重要な力で、相手に自分の意図を伝える力でもあります。
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不動産会社に就職したいと考えている方へ
不動産業界に興味がある方にお伝えしたい重要なポイントがあります。
それは、就職を考える前にしっかりと確認しておくべきことです。
まず、その不動産会社が主に売買を行っているのか、賃貸を中心にしているのか、あるいは両方を扱っているのかを理解することが非常に重要です。
不動産業界は人脈が大切です。
他の会社の営業マンとも自然に関係が築かれ、プライベートでも交流が生まれますが、大手の不動産会社はそのようなつながりをあまり重視しない傾向があります。
大手が必ずしも悪いわけではありませんが、注意が必要です。
特に、司法書士や弁護士、銀行の担当者との直接的で継続的な関係を築くことは難しいかもしれません。
10年間大手不動産会社で働いていた方を知っていますが、業界の知識がほとんどない状態でした。
会社の方針に従うばかりで、実際の業務に関する深い理解が欠けていたのです。
賃貸仲介専門の会社に勤めている営業マンの中には、売買の場面では何もできず、ただ傍観しているだけの人もいます。
会社選びは雰囲気が重要
私にとっては運が良かっただけです。
不動産会社の雰囲気は非常に重要です。
チームが和気あいあいと協力しているかどうかが、成功の鍵となります。
口下手だから向いていないというのは、あまり関係ないと思います。
自分が口下手であることをお客様に正直に伝えましょう。
そうすれば、お客様や取引先も理解してくれるはずです。
ただし、そのことに甘んじていては成長はありませんので、少し努力を重ねていきましょう。