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新聞社に正社員として移ったときのことをお話しします。
シングルマザーの私は、生活のために正社員の職を探していましたが、素晴らしい会社に入ることができました。
苦労もありましたが、非常に充実感のある仕事でした。
目次
シングルマザーで新聞社に転職
私はシングルマザーとして、正社員の仕事を探していました。
ただ、事務の経験がなかったため、パソコンのキーパンチャーの仕事に挑戦することにしました。
社会に適応するために、建設業界の新聞を制作する会社に就職することを決意しました。
面接で聞かれたこと
「何故この会社を選んだのか」
(この会社は他社に比べて給料が低かったため、社長が気になったようです)
私は、一般事務の主に紙面を打つキーパンチャーだという事で応募しましたと答えました。
面接時気をつけたこと
- 挨拶と返事をはっきりと言う
- 笑顔
幸い面接に行った当日に採用をもらうことができました。
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入社してからの新聞社での仕事内容
入社してからの三ヶ月は見習い期間だと聞きました。
翌日から早速出勤し、速報新聞のため業者からの問い合わせが多いので、電話の応対をしっかりできるように何度も練習しました。
さらに、キーパンチャーだけでなく印刷作業も行うため、紙を裁く技術も教わりました。
一日に何千枚も印刷するので、紙の準備はとても大変な仕事でした。
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新聞社での一日の仕事内容
午前
- 出勤後、掃除当番はまず会社の掃除機、拭き掃除、洗濯。
- 一日のミーティング後、発送用のノシを印刷。
- 白紙を省く作業を二人で行い、あとはお昼までひたすらパソコンで記事作成。
- 表紙などを昼までに作る
午後
- 昼休み後、営業兼記者はそれぞれの役所に取材に行き、建設業関係の入札情報を仕入れにいく。
- 会社に残る方は、電話で情報を受ける係りをする。
- 3時頃から印刷の準備に取りかかる。
- 紙を裁いたり、印刷機を出したりする。
- 最後の打ち込み&校正をして、上司にOKを貰った原稿から印刷を始める。
- 学生アルバイトさんが出勤したら、一緒に印刷物の白紙チェック。
- だいたい一時時間ほど印刷をし、製本する。
- それをビニールテープで梱包して、郵便局に発送しに行く。
以上が一日の仕事内容です。
新聞社での大変なこと
増刊号が出る時は本当に大変です。
通常の倍以上の原稿や校正作業が必要になります。
社員全員とアルバイトの皆さんで協力しても、残業が避けられないほどの量です。
もし間に合わない場合は、朝から印刷を始めることもありますし、原稿を書く時間が足りない時には、手書きで作業をすることもあります。
その後、その手書きの原稿をパソコンに打ち込むという二重作業が必須で、会社の方針に従わなければならないため、手が腱鞘炎になるほど痛くなります。
さらに、これだけの原稿を打ち込むと目が非常に疲れ、肩も痛くなります。
目薬や肩もみグッズは、みんなの必需品になっています。
視力もかなり低下し、ドライアイが進行してしまうため、パソコンから目を守るための眼鏡が必要になります。
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通常の勤務時間は10時から19時ですが、繁忙期には9時から19時30分頃まで延長されることがあります。
さらに、原稿に誤りがあった場合は、すべてをやり直さなければならないため、休日に作業が持ち越されることも時々あります。
一日にかなりの量をパソコンで入力するため、どんなにタイピングが苦手な人でも、半年ほどで両手でスムーズに打てるようになります。
新聞社の給料&仕事を辞めた理由
給料は地方で15万円と少し低めですが、年に二回の賞与があります。
以前は景気が良かった時期には、年に四回の賞与があったそうです。
保険制度も充実していて、伝統的な会社なので手取りは少ないものの、安定感がありました。
社長も面接の際にその点を強調していました。
結局、その会社で四年半働きました。
私が退職した理由は、産休制度がなかったため、妊娠を機に辞めることにしました。
退職後、保険証などを返却するために会社に行くと、社長をはじめ皆が温かく迎えてくれました。
本当に素晴らしい会社だったと感じています。