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【下水処理場の仕事】設備管理士に転職した時の仕事内容を紹介

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下水処理場で設備管理の業務に従事しています。

未経験からスタートしましたが、分からないことを一つ一つ学びながら、設備管理士として日々努力しています。

初めての職場に転職した際の前向きな姿勢が、長く続けられる秘訣だと感じていますので、転職を考えている方々にもぜひ参考にしていただきたい内容です。

 

工場勤務から下水処理場の設備管理士に転職

私は現在40代前半の男性で、以前は生産工場で働いていました。

しかし、様々な事情からその職を辞めることになりました。

 

次に何をしようかと考えた結果、友人の紹介で下水処理場の設備管理士として働くことを決意しました。

初めての経験だったため、不安や心配が募りましたが、今ではこの職場に就いて約3年が経ち、ここで働けて本当に良かったと感じています。

 

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面接から採用まで

 

最初に面接が行われましたが、その面接は事業所のトップの方と行われました。

面接の翌日には、見事に採用の通知を受けました。

 

下水処理場という特性上、衛生面でのイメージがあまり良くないため、求人を出してもなかなか応募者が集まらないという現実があります。

そのため、私は幸運にもすぐに採用されることになったのです。

 

下水処理場は汚い・臭いという概念がありなかなか応募されないようですね。

 

面接で聞かれたこと

  • こういった下水処理場での勤務経験があるか無いか
  • 24時間体制なので夜勤はできるか

 

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下水処理場での仕事内容

下水処理場は一般的にネガティブな印象を持たれがちで、人員の確保が難しいのが現状です。

しかし、実際の業務は設備管理が中心で、主に巡回や運転が求められるため、思っているほど大変ではありません。

主な仕事内容

基本的に中央操作室で運転すること⇒頭を使いながら的確な判断をすることが必要

 

設備管理の仕事は慣れるまでが大変

設備管理は工場での経験があれば機械の操作に慣れやすいですが、実際には初心者にとっては難しい面が多いのが現実です。

さらに、勤務時間が日勤と夜勤で交互に変わるため、空いている時間が長くなり、他のアルバイトや副業を行って収入を補う必要があります。

 

最近では設備業務が自動化されているものの、下水処理場では周囲から多くの水が流入するため、水質の確認が欠かせません。

また、施設内には多くの水道管や排水管が存在し、それぞれの班に分かれて作業が行われています。

主な班分け

  • 中央で管理や処理施設の運転をする業務
  • ポンプを管理する業務
  • 設備の修理や修繕をする業務
  • 電気などを扱う業務
  • 設備の清掃を行う業務

 

資格を取得することで、多くの業務を遂行できるようになります。

管理や処理施設の運営は3人のチームで行われ、そのうちの1人が施設内で機械を操作し、ポンプの運転を行います。

残りの2人は外に出て設備の点検を行い、それぞれの設備のデータを収集します。

この際、異常が見つかれば迅速に報告し、必要に応じて修理を行い、設備を正常な状態に保ちます。

 

さらに、他の班の設備修理を手伝うなど、状況に応じた判断が求められ、円滑な連携のためにはコミュニケーションが不可欠です。

また、中央での設備操作は24時間体制での監視が必要なため、日勤と夜勤に分かれています。

 

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管理業は責任がのしかかる仕事

土日祝日を問わず交代制での管理が求められるため、労働は大変ですが、その分給与が高くなるのが魅力です。

しかし、下水処理場での業務は、万が一の失敗が社会全体に大きな影響を与えるため、責任が重く、毎日が厳しい仕事となります。

 

資格を取得すれば手当が支給され、年収を増やすチャンスもあるため、やりがいを感じられる職業でもあります。

下水処理場は老朽化しやすい設備が多く、改築工事が必要となるため、常に新しい技術に適応することが求められます。

 

このように、設備管理の仕事はチームで分担し、コミュニケーションを取りながら助け合うことが重要です。

また、住民の生活に貢献できる点でもやりがいがあり、資格を取得することで業務の幅が広がり、給与も向上します。

 

下水処理場設備管理の給料面・休日面

給料に関して

  • 設備管理と言うのは特に力仕事や労力を使わないとあって給料が安いということ
  • 夜勤手当てや資格手当て等は対価として支払われる

 

休みに関して

  • 夜勤有りで夜勤明けの日と翌日が休み、日勤して次の日に夜勤をしてのような繰り返し

 

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下水処理場の設備管理で大変なこと・身につくこと

下水処理場の設備管理の仕事は、学ぶべきことが多く、しっかりと理解する必要があります。

力仕事ではないため、比較的手軽に行えますが、給料はあまり高くありません。

 

しかし、夜勤や資格手当が支給されるため、安心して働ける環境が整っています

出勤は日勤の翌日に夜勤があり、その後は明けの日と翌日が休みとなるサイクルが続きます。

 

基本的な業務には、ポンプや機器の電流値を確認したり、異常がないかを巡回する作業が含まれます。

このような業務はストレスが少なく、気楽に取り組むことができるため、給料が低くても前向きに働ける要素があります。

 

また、水処理施設は人々に安全でおいしい水を提供するために、下水として排出される水の水質を常に確認する必要があります。

このため、異常を早期に発見し、人々の生活を守る役割が求められ、設備管理の仕事は非常に重要です。

 

仕事内容自体は単純ですが、設備に不具合が発生した際には迅速に対応する必要があります

そのため、縁の下の力持ちとしての役割を果たすことになりますが、慣れるまでには時間がかかり、給料が低いために辞めてしまう人も少なくありません。

 

体調面、メンタル面を強くして働くことが重要

下水の状況を常に監視する必要があるため、健康管理が重要です。

職場環境が良好であれば、設備管理を通じてコミュニケーションが円滑になり、助け合いの精神が育まれ、前向きに業務に取り組むことができます。

 

多様な機械を扱うスキルを身につけることで、幅広い業務に対応できるようになり、給与が向上すれば、長期的に働くことにやりがいを感じることができます。

特に大雨時には大量の水が流入するため、設備管理者には迅速かつ的確な判断が求められます。

 

経験を積むことで、状況に応じた適切な対応ができるようになり、慣れれば柔軟に対処できるようになります。

しかし、工場などでの機械設備の経験がない場合は難しさが伴い、24時間体制での勤務に備えて、日勤と夜勤を両立できるように健康管理を徹底することが必要です。

 

対応能力・コミュニケーション能力も大事

人間関係のトラブルは、適切なコミュニケーションを行うことで回避できます。

しかし、そのためにはしっかりとした会話のスキルを身につけることが求められます。

 

また、何か異常があれば即座に報告し、手遅れにならないようにすることが重要です。

そのためには、迅速に連絡できる体制を整えることが不可欠です。

 

下水処理場からの水は家庭にも供給されるため、異常が放置されると多くの人に迷惑がかかります。

特に大雨の際には水量が増加し、水質が悪化するため、迅速に清浄な状態に戻すための対応が必要です。

 

恵まれた職場環境でストレスのない勤務

 

この仕事をして良かった点は、厳しい肉体労働がなく、主に中央操作室での運転に頭を使うことが中心だったということです。

巡回業務も、基本的にはポンプや機器の電流値を確認したり、異常がないかをチェックする程度でした。

 

さらに、この職場の素晴らしいところは、パワハラが全くなく、みんなが優しくて人柄も良いことです。

そのため、非常に働きやすい環境が整っています。

 

ストレスを感じることはほとんどありません

そのおかげで、私自身も仕事に対してストレスを抱えることなく、非常に前向きに取り組むことができています。

加えて、上司もとても優しく、尊敬できる方で、本当に働きやすい環境を作ってくれています。

 

働きやすい環境を作ってくれる上司がいるとストレスなく社員みんなが円満に仕事ができますね。

 

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給料が安定しない分退職者も多い

しかし、そんな環境の中でも、残念ながら辞めてしまう人がいるのは事実です。

その理由は、やはり給料が低いことが大きな要因です。

多くの人がこの問題に直面し、退職を選んでしまいます。

 

私は幸運にも、給料が少し低くても働きやすい環境にいるため、辞めることは考えられません。

最初から給料が安いことは理解していたので、隙間時間を利用してネットでの副業を行っています。

本業の下水処理場での設備管理をしながら、副業を両立させているのです。

 

もちろん、私のように下水処理場で設備管理をしながらアルバイトをしている人も多くいます。

実際、給料が低く、副業をしなければ生活が成り立たないのが現実です。

そのため、私も本業を続けながら副業に取り組み、少しでも収入を増やそうと努力しています。

 

さらに、ありがたいことに、最近は良い評価をいただき、昇給も実現しました。

今では下水処理場での設備管理士として働けて本当に良かったと感じています。

 

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