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ゲーム業界はやめとけ!ブラック企業に就職し退職するまでの体験談を紹介

ゲーム業界はやめとけ!ブラック企業に就職し退職するまでの体験談を紹介

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ゲーム業界の職業に関する記事です。

この業界での具体的な業務内容や、ゲーム業界でのキャリアを築くためのステップについて詳しく解説していきます。

 

ゲーム業界の主な仕事内容

ゲーム業界にはさまざまな職種があります。

主な仕事内容を紹介します。

ゲームデザイナー

  • ゲームのコンセプトを考え、ゲームプレイ、キャラクター、ストーリーなどの要素を設計
  • ゲームの難易度やバランスを調整し、プレイヤーエクスペリエンスを向上させる

プログラマー

  • ゲームエンジンやツールの開発、ゲームの機能やシステムの実装、バグ修正など、プログラミングに関する仕事を担当

アーティスト

  • キャラクター、背景、アニメーション、3Dモデリング、テクスチャなどの制作を行う
  • ゲームのビジュアルスタイルやアートディレクションを担当することもある

サウンドデザイナー/コンポーザー

  • ゲーム内のサウンドエフェクトや音楽の制作を担当
  • プレイヤーにより没入感を与えるために、効果音や音楽を調整

プロデューサー

  • プロジェクトの進行状況を管理し、予算やスケジュールを管理
  • チーム全体のコミュニケーションを円滑に行い、プロジェクトが目標を達成するようサポート

テスター/品質保証(QA)担当者

  • ゲームの品質を確認し、バグを見つけて報告
  • テストプランを作成し、プレイヤーエクスペリエンスを向上させるための改善提案を行う

コミュニティマネージャー

  • プレイヤーとのコミュニケーションを担当し、フィードバックを収集したり、コミュニティの盛り上げを図る

マーケティング担当者

  • ゲームの宣伝やマーケティング戦略の立案、広告の制作などを行う

 

ゲーム業界の大変なところ

ゲーム業界は非常に魅力的で創造的な分野ですが、その一方でいくつかの厳しい側面も存在します。

ここでは、ゲーム業界で働く際に直面する可能性のある課題をいくつかご紹介します。

こんな方におすすめ

  • 厳しい締め切りと長時間労働
  • プロジェクトの不確実さ
  • クリエイティブな意見の対立
  • 技術の急速な進化
  • 競争の激化

 

厳しい締め切りと長時間労働

ゲーム開発の過程では、しばしば厳しい納期に迫られ、プロジェクトが進行するにつれて長時間働く必要が生じることがあります。

このような状況は、仕事と私生活の調和を保つことを難しくすることがあります。

プロジェクトの不確実さ

ゲーム業界は、プロジェクトの成果が予測できない状況に直面しています。

プロジェクトが中止されたり、内容が変更されたりすることがあり、その結果、雇用の安定性に悪影響を及ぼす可能性があります。

クリエイティブな意見の対立

ゲーム開発は非常に創造的なプロセスであり、さまざまな意見やアイデアが交錯することがよくあります。

このような状況は、チーム内のコミュニケーションや意思決定を複雑にする要因となることがあります。

技術の急速な進化

ゲーム業界は技術の急速な進化により、新しいツールやプラットフォームの導入と習得が常に求められています。

このため、従業員は最新のスキルを常に身につけておくことが不可欠です。

競争の激化

ゲーム業界は非常に競争が激しく、成功を収めるためには高いクオリティと独自性が不可欠です。

このため、プロジェクトの立ち上げやキャリアの構築が難しくなることもあります。

 

しかし、こうした困難にもかかわらず、ゲーム業界での仕事は多くの場合、創造的で充実感のある体験を提供してくれます。

大切なのは、これらの課題に柔軟に対応し、向上心を持ちながら、自分自身の目標や価値観と調和を保つことです。

 

 

ゲーム業界はやめた方がいい?

ゲーム業界でのキャリアを目指す人は、日本国内外に多く存在しています。

一部の人からは、ゲーム業界を避けるべきだという意見も聞かれますが、最も大切なのは自分自身がその仕事に対してどう感じるか、やりたいかどうかです。

始める前に諦めるなんて、理にかなっていませんよね。

まずは挑戦してみて、自分がその道を進みたいかどうかを見極めることが重要です。

 

ゲーム業界で働くことは、あなたの目標、興味、スキル、価値観が影響します。

以下は、ゲーム業界で働くかどうかを考える際に考慮すべきいくつかの要因です。

 

ゲーム業界への興味と情熱

ゲーム業界で成功するためには、ゲームへの強い関心と情熱が不可欠です。

自分が心から取り組みたいことに対して、どれだけの熱意を持っているかを再評価してみてください。

スキルと経験

ゲーム開発やその周辺の職種に求められるスキルや経験をしっかりと見極めてください。

ゲーム業界は非常に競争が厳しいため、必要なスキルや経験をしっかりと備えておくことが成功の鍵となります。

業界の特性

ゲーム業界は非常にクリエイティブですが、同時にプロジェクトの締め切りが厳しいこともあります。

この業界の特性や労働環境に適応できるかどうかをしっかりと考えてみてください。

将来の展望

ゲーム業界は目まぐるしく進化しています。

将来の可能性や業界の動向を踏まえ、自分のキャリア目標にどのように合致するかをじっくり考えてみてください。

仕事の安定性

ゲーム業界には不安定な要素が存在します。

プロジェクトの成否が、雇用の安定に大きな影響を与えることがあるのです。

仕事の達成感

ゲーム業界でのキャリアが、あなたにとってどれほどの満足感や達成感をもたらすかをじっくり考えてみてください。

 

ゲーム業界に自分が適しているかどうかを見極めるためには、これらの要因をしっかりと考慮することが不可欠です。

業界内には多様な職種や役割が存在するため、自分のスキルや興味にマッチする分野を見つけることが非常に重要です。

 

ゲーム業界勤務の体験談

ゲーム業界での厳しい体験を語ります。

私が勤めていた会社では、担当外の業務まで押し付けられ、上司のプログラマーたちは何も手を貸さず、アルバイトに全てを任せる状況でした。

このようなブラック企業での実体験をお伝えします。

⇓ ⇓

ゲーム業界はブラック企業?

私がこれまで経験した中で、最も過酷な労働環境だったのは、シュミレーションゲームを開発している企業でした。

仕事内容

プログラマーからディレクター、宣伝用のwebCM造りまで何から何までを担う仕事

なぜ私の仕事内容が多岐にわたるのか、そして他の人たちがどのような仕事をしているのか、疑問に思う方もいるでしょう。

その点について、詳しくお話しします。

まず、私が入社した当初はプログラマーとしての役割を担っていましたが、実際にはディレクターやCM制作など、さまざまな業務をこなしていました。

複数の部署を同時に担当することに違和感を覚えるかもしれませんが、これが私が入社したゲーム会社の特性だったのです。

 

入社と同時に退職した前任プログラマー

ディレクターになった理由は、前任者が突然辞めてしまったからです。

ゲームの基本的な構成がほぼ整い、報酬が得られることが明らかになると、彼はあっさりと退社してしまいました。

ゲームのディレクターは、ゲームの設計を行うだけでなく、ゲームのバランスを保つことも重要な役割です。

その責任から逃げた結果、私がその役割を引き継ぐことになったのです。

 

1. 早くこの会社を離れたいという強い思いで辞めたのでしょうが、後任の方は苦労が多いでしょうね。

 

 

プログラマーは仕事をしない

ディレクターが逃げた理由は非常に明白です。

それは、会社にいるプログラマーたちが全く仕事をしていなかったからです。

入社した当初、ミーティングが行われるのですが、プログラマーたちがそのミーティングに参加していないことに気づき、これは一体どういうことなのかと疑問を抱きました。

実際、プログラマーたちはただ存在しているだけで、給料を受け取っている状況で、現実にはアルバイトの人たちがゲームを作っていたのです。

この時点で、私はこれは明らかにブラック企業だと確信しました。

 

プログラマーは実際には何も手を動かさず、ゲームのプロモーションビデオを制作することもなく、ただ寝ているだけです。

すべての作業がアルバイトに依存しており、そのアルバイトも次々と辞めていく状況です。

このような環境では、ゲームを完成させることができるのか、納期に間に合うのか全く予測が立ちません。

 

上層部の意識が変わらない限り、企業は進化しません。

 

プログラマーの仕事はアルバイト任せ

納期に間に合わせる方法についてですが、実は非常にシンプルです。

要するに、ゲームが動けば良いのです。

そこで、昔のシミュレーションゲームのCPUアルゴリズムをそのまま流用し、形だけのゲームを作るという手法を取ります。

シミュレーションゲームは本来、非常に高コストなものであり、その理由は対戦相手となるCPUのアルゴリズムを構築するのに多大な時間と費用がかかるからです。

しかし、過去のシミュレーションゲームのアルゴリズムを利用すれば、急いで動くゲームを作ることが可能になります。

 

ただし、これはあくまで動作するだけで、正常に機能するとは限りません。

そのため、発売後にはバグが多発し、対応に追われることになりますが、これもアルバイトに任せることができます。

実際、私が入社した会社では、あまりにもバグが多かったため、公式に「バグは仕様です」と宣言しました。

つまり、バグは製品の一部として受け入れ、修正することを諦めたのです。

このような会社では、周囲の人々が次々と去っていくのも無理はありません。

 

アルバイトの面接も人任せ

実は、私が人手不足に直面した際には、アルバイトを雇うことでその問題を解決していました。

その時、私はアルバイトの面接を担当することになったのです。

プログラマーである私が、面接官としての役割を果たしていたのです。

 

私が面接で聞いていたこと

  • ゲームのプログラミング歴
  • どんなゲームを作る現場にいたか


これを聞くだけで、採用が決まります。

つまり、面接は形式的なものであり、実際にはプログラミングスキルさえあれば、どんな人でも受け入れられるということです。

さらに言えば、プログラミングができなくても、プログラムの動作を理解できる人であれば、ソースコードを解析して模倣する能力があると見なされるため、プログラミング言語を理解していれば採用されるということになります。

 

面接で適切な人材を選ばない企業は、ブラック企業であることを示す明確な証拠です。

 

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優秀な人材を求める面接方法では、せっかくの才能を持った人が入社しても、すぐに辞めてしまうのは明らかです。

実際に、働くべきプログラマーたちが職場にいない現状では、私のような下っ端プログラマーが頑張って働き、アルバイトなどの形で人材を集める必要があるのです。

 

クビにならない先輩たちの存在

私がブラック企業で働いている中で、どうしても理解できなかったのは、辞めさせられない先輩プログラマーたちの存在でした。

通常、企業は利益を生まない人材を排除するものですが、彼らはなぜか解雇されることがありませんでした。

ただ寝ているだけで給料を受け取り続けているのに、社長もその状況を容認しているように見えました。

普通なら考えられないことですし、彼らが何かしらの弱みを握っているのではないかと考えると、本当に恐ろしい会社だと感じざるを得ませんでした。

 

ブラック企業を退職

私はこの会社を辞める際、他の先輩たちと同様に、逃げるように退社しました。

1年半ほどは何とか耐えましたが、給料に見合わない状況に耐えきれず、退職を決意したのが真実です。

この頃、スマートフォン向けのゲームが急速に人気を博し、シミュレーションゲームが衰退するとの判断から、辞める決断を下しました。

 

誰も私を止めることなく、逃げるように退社しました。

周囲は「やっぱりね」といった様子で、何も言わずに見送られることもありませんでした。

もちろん、見送りもなくそのまま退社しました。

給料はしっかり受け取ってからの退社だったので、未払いではありませんでしたが、辞めて本当に良かったと感じています。

 

なぜなら、アルバイトは怒って辞めるし、本来のwebCMを制作するための人材が不足していて、ゲームプログラマーが無理やり作成に駆り出されている状況です。

しかし、ゲームはまだ完成しておらず、「開発中です」という文言しかCMに載せられないという散々な結果になっています。

さらに、アルバイトからも「アホくさ」と言われる始末で、こんな状況でどうやって骨組みすらできていないゲームのCMを作れと言われたこともありました。

 

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アルバイトが大黒柱

あのゲーム会社では、もはや責任者の存在やその権威が感じられず、仕事の押し付け合いが横行しています。

アルバイトに業務を任せることで、実質的に彼らが会社を運営している状態です。

その結果、アルバイトたちは正社員を軽視するようになり、会社の機能が危うくなっています。

 

上司が仕事をしない会社では、アルバイトが軽視するのも当然のことです。

 

2か月でその事実に気づいた時、私はこの会社が問題を抱えていることを理解しました。

鈍感な人でも、この会社が危険な状況にあることを感じ取るはずです。

なぜなら、自分の担当以外の仕事を強いられ、誰も働かない正社員がいる上に、態度が悪化していくアルバイトもいるからです。

これでこの会社がブラックではないと言える人がいるなら、相当なものです。

 

ゲーム業界へ再就職

私は最近、スマートフォン向けのシミュレーションゲームを開発する会社に転職しました。

この会社は非常に優れたチームで構成されており、やりがいを感じながら働ける環境です。

みんなで問題を共有し、解決策を見つけるためにしっかりとミーティングを行う文化が根付いているため、以前の会社と比べるとまるで天国のようです。

 

ゲーム開発にはチームワークが不可欠で、協力し合わなければ、魅力的で動作するゲームを作ることは到底不可能です。

前の会社では、完成したゲームに対して多くのクレームが寄せられるほど、品質が低かったため、特にその重要性を実感しています。

この経験を活かし、今後の成長に繋げていきたいと考えています。

 

ゲーム業界の仕事に関するまとめ

就職先の企業がブラックかホワイトかによって、あなたのキャリアは大きく変わります。

ゲーム業界での情熱があっても、もし勤める会社がブラック企業であれば、その意欲やスキルはなかなか向上しません。

ゲーム業界でのキャリアを目指す方は、専門的な知識やゲーム制作の技術を習得し、常に新しい情報を学ぶことが重要です。

自分の好きなことを仕事にするために、日々努力を重ねていきましょう。

 

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