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介護職員初任者研修とは?
介護職員初任者研修と言われてピンと来ない方も、旧ホームヘルパー2級と言われれば仕事内容などは想像がつくのではないでしょうか。
介護職員初任者研修とは
高齢者や障害を持つ方々(心身・知能を含む)への支援や介護に必要な基本的な知識や技術、考え方を理解することを目的とした資格です。
この資格を取得することで、訪問介護ヘルパーや各種施設のスタッフとして働くことができるため、自分のライフスタイルに合わせて勤務形態や勤務地を選ぶことができるのが大きな魅力です。
介護職員初任者研修の取得方法
取得するには
福祉系専門学校に通う
学校によって費用が変わりますが、専門学校ならさらに上の資格である介護福祉士まで取得できるところがほとんどです。
スクーリングを受ける
コース種類:平日コース、短期間コース、夜間コース など
コースや受ける事業所によって料金は変化しますしキャンペーンでいくらか安くなる場合もありますが、だいたい10~15万円と考えるとよいでしょう。
通信講座を利用する
2~3万円で利用できますが、介護職員初任者研修取得には90時間の実技が必須となってくるため、必ずどこかで実技講習を受ける必要が出てきます。
ライフスタイルや金銭事情に合わせて取得方法を考えるとよいでしょう。
補助が受けられる場合がある
以下の条件に当てはまる方は「教育訓練給付金」が利用できる可能性があります。
- ひとり親家庭
- 雇用保険の被保健期間が1年以上で、初めて教育訓練給付金を利用する
- 雇用保険の被保険者で、被保険期間が3年以上
(ただし、途中で被保険期間ではない期間がある場合は中断期間1年以内) - 雇用保険の保険期間3年以上、被保険者でなくなってから1年以上
自分があてはまっているかどうかわからない場合は、ハローワークや市役所で聞いてみるとよいでしょう。
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介護職員初任者研修の合格率、給料
合格率
介護福祉士の合格率は50%〜60%程度ですが、介護職員初任者研修は講義をしっかり受ければ約90%の確率で合格できると言われています。
ホームヘルパー2級の時代とは異なり、施設実習がなくなったため、さらに取得しやすい資格になったと言えるでしょう。
給料
正社員:17万~25万前後(夜勤の有無、雇用形態によって変動アリ)
非常勤:時給850円~1500円前後(こちらも内容によって変動アリ)
事業所によっては、無資格で入社した後に資格取得のためのサポートを提供してくれるところもあります。
(※その際、資格を取得した後は一定の期間以上働くことが求められます。)
介護職員初任者研修の資格を持っていると、より高い時給の仕事をすることができ、資格の有無が給与にも影響します。
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介護職員初任者研修を取得後
介護職員初任者研修を取得した後3年以上の実務経験
- 介護福祉士の受験資格を得ることができる
介護職員初任者研修を取得した後5年以上の実務経験
- ケアマネージャーの受験資格を得ることができる
介護福祉士になることで、給料が上がるだけでなく、就職活動でも有利になることは間違いありません。
勤務形態に関係なく、所定の時間を満たせば受験資格を得ることができます。
非常勤やパートで働いていても、経験を積むことで次のステップに進むチャンスが得られます。
介護職員初任者研修は、福祉業界への第一歩と言えるでしょう。
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いかがでしたでしょうか。
ちなみに筆者は無資格・パートで事業所に入社し、補助を受けて介護職員初任者研修を取得した後、実務経験をクリアした段階で介護福祉士となりました。
資格の有無で時給が大きく変わります。
身体に関わる介護の仕事は、給与も高めです。
将来のためにスキルを身につけたいと考えているなら、介護職員初任者研修をぜひ検討してみてください。