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2月と3月の確定申告のシーズンに募集されるアルバイトです。短い期間ですが、主婦にとっては嬉しい条件が揃っています。
ミスが許されない仕事ですが、アルバイトでもしっかりとした研修があるので安心です。
お小遣いを稼ぎたい主婦や学生にぴったりの仕事です。
目次
確定申告の仕事に応募したきっかけ
結婚前に仕事を辞めたため、結婚後はアルバイトやパートをいくつも経験しました。
その中で特に良かったと思うのは、確定申告のアルバイトです。
確定申告の会場に行くと、多くのスタッフがいますが、全員が税務署の職員というわけではありません。
書類の書き方を教えてくれるのは税務署の職員や市役所の職員ですが、案内をしたり、受付やパソコンの入力を手伝ってくれるのは普通の主婦の方々だったりします。
ある日、実家の商売の確定申告を提出しに会場に行ったところ、同級生がその仕事をしているのを見かけました。
彼女とはあまり親しくなかったので声をかけることはありませんでしたが、普通の主婦だったことは知っていました。
その様子を見て、私にもこの仕事ができるのではないかと思い、確定申告のアルバイトを始めるきっかけになりました。
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採用が決まってからの研修
次の年の申告が近づく頃に、税務署の仕事の募集がないか調べてみたところ、ちょうど良い求人を見つけたので、すぐに応募しました。
簡単な面接とパソコンスキルの確認があり、条件もそれだけだったので、すぐに採用されました!
ただ、やはり研修はしっかりと行われました。
実家の確定申告を作成していたので、ある程度は理解していましたが、税務関係の仕事は初めてだったので、少し勉強が必要でした。
恵まれた職場環境
最初はできるかどうか不安でしたが、近くにいる税務署の方が優しく教えてくれるシステムがあったおかげで、徐々に慣れていきました。
それに加えて、同じような主婦の仲間ができたことが一番の喜びでした。
若い方もいれば年上の方もいて、ほとんどが主婦だったので、休憩時間のおしゃべりも共通の話題が多く、学生時代に戻ったような楽しさがありました。
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税務署での確定申告の仕事内容
2月から3月にかけて、税務署では確定申告の受付が行われています。
税務署での確定申告の仕事は、公務員資格を持つ人だけができると思われがちですが、実はアルバイトも募集されていることを知っている人は意外と少ないです。
税務署での確定申告のアルバイトにはさまざまな業務がありますが、特に思い浮かぶのは、確定申告に関する案内やデータ入力のサポートです。
この確定申告の時期になると、書類を提出しに来る人だけでなく、申告に関する質問を持って訪れる人や、署内でパソコンを使ってデータ入力を行う人で、税務署はとても混雑します。
確定申告補助
人の流れが途切れることなく続くため、訪問者の案内を行い、税務署のパソコンで申告入力を手伝う役割を担っています。
お昼の時間帯に関係なく訪問者が来るため、時には昼休みをゆっくり取れない日もあります。
特に立ちっぱなしの仕事なので、忙しく過ぎていく時間に気づくと、あっという間に一日が終わってしまいます。
しかし、確定申告の時期は2月から3月にかけてで、短期のアルバイトとして募集されるため、春休み中の学生や主婦など時間的に余裕がある人にとっては人気の仕事です。
確定申告は一見難しそうに思えるかもしれませんが、最初に職員が丁寧に説明してくれますし、仕事中に不明点や疑問があれば職員がサポートしてくれるので、安心して取り組むことができます。
税務署での1日の流れを紹介
では、具体的な仕事の内容についてお話ししましょう。
前年度の収入が確定した後、2月16日から3月15日の間に、その収入を記載した確定申告書を税務署に提出することになります。
確定申告の際の税務署での1日の流れは、だいたい以下のようになります。
8:15: 出勤後アルバイト職員の仕事分担、連絡共有
9:00:各自治体から書類が到着し、それを各仕事場に配布
12:00:昼食
13:00:午前からの作業継続
15:00:最終チェック及び整理
17:00:業務終了
この流れが大まかなものですが、この時期は業務の進行が非常に変動しやすく、出勤時間が早まることがよくあります。
さらに、昼食を一緒に取る時間が確保できないため、アルバイトのスタッフを優先しながら交代で食事を取ることになります。
確定申告時の主な仕事内容とは
確定申告のアルバイトでは大きく次のような仕事に分類されます。
- 書類仕分け
- データ入力
- 確定申告会場での納税者対応・案内
謀殺されそうな税務署でアルバイト職員が、これらの仕事単位でグループ化されて、職員のリーダーが細かな作業指示を出します。
書類の仕分け
確定申告書類は、税務署に直接持ち込んでくる人がたくさん訪れてきますが、期間中は各自治体で受け取った書類が送られてきますので、これらの書類を更に仕分けする作業があります。
仕分け作業の大半は、
- 納税の必要がある書類
- 還付金がある書類
- 納税も還付もない書類
の3種類に分類する仕事です。
納税者の中には、株式や為替、さらには不動産に関する申告が添付されていることもありますので、それらを別々に整理する必要があります。
確定申告の受付が始まってからしばらくの間、この作業は毎日行われています。
大変な手作業での仕事
書類は何枚か重なっているため、手作業で剥がす必要があります。
剥がした後は、後で行うデータ入力のために書類を元に戻し、ホッチキスで留める作業もあります。
また、仕分け作業には医療控除書類のチェックも含まれており、医療に関する還付金申請には領収書の添付が求められます。
これらの作業は膨大な量になるため、関係のないレシートも確認しなければなりません。
特にこの仕事は、書類を各グループの作業場に運ぶことから始まり、分厚いバインダーを何十冊も移動させたり、バインダーを整理したりする作業も含まれています。
データ入力
データ入力の仕事では、指定されたフォームに情報を入力していきます。
e-taxを利用しない方は、手書きや自宅のパソコンで入力した内容を印刷し、郵送することになります。
そのため、これらの情報を管理するために手作業での入力が必要です。
特に不動産所得に関する申告では、別添書類もパソコンで管理するため、入力作業には正確さが求められます。
確定申告会場での納税者対応
確定申告の期間中には、臨時の申告用入力会場が設けられ、各納税者のPC入力をサポートします。
中には高齢者でPC操作が難しい方もいらっしゃるため、入力方法や納税に関する質問、医療控除の対象についてなど、個別に対応する必要があります。
確定申告が進むにつれて混雑が予想される場合、事前に会場を区切り、待機場所を設けて職員が案内することで混乱を避けることもあります。
これらの業務が確定申告のアルバイトの内容となります。
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確定申告のバイトは主婦にぴったりの好条件
お仕事はとても充実していて、役に立ったという満足感がありますし、夕方には終わるので主婦にとっては嬉しい時間帯でした。
期間も確定申告の時期の約2か月間だったので、私にはぴったりでした。
終わった後もある程度の知識が身についたので、勉強になったと実感しました。
そして翌年もまた確定申告のアルバイトをしました。
その年も必ず研修を受けるつもりです。
毎年の研修でスキルアップできる
その研修を通じて、初年度に困っていたことが解決し、さらにスキルを向上させることができます。
スタッフも前回とほぼ同じメンバーが半分くらい参加していて、それがとても良かったです。
新しいスタッフには、昨年の経験を共有できるので、教えることができて嬉しいです。
それによって、自分自身もより充実感を感じました。
税務署からの信頼も成り立つ
その後、徐々に慣れてくると、確定申告の時期が終わった後も税務署でパートの募集があると声をかけてもらい、スムーズにパートの仕事をすることができました。
普段の税務署の業務はさらに専門的で、スキルを向上させることができました。
とはいえ、パートなのでそれほど難しいことはなく、そのバランスが主婦にはちょうど良かったです。
内部の業務は部署によって異なりますが、ここでも和やかに仕事ができる環境です。
同じような立場の方が多いため、話も弾み、わからないことを共有できるので、ノルマもなく、良いこと尽くしのアルバイトです。
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勤務期間中の気になる給料面・休日面
確定申告時の税務所でのアルバイトの給料や休日の条件について触れていきます。
給与
時給1,040円〜1,100円
通勤手当
実費支給 (但し上限あり)
休憩時間
60分
休日
土・日曜日、祝日、週休二日制
必要な免許資格
資格不問
必要な経験
経験・知識・技能等あればさらに良い(特に税務署事務経験があること)
以上が大まかな給料や休日、応募条件です。
税務署勤務をするに当たって気をつけること
守秘義務には特に注意が必要です。
税務署には多くの個人情報が集まっているため、これを軽視すると問題が発生する可能性があります。
また、確定申告の会場や税務署では、お客様が緊張していることもあるので、その点に気を配ることが重要です。
お客様への対応は丁寧かつスピーディーに
税務署での待ち時間は本当にストレスがたまりますよね。
私もその立場になったことがあるので、気持ちがよくわかります。
時間がかかる分、迅速な対応とお客様の気持ちを理解した接客ができる方にはぴったりの仕事だと思います。
要するに、スキルを磨くのが好きな方や接客が得意な方、充実感を求める方には素晴らしいアルバイトだと言えるでしょう。