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学芸員の資格取得方法|博物館関係の就職に有利!資格内容を紹介

学芸員の資格

学芸員とは、博物館や美術館において、資料を収集保管、研究、展示などを行うのに必要となる資格です。

学芸員になるためには、大学や短大において文部科学省の決めた博物館に関する科目の単位を取得する方法と、学芸員資格認定試験に合格する必要があります。

私は大学で学芸員課程を取得したため、それを詳しく説明していきたいと思います。

 

大学で学ぶ学芸員課程

大学においては、三年次から四年次にかけて学芸員課程が設けられています。

 

年次別で学ぶ授業内容

  • 三年次:博物館経営論や博物館概論、日本文化史や民俗学、世界史や美術史等
  • 四年次:三年次に勉強したことをさらに深く勉強、博物館実習

 

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博物館実習で行うこと

  • 大学の構内で資料の扱い方・管理の方法等
  • 博物館を見学、それに関するレポート作成
  • 期間を設けて(一週間から二週間ほど)実際に学芸員の仕事を体験

 

定められた期間の中で、項目に分けて勉強していくので、きちんと授業に出席し、学んでいけばさほど難しい資格ではないでしょう。

ただし、それぞれの学部の必要な単位の取得とともにスケジュールを組んでいかなければならないので、マネジメントが苦手な方は苦労されるかもしれません。

 

大学に通っていると自己管理能力も多少なり身につくかもしれませんね。

 

学芸員の資格取得者は一般的には博物館関係の就職に有利です。

また、資料を管理する上での素早さ、緻密さ、正確さを培っていくことができるので、事務仕事や管理業務など、様々な場所でアピールポイントになると思います。

 

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私の学芸員取得体験談

さて、ここまでが大学での学芸員資格取得の概要です。
次に私の体験談を紹介したいと思います。

学芸員を目指したきっかけは、もともと博物館に興味があり、そういった資格があってとってみたいと思ったからです。

課程履修時は単純に好きだからという理由のみで、学芸員だけを目指す、といったような志はありませんでした。

授業は大体一限目か五限目、教養科目や必修科目に重ならないように調整されていましたから、その点に関して特に苦労することはありませんでした。

 

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学芸員資格を取るために学部を選ぶというのも妙な話かもしれませんが、もしそういった選択方法をとるのであれば、文系ならば文学や歴史、考古学を、理系ならば天文学や生物学、化学、美術系ならば美術史等、ある程度「博物館」や「美術館」としてありそうな学部を選んでおくことをおすすめします。

私自身は言語学部であったため、上記のようなことを専門的に学ぶ学部の方々に後れをとらないよう、必修でない関連科目も履修していました。

 

計画的に授業はどれとどれを履修しようかなどと考えてやっていくと達成感もあります。

 

そういった理由もあって、就活の自己PRでは苦労しませんでしたが、もしそれを履修していなかったなら、自分の学んでいることが実際にどう現場で生かすことができるか、その理由の補強に苦労したと思います。

 

 

学芸員の実習内容

一番好きだったのは、やはり学外実習です。
実習生の受け入れを行っている博物館や美術館に申し込み、決められた期間現場で仕事の手伝いをしたり、実際に働いている方々のお話を伺ったりします。

私は文学系の博物館で実習をさせていただき、古文書の解読や、イベントの手伝い、展示の概要などを学びました。

一日ごとに業務報告を書く必要があり、また慣れない場所に長時間いるため、疲弊もしました。

ですが、現場に立って学ぶことができるというのは何よりも楽しく、眠気に抗いながらも頑張ろうと思えました。

 

疲れていても楽しいと感じていたら頑張れますよね。

 

その後紆余曲折を得て、国立の博物館に勤めることになりました。
現在はすでに離職していますが、大学での経験を活かすことができ、また日々新たなことを学ぶこともでき、とても充実していたと感じています。

物を扱う仕事は簡単に見えてとても難しいものです。
ですが、自身の手が歴史的な資料に触れ、それを後世に伝えていく手段になると考えると、大変やりがいのある仕事です。

 

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