【広告を使用しています】
人気の職業でもある美容師ですが、『理容士』って?と思う人も多いかと思います。
ここでは美容師と理容師の違いや資格についてを紹介していきます。
美容師や理容師になりたいと思っている方はもちろん、この職業の内容を知りたい方にも読んでいただきたい記事です。
目次
美容師・理容師の資格取得方法
誰もがご存知かもしれませんが、美容師、理容師になるには資格(正しくは免許)が必要です。
ではどうしたらなれるのか二つの免許の違いを含めてご紹介します。
まずは美容師(理容師)養成施設を卒業か卒業見込みでないと試験を受けることができません。 いわゆる美容専門学校ですね。
こちらは学校にもよりますが、ネイルやメイクなど他の美容の資格を取得するコースがある所もありますので、入学する際はしっかり確認することが大切です。
それと美容師と理容師は免許が別で授業課程も別なのでこれも学校やコースを間違えないように、入学の時点でどちらを目指すのか明確にしておく必要があります。
美容師・理容師どちらも2年以上通わないとこちらも試験を受けることができません。
通うのが難しい場合や働きながら取得したい場合は通信課程という方法もあります。 この場合は3年以上修業期間が必要になります。
試験は年に2回あり、3ヶ月くらい前に願書を提出します。
実技、筆記それぞれ別の日に試験があり、どちらも合格した者のみ免許の申請を行うことができます。
ここで忘れてはいけないのが申請です。合格=免許取得ではないのです。
合格者は申請資格を得るだけなので、後日決められた期日内に自分で申請手続きをとる必要があります。
そして申請書提出の為に手数料と登録料でだいたい15,000円くらいかかります。
申請書類を全て郵送し、後日免許証が送られてきて初めて免許取得となるのです。
こちらもCHECK
美容師のアシスタント・スタイリストの仕事を紹介!やりがいのある仕事
美容師として働いていた時の体験談です。美容師として働くための面接や見学、入社後の仕事内容など、どういったことにやりがいを感じるか、などを紹介しています。
続きを見る
美容師と理容師の違い
役立つというよりも取得しないとそもそも美容師・理容師の職業に携わることができません。
その職業につくための最低限の資格といってもいいかもしれません。
理容師は剃刀が使える
ちなみに美容師免許と理容師免許の違いを物凄くざっくり言うと理容師は剃刀を使えますが美容師は使えません。
美容師は顔の毛の手入れはNG
ヘアカットの為の剃刀は別ですが顔の毛の手入れは美容師はできないのです。
それをしてしまうと違法になってしまいます。
ポイント
理容士・・・剃刀が使える、顔の毛の手入れOK
美容師・・・剃刀が使えない、顔の毛の手入れNG(違法)
あとは免許は基本一生ものなので、手に職を持つという意味ではかなり大切な免許になってきます。
美容師・理容師の試験内容と難易度
試験内容は美容師・理容師それぞれ異なりますが、大きく言えばどちらも実技試験と筆記試験それぞれ別の日にあります。
実技試験
美容師
カットとワインディングまたはオールウェーブのどちらかその都度変わる
理容師
カットにシェービングと整髪が加わる
どちらも衛生面も厳しく審査され物を落とした場合は、規定の手順を終えてからでないと作業に戻ることができません。
タイム内での試験なので筆記よりも実技の方がピリピリとした空気感が漂っています。
筆記試験
筆記試験は選択問題ですが、引っ掛けのようなものも多いので問題文をしっかり読まないと間違えてしまうような作りになっています。
難易度はほとんどの人が合格できているのでとても難しいわけではないと思います。
2年(もしくは3年)普通に授業を受けて普通に練習していれば大丈夫な内容になっています。
もちろん授業や練習を疎かにしていた場合はかなり難しくなる内容です。
ちなみに実技か筆記どちらかだけ落ちてしまった場合半年後の試験に限っては落ちた試験だけ受けることが可能です。
美容師と理容師はどちらが仕事に有利か
免許は最低限必要なもので、その後有利かどうかに関わるのは経験と実績になります。
顧客数だったりスタイリストとしてデビューしてからの年数だったり、そういうものが移転する際などの重要なポイントになってきます。
しかし美容師免許に限っては、他にも有利なことがあります。
まつ毛エクステです。近年増えつつあるまつ毛エクステサロン。
昔は免許などはなくても就職できたのですが今は美容師免許を持っていないと施術してはいけないことになりました。
以上が美容師・理容師の資格取得についてのご紹介でした。
同じようで違うこの二つの免許。
活用の幅は狭いですが、なくては夢を叶えられない国家資格でもありますね。
こちらもCHECK