【広告を使用しています】
目次
FP技能士3級の資格
FP技能士3級は、金融や不動産の基本を学ぶことができる資格で、毎年1月、5月、9月の3回受験するチャンスがあります。
合格するためには、約150時間の勉強が必要とされており、難易度は比較的低いとされています。
<FP技能士3級の試験で問われる内容>
- ライフプランニングと資金計画
- リスク管理
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業継承
FP技能士3級の試験内容
試験内容の詳細
1.ライフプランニングと資金計画
どのような資金計画を立てて人生設計をしていくかという事が学べます。
住宅ローンについての知識等が身に付きます。
2.リスク管理
社会保障制度や生命保険、損害保険等について学びます。
もし、自分の身に何かあった際に、制度に加入していれば、最悪の事態を免れるという事がこちらの勉強でわかります。
3.金融資産運用
株や投資信託などの資産運用について勉強します。所謂、世間一般で投資と呼ばれているものです。
こちらの勉強をする事によって、株や投資信託等の投資というものが大きなリスクがあるわけでもなく、一つのお金の殖やし方だという事がわかります。
4.タックスプランニング
所得税をはじめとして、様々な税金の基本的な知識を学びます。
簡単にこちらの情報を知るだけでも、個人事業者の確定申告などをする際に役に立つ事でしょう。
5.不動産
不動産の売買や契約などの取引をはじめとした宅建業法の知識や、不動産の権利を誰が持っているかと言う登記について、不動産の価値を決める鑑定評価について等学ぶ事ができます。
6.相続・事業継承
肉親が亡くなった時にどのような事になるかがわかります。
仮の話ですが、相続で遺言書があればよいのですが、無い場合は法定相続分と言った、相続財産を受け取る人についての割合などについて知る事ができます。
大まかにお話しした内容でも、これらのことが学べます。
お金や法律の基礎を学べる素晴らしい資格だと思うので、ぜひ挑戦してみることをお勧めします。
FP技能士3級はどんな仕事に役立つか
仕事をする上でどのように役立つかというと、まず社会人としての基礎知識を身につけるのに非常に重要です。
驚くことに、義務教育のカリキュラムにはお金や不動産に関するマネー教育がほとんど含まれていません。
そのため、自分で学んだり調べたりしないと、社会での生活においてお金に困ることがあるかもしれません。
こちらもCHECK
社会保険労務士の仕事に就くため資格取得|仕事内容や給料面も紹介
ブラック企業に勤めたことをきっかけに、労働者を守る職業である社会保険労務士の仕事に就く決意した時の体験談です。資格取得から現在社労士として働いていることなどを紹介しています。
続きを見る
金融機関で働く人々、例えば銀行や不動産、証券会社、保険会社の職員は、比較的FP技能士の資格を取得することが多いようです。
入社前または入社後にFP技能士2級を取得することが求められる企業も存在します。
なお、2級は3級を持っているか、特定の条件を満たさないと受験できない、やや難易度の高い資格です。
FP技能士3級取得のための勉強方法
基本テキストの太字や赤字の部分を重点的に暗記し、基本問題集でしっかりと練習すれば、合格しやすい資格だと言えるでしょう。
こちらもCHECK
宅地建物取引士の試験内容|勉強範囲や取得後に役立つこと
宅地建物取引士の資格について紹介します。宅地建物取引士は、不動産取引法務の専門家として、宅地建物取引業法で定められた国家資格者です。ここでは、この資格の取得方法、試験内容、難易度、何に役立つか、などを載せています。
続きを見る
こちらのFP技能士は、学科試験と実技試験の2つの部分に分かれています。
特に実技試験では、電卓を使った計算問題やケーススタディが多く出題されるため、単に暗記するだけではなく、実際に問題を解く練習が必要です。
そうしないと、得点を上げるのは難しいでしょう。
FP技能士の3級は、試験に合格しても履歴書に書くには少し難しい資格かもしれませんが、金融や不動産に関する一般常識を身につけるのに非常に役立つ資格ですので、ぜひ勉強をお勧めします。