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自治体公務員の仕事
30歳代前半の、政令都市の自治体公務員になった女性です。
私の場合、転職で公務員になりました。
元々は獣医師として動物病院に勤務していましたが、動物病院という職場は女性が長く働く上では、あまりよい条件とはいえませんでした。
例えば、就業時間が朝早く夜遅くまでと長く、もちろん、午前と午後の診療の合間には時間もあり、長い休憩時間になっているわけですけど、その時間も手術などもあって、なかなかハードである、ということなどです。
そのため、このまま臨床で獣医師として開業動物病院で働くには限界を感じて、公務員になろうと決意して、転職をしました。
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自治体公務員の仕事内容
今の仕事は、ほとんどは獣医師免許を必要としない内容となっています。
主な仕事が食品衛生系の仕事で、獣医師資格があることによって、この仕事ができるわけですが、獣医師資格ではなくても、この仕事のできるほかの職種もありますので、どうなんだろうか、と思うところではあります。
もちろん、仕事のなかではたとえば、狂犬病関連、動物愛護関連の仕事もありますけど、それはごくわずかです。
ただし、配属先にもよるとは思います。
食肉衛生系や動物愛護関連の専門の部署に配属されると、獣医師としての仕事が主になってくるので、そういう部署を希望するとよかったのかもしれません。
私の場合、ある意味どこでもよい、的な言い方をしたので、違う部署になったのだろうと思います。
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自治体公務員の給料面
給料面では大幅に下がりました。 ほんと、びっくりでした。
自治体の給与が少ないというのは知ってはいましたが、それなりの経験もあるし、これまでの経験を反映してくれる、とも記載してあったこともあり、もう少しもらえるのでは、と思っていましたが、全然そのようなことはありませんでした。
この年で、仮に男性で妻子がいたとしたら、この金額での生活は無理だと思います。
私の場合、独身で、住むところも親と同居という状況ですから、この給料でやっていくことができますが。
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賞与に関しては、月数でいえば、動物病院と変わりません。
ただ、基本給の低さが反映しますので、本当に期待できません。
唯一金銭面で期待できるのは、動物病院を辞めた時の退職金は雀の涙ほどでしたが、公務員の場合、給料体系がきちんとしているはずですから、それなりに頂けるのではないか、そう思っています。
自治体公務員の福利厚生や休日面
ただ反面、さすが公務員というところもありました。
例えば、福利厚生面などが典型的な例です。
小さな開業動物病院に勤めていたときには、たとえば、院長が職員のための福利厚生として、リゾート会員権などを購入していましたけど、それは経費として計上してあっても、実質使用しているのは院長とその家族だけ、というのが実態でした。
また、互助会関係での、保険の斡旋、積立金などの制度もあります。
そのような福利厚生は、さすがにいいな、と思うところです。
加えて、時間外の勤務とお休みに関しても、部署にもよるのでしょうが、現在配属されている部署では、時間外勤務はまずないですし、お休みも比較的とれます。
動物病院に勤務していた時には、お休みはほぼとれないに等しい状況でしたし、時間外勤務はもちろんあり、それもまるめて給料に含まれていたので、いわば、働き損のような感じになっていました。
それを思うと、自分の時間が多くあり、仕事以外の面での充実を図ることができます。
ただ、時間はあるけれどお金はない、というのも事実で、カルチャーセンターみたいなところを利用しての、安価な習い事をするのがせいぜい、といったところでしょうか。
いずれにしても、自分の時間を大切にしたい、という人には、とても向いている、ということになると思います。