記事 職業体験談 金融・保険

銀行員の仕事に就いた私|面接から退職するまでの7年間の仕事体験談

【広告を使用しています】

 

私は以前、銀行で働いていました。

銀行の業務内容や面接のポイント、苦労したこと、勤務スタイル、給与について、さらに私が銀行の仕事を辞めた理由などを詳しく紹介しています。

銀行員を目指している方や興味がある方は、ぜひご覧ください。

 

銀行員になろうと思ったきっかけ

この仕事を選んだ理由は、学生時代に中小企業で成功を収めている社長のもとでインターンシップを経験したことです。

地元のために情熱を持って取り組む社長や企業の姿に感銘を受け、夢を追いかける人々に適切な融資を行い、地域を支援できる銀行に魅力を感じて、銀行員の道を選びました。

 

学生時代の経験は、就職活動に大きく影響してきますね。

 

 

銀行員の面接内容

面接時に気を付けること

Check!

①個性的なスーツを着用しない。
銀行員はスーツで個性を出すのではなく、人間性で個性を出す場であると考えているためです。
それに、個性的なスーツを着ていては、大人からは信用されないためです。

②時事問題や経済ネタについて勉強していくこと。
当然、新聞などで経済の情報に興味がなければ、銀行員としてお客様と話しが合わないという風にとられてしまうからです。

③面接で話したいこと、志望動機・自己PRなどは暗記しておく。
面接官の前にたつと緊張するので、あらかじめ話す内容を暗記して、自分の言葉で話せるようにしておく必要があります。

 

こちらもCHECK

保険会社の仕事はきつい?|自動車事故対応の仕事内容・大変なこと

金融機関志望で損害保険会社に就職しました。自動車事故対応の部署に配属されたのでが、その時の仕事内容、大変だったことなどを紹介しています。

続きを見る

 

面接で聞かれたこと

質問①

なぜ、数ある金融機関の中から○○銀行を選択したのか?

面接で聞かれたことは、できるだけ明確に回答しましょう。

銀行の部門にどのような力を入れているかを、新聞の検索システムなどでしっかりと確認しておくことが大切です。

農業融資に注力している銀行に対しては、学生時代に農家でアルバイトをしていた経験を話すなど、相手が喜ぶような話題を心掛けていました。


質問②

学生時代に頑張ったことは何か?

学生時代に努力したことを話す際には、面接官に自分が銀行員として活躍できるイメージを持ってもらうことが大切です。

銀行員を目指すにあたり、簿記2級を取得したり、中小企業でのインターンシップを通じて営業の経験を積んだりと、他の人とは異なる経験や勉強に対する努力をアピールすることで、良い評価を得られると思います。


質問③

親の職業は何か?

どのような環境で育ったのか、親の職業が取引先であるかどうかが問われることがあります。

また、ライバル銀行の親を持つ子供かどうかも判断材料にされているようです。

これについては、かなりの頻度で質問されました。

 

他者との競争が激しい職業だと、親の職業や育った家庭環境なども聞かれる場合があるんですね。

 

こちらもCHECK

 

見学に行った場合、どんな部分を見ておくといいか

支店見学を希望すれば、実際に行うことができます。

窓口の対応や、どのような商品が販売されているのかを確認するのも良いでしょう。

 

また、店内に掲示されているポスターを見るのも面白いと思います。

その銀行が推奨したい商品が掲示されているはずです。

住宅ローンや投資信託のポスターが多く見られる印象があります。

 

こちらもCHECK

地方銀行に新卒で入社|想像以上にノルマが厳しかった仕事内容・休日面

私は大学卒業後、地元の地方銀行で10年間勤務しました。想像以上にノルマが厳しく、大変な仕事でした。銀行員の休暇、仕事内容、ノルマのことなどを紹介しています。

続きを見る

 

研修内容

研修では銀行の仕事の内容について勉強します。

  • 営業店でお客様の対応をする窓口係り
  • お客様から受付た内容をこなす事務係の実務内容
  • 融資係や、渉外係(営業係)の基本について座学 など

あと、銀行員特有だと思いますが、札勘の練習もさせられます。

下手だと再試験があります。

 

銀行員の仕事内容

一日の流れ


  • 朝、8時20分に出勤



  • 掃除をした後、9時から営業や集金業務



  • 16時には帰店→預かったものの処理や融資案件を進める



  • 業務日誌の作成、お客様のアポとりなど





17時15分が定時でしたが、定時で帰れることはほとんどありませんでした。

毎日19時前後でした。

 

銀行員などのシビアな仕事は、定時で帰れることは少ないようですね。

 

銀行員の仕事は、銀行内での業務を担当し、主に営業や事務を行います。

そのため、顧客とのコミュニケーションが不可欠で、預金や貸付、為替に関する相談にしっかりと対応するための知識を身につけることが重要です。

銀行は、顧客が安心してお金を引き出したり預けたりできる場所であるため、相談に対して丁寧に応じる必要があります。

 

さらに、資金を必要とする企業や個人に対して融資を行う貸付業務もあり、事業の拡大や高額商品(車や家など)の購入に利用されます。

為替業務では、銀行の口座を通じて債権や債務の決済を行うために振り込みや送金を行い、銀行員は社会経済を支える重要な役割を果たしています。

 

各銀行の違いを把握することが大事

主な銀行の種類

  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • 信用銀行
  • 政府系銀行
  • ネット銀行 など

銀行には多くの種類があるため、銀行員として働くにはそれぞれの特徴を理解し、適切な就職先を選ぶことが重要です。

メガバンクで働く場合、国内外の銀行との取引が求められるため、金融に関する知識を深め、柔軟に対応できるスキルを身につける必要があります。

 

最近では経費削減の影響で、銀行員の採用人数が減少しており、十分な実力がないと長期的に働くことが難しくなっています。

預金者が銀行に預けたお金は間接金融として扱われ、融資を必要とする企業に貸し出されます。

その際、利息から手数料や人件費を引いた金額が利ざやの一部となり、預金者に還元されます。

(※利ざや=借りたお金の金利よりも高い金利で貸し出した場合に得ることのできる利益のこと)

 

銀行員のノルマ

銀行員は一般的に口座の開設や送金などの窓口業務を行っているイメージがありますが、実際には営業活動も含まれており、預金の獲得や融資に関する目標を達成するために努力が必要です。

さらに、投資信託などの金融商品の販売や手形の受け入れ、国内外の為替業務など多岐にわたる業務があり、銀行特有のルールも存在するため、入社後は学ぶことが多くなります。

銀行員の仕事は、預金業務、為替業務、融資業務の3つのカテゴリーに分けられます。

 

預金業務

通常の支店では、来店されたお客様の銀行預金口座の開設や各種手続きの変更、預金商品の提案などを行っています。

また、法人営業担当の場合は、担当する企業の経営者の預金管理や新入社員の給与口座、経費口座の開設をサポートする営業活動を行います。

 

為替業務

為替業務は、一般の人々の生活に密接に関連する銀行の重要な役割であり、債権や債務の決済を行うために振込や送金を実施します。

 

融資業務

融資業務は、資金を必要とする個人や企業に対してお金を貸し出し、銀行はその利息から利益を得る仕組みです。

そのため、銀行員はノルマを持ちながら、貸し倒れを防ぐための審査を行い、営業としての責任を果たしつつ、リスク管理も求められています。

 

Check!

☆転職なら社会人のための転職サイト【リクナビNEXT】
リクナビNEXTに登録する2つのメリット
1.転職活動の効率を上げる会員限定機能
2.転職の選択肢が広がるスカウト登録
↓↓↓
≫お仕事探しなら『リクナビNEXT』で!!«

 

銀行員の仕事をしていて思うこと

銀行員の大変なこと

銀行員になるには、金融に関する深い知識が求められます。

そのため、常に最新の情報や金融の動向を学び続ける必要があります。

 

新入社員にとっては、業務をこなしながら学ぶことが求められるため、時には大変に感じることもありますが、高い給料とやりがいがあるため、どのように選択するかは難しいところです。

内定を受けると、入行前から課題やテストが始まり、内定期間中に証券外務員資格や簿記の資格を取得することが求められることもあります。

 

その後、フィナンシャルプランナーや銀行業務検定の試験に合格することが推奨され、法務、財務、証券、税務、年金など多岐にわたる分野を学ぶ必要があります。

したがって、銀行員として昇進を目指すのであれば、プライベートの時間がほとんどなく、入社してからの1~2年は研修や課題が特に多くなる傾向があります。

 

銀行員は知識をつけるために多大な時間を勉強に当てる必要があるようですね。

 

仕事をする際には、融資に関する大きな責任が伴います。

営業としてのノルマを達成するだけでなく、相手をしっかり見極めて貸し倒れを防ぐことが求められます。

 

個人や企業が融資を受ける際には、通常、審査が行われますが、銀行員は提出された書類の内容を確認し、貸し出しが可能かどうかを判断しなければなりません。

経営が厳しい企業に対しては、銀行からの融資が受けられず、不渡りを出すことで信用を失うリスクもあります。

 

また、融資を断るとクレームが来ることも多いです。

そのため、銀行員に憧れる気持ちがあっても、実際にはストレスやトラブルがつきものです。

調査を行う際には、慎重さが求められます。

 

営業活動においては、個人でも法人でもノルマが課せられ、場合によっては連帯責任が生じることもあります。

ノルマを達成するためには、先輩や上司から顧客営業の方法を学ぶことが重要で、コミュニケーションが取りやすい環境を整えることが必要です。

 

銀行員の仕事をしていて身につくこと

銀行員になると、金融業界だけでなく、さまざまな業界に関する知識を得やすくなります。

これにより、状況を把握しやすくなり、新たな営業活動にも役立ちます

さらに、決算書を読み解くことで、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー表を分析し、経験を積むことで自分自身の事業を始める際にも役立ちます。

 

また、資金調達だけでなく、資産運用や事業継承対策、福利厚生、事業戦略などの提案も可能で、組織の再編に関するアドバイスも行えます。

経営者と共に商談や交渉を行うことで、要望をスムーズに伝えられ、仕事に対するやりがいを感じることができます。

銀行員は厳しい職業ですが、金融に関する多くの知識を学べるため、就職先として人気があり、注目されています

 

勤務時間、残業時間

8時40分始業ですが、それより前に出社します。

定時は17時15分ですが、帰りは毎日19時前後でした。

 

銀行勤務で一番嫌な時、嬉しいとき

大口の融資案件がまとまったときや、大口の預かり資産(投資信託や保険)が成約になったときは嬉しいですが、その逆は一番嫌いなときです。

 

 

銀行員の給料面、辞めた理由

銀行員の給料は?

初任給の金額:20万円でした。周りと大して変わりませんでした。

 

年功序列

年功序列である程度給料は上がりますが、最近は実力主義の面も結構強くなってきています。

若くして支店長になる人もいれば、万年平社員の人もいます。

 

支払われる手当

  • 時間外手当
  • 交通費
  • 賞与

 

勤務年数、辞めた理由

7年勤務して、結婚・出産を機にいったん辞めました。

3年以内なら復職できる制度があるためそれを利用しようと考えています。

 

 

-記事, 職業体験談, 金融・保険

© 2024 NY Powered by AFFINGER5