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行政書士の資格
世の中にはたくさんの資格がありますが、なかでも「行政書士」の人気は高いものです。
行政書士の仕事と言ってもここでは書ききれないほどたくさんあります。
行政書士が作成できる書類の数は1万種類を超えると言われています。
その書類の数だけ仕事があるとも言えます。
行政書士が扱う主な書類
- お役所に出さなければいけない書類
- 会社設立の書類
- 遺言書 など
士業の資格に多いのですが、その資格を持っていないとできない業務があります。
そういった意味で行政書士は独立しやすい資格とも言えます。
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行政書士の取得方法、試験内容
行政書士の資格取得方法
取得方法:受験が必須
試験日:例年で11月の第2日曜日
合格ライン:満点300点のうち、6割にあたる180点
(※法令等科目と一般知識のそれぞれで採点ラインが定められているので注意が必要)
試験形式:マークシート、記述式
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マークシートが主ですが、記述式が3問あり得点も60点を占めていてここでもある程度の点数をとる必要があります。
マークシートで120点未満であれば必然的に合格点の180点をクリアすることができないため、記述式の採点はされません。
このような理由から、マークシートだけで合格することが望ましいという意見もあります。
記述式は、その年の試験の正答率などをもとに厳しめに採点されたり、またその逆のパターンもあり得ます。
行政書士の勉強方法
勉強方法ですが、独学でも通信講座でも通学でも取りやすい資格だといえます。
ただ、初めは勉強の仕方が分からないと思うので、費用のことも考えますと通信講座が一番良いのかなと思います。
また、ネット上でも色々な勉強法が載っているのでそれらを参考にするのもいいかもしれません。
似たような資格として宅建を耳にされる方が多いかもしれません。
行政書士と宅建はもちろん異なるものですが、この両者はよく比較されます。
それはどちらも法学関係の資格の登竜門とされているからです。
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難易度的には行政書士の方が若干高めです。
初めてこの類の資格試験に挑戦されるという方は、宅建も選択肢の一つになると思います。
ただ行政書士も、基本的には誰でも受けられる資格なのでもちろん行政書士試験に挑戦してみるのも良いと思います。
試験の難易度は若干高いと書きましたが、難易度の割にはとってしまえば色々な仕事ができる資格です。
行政書士が扱う書類の種類は1万を超える、とも書きましたがそれだけたくさんの仕事があるということです。
入港管理局であればビザの申請書類の作成だったり、農地法関連の書類も最近では取り扱う行政書士が増えているそうです。
その時代に合ったニーズを見極めて経営するセンスも必要になってきます。
就職先は自分次第
行政書士資格が就活に役立つかという質問をよく見ますが、それはどの業界を目指すかによると思います。
まったくの異分野に就職を考えているのであれば、行政書士資格はあまり役に立ちませんが、この資格をとるためにこれだけ勉強したというアピールにはなると思います。
ただ資格の性質上、やはり開業するという選択をする方が多いそうです。
求人サイトを見ると分かるのですが、行政書士の求人そのものはあまり多くないのが現状です。
そのため初めから開業する方法がとられます。
もちろん行政書士法人に就職するという方法もあります。その際は、就職先ではどんな分野を扱っているかに気を付けたいです。
車庫証明に特化しているかもしれません。
その辺を見極めて、自分がどういう行政書士になりたいかをよく考えて、選んでいただけたらと思います。
地味に見えるかもしれませんが、行政書士をいうのはその逆でクリエイティブな仕事だと思います。
それからの将来を見据えた経営ができ、相談者の依頼をこなしていければ、こんなに楽しい仕事はないと思います。