【広告を使用しています】
ECCジュニアの講師に関するCMをよく見かけますが、実際の講師の仕事はどのようなものなのでしょうか?
子供たちと接する仕事なので、英語が話せるだけでは不十分です。
ECCジュニア講師の実際の体験をお伝えしますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
目次
ECCジュニア講師の面接
私の職業経験の一つは、ECCジュニアの講師です。
ニューヨークの大学を卒業し、長い間英語を使って生活していたので、英語を話すのはとても楽でした。
ニューヨークから帰国した後、特にやることがなかったので、テレビで見かけたECCジュニアの講師募集に応募しました。
筆記試験と面接を受け、無事に合格しましたが、その後冬の間に研修がありました。
最初にECCジュニアと契約を結ぶために3万円の支払いが必要でしたが、その代わりにECCジュニアから準備費用として5万円が支給されました。
▶︎▶︎英語を身につけたいけど時間がない方におすすめ!自宅や仕事の合間などにオンラインで受講可能。気になる方はこちらの記事をCheck!
こちらもCHECK
社会人が英語を勉強したい時は【NOVA LIVEステーション】でスキマ時間を利用!
NOVA LIVEステーションでは、スキマ時間にオンラインで受講ができます。空いた時間を有効に使いたい方、英語を身につけたいけど通うのは難しい、そんな方におすすめです。
続きを見る
研修の段階で抱いた不安
面接は英語で行われましたが、私の見た目と年齢にギャップがあったため、面接官はかなり驚いていました。
私は見た目がとても若かったからです。
春のオープンに間に合うように研修が行われましたが、研修に参加した日の給料は支払われませんでした。
連日研修が続きましたが、その時点で自分には合わないかもしれないと感じていました。
研修は朝から午後まで行われ、子供に英語を教える方法を学びました。
しかし、実際に子供がいるわけではなかったので、実際の状況はよくわかりませんでした。
次の項目で研修の内容について詳しくお話しします。
ECCジュニアの講師になるための研修内容
ECCジュニアで講師を目指している方は、資料請求やホームページで情報を確認していると思いますが、そこには事前研修があると書かれています。
どんな研修が行われるのか、興味がありますよね。
ECCジュニアにはホームティーチャーや教室で教える講師などの選択肢がありますが、選ぶ道によって研修内容が少し異なります。
子供に教えるため、子供との接し方も非常に重要です。
研修が始まる前に、まずはビデオを通じて授業の進め方をざっくりと把握します。
その後、対面での研修が行われます。
対面研修では、実際の授業の雰囲気を再現して行うため、理解しやすいです。
ただし、相手は子供ではないため、その点が難しいかもしれません。
できれば児童心理について学んでおくと、子供との接し方がより分かるのではないかと思います。
メディア掲載実績多数!
講師になってからも定期的にある研修
ホームティーチャーの研修は、初めの一回だけではなく、講師になった後も定期的に行われます。
この研修は、自分のレッスンが子供たちにしっかり伝わっているかを確認するためにも役立ちますし、自己流になっていないかを見直すためにも重要です。
慣れてくると、どうしても自己流になりがちですからね。
基本的にはECCジュニアで定められた流れに従って指導する必要があり、教室ごとに指導法が異なることは許されません。
子供たちの興味を引き出す方法や、向上心を育てるためのアプローチについても、しっかりと学ぶことができます。
講師がレッスンを楽しむことができれば、子供たちも笑顔でレッスンに参加してくれるでしょう。
講師経験がない方が多いので、心配せずに研修に参加してください。
研修がすべて終了すると、講師認定証が届きます。
これを受け取ったら、ホームティーチャーとしての活動がスタートします。
教室に子供たちを迎えるために、机や椅子、ホワイトボードなどを整え、チラシやパンフレットも用意します。
担当のスタッフがサポートしてくれるので、もし不安なことがあれば気軽に相談できるのが心強いです。
このようにしっかりとした研修が行われるため、初心者でもECCジュニアのホームティーチャーを始めやすいですが、やはり合う合わないはあるかもしれません。
Check!
ECCジュニア講師としての必要な英語スキルは?
ECCジュニアのホームティーチャーになるためには、自宅に6畳程度のスペースがあれば、英語や子供が好きな方なら開講が可能です。
もし自宅にスペースがない場合でも、貸会場を利用して開講することができます。
未経験や英語に自信がない方でもホームティーチャーになれるとされていますが、本当に英語力は必要ないのでしょうか。
ホームティーチャーになるために特別な資格は必要ありませんし、教員免許も不要です。
しかし、教えた経験がないと不安になることもありますよね。
そこで、どの程度の英語力があれば開講できるのかについてお話しします。
基本的には中学3年生までの英語力、つまり基礎的なレベルがしっかりしていれば、ECCジュニアのホームティーチャーとしての知識は持っていると言えます。
中学3年生の英語レベルがどのようなものか分かりにくいかもしれませんが、一般的に英語力を測るための試験であるTOEICで、どのくらいの点数が必要かを例に挙げてお話しします。
TOEIC400点~495点
基礎力がまだ不足しているとなってしまいます。
少し英会話は話せるが読み書きでできていない点があるとみなされます。
この点数だとホームティーチャーになるには少し不安があるでしょう。
TOEIC500点~595点(英検準2級に相当)
基礎力がある程度あるとされます。
しかし読み書きの能力はまだ不足している部分があります。
長文の理解力はあるというレベルなので、ホームティーチャーになってから英語力を高めても何とかなるレベルと言えます。
TOEIC600点~695点(英検準2級Aに相当)
聞き取りも読み書きも簡単なものであれば十分できるとみなされていて、上場企業に入社したりする際はこのレベルが求められるケースが多いです。
ホテルスタッフさんやキャビンアテンダントもこのレベルは必須とされることが多いようですね。
この点数があればホームティーチャーとしても安心です。
学生の頃に英検を受けた方も多いと思いますが、もししばらく英語から離れているなら、参考書や過去の試験問題を再度確認して、自分の実力を把握しておくことをおすすめします。
面接時には試験も行われるので、準備しておいて損はありません。
英語のスキルも重要ですが、自分のレベルを理解し、他の人に教える際に分かりやすいかどうかも大切なポイントです。
子供に教えるとなると、さらに難易度が上がりますね。
そういった点を研修でしっかりと身につけていきましょう。
こちらもCHECK
英会話講師になるには?イギリス留学経験者の私が就職した仕事
イギリスで留学をしたのちに帰国後、英会話講師の仕事を始めた時の体験談です。その時の面接でのこと、研修旅行、働き出してからの1日の流れ、英会話講師の中身などを紹介しています。
続きを見る
ECCジュニア自宅レッスンを開始してみて感じたこと
さて、レッスンの準備についてお話ししましょう。
会社からレッスンに必要な物がたくさん送られてきました。
レッスンを行う場所は、両親の了承を得て自宅を利用することに決まりました。
研修を受けながら、クラスを開設するためのポスターを作成したり、新聞の折り込みチラシを印刷してもらい、それを新聞配達のお店に持って行ってチラシを入れてもらう手配をしたり、一軒一軒家を回って参加者を募るという大変な作業を行いました。
子供が苦手だと気づいた時
授業が本格的に始まる前に、お試しレッスンを行うことになりました。
その時、私は自分が子供を特に好きではないことに気づきました。
しかし、子供たちには好かれているようで、優しい先生だと思われていたようです。
小学生の低学年の生徒が5人集まりました。
実際にクラスが始まると、だんだん憂鬱な気持ちになり、子供たちに英語を教えるのが自分には向いていないのではないかと感じるようになりました。
さらに、家は比較的広く、子供たちは夏になると「暑い!」と叫び、クーラーを強くかけなければならず、その電気代はECCジュニアからは支給されません。
いろいろな出費が増え、子供たちが家の中でかくれんぼをして騒がしくなるにつれて、嫌悪感が日々増していきました。
私がECCジュニア講師を辞めた理由
仕事を辞める決心をしたのは、気分が落ち込み、夜も眠れなくなってしまったからです。
次の日にレッスンがあると思うと、憂鬱な気持ちが強くなり、体調を崩すことが増えていきました。
心療内科を受診した結果、やはり精神的な負担が大きいとのことで、辞めた方が良いと言われました。
つまり、医師からのストップがかかったのです。
子供たちのことは大丈夫だと思っていましたが、実は自分が子供に対してとても苦手意識を持っていることに気づきました。
▼▼転職サイトで仕事を探したいけど、どのサイトを選んだらいいか分からない方、要チェックです!
こちらもCHECK
転職サイトはここがおすすめ|徹底比較!転職サイトの選び方を解説
転職する際に活用する方も多い『転職サイト』。色々なサイトが多すぎてどこから探せばいいかわからない。そんな方におすすめの転職サイトをご紹介します。自分に合った転職サイトを見つけましょう。
続きを見る
ECCジュニアのやってられない収入面
収入は月の授業料の半分しかなく、5,000円の授業料の場合、収入は2,500円でしたが、家を使う際の光熱費などは支給されませんでした。
子供が5人いるので、月々の収入は12,500円です。
アルバイト以下の収入では、続けるのが難しいと感じました。
大人に英語を教えるのはやりがいがありましたが、子供に教えるのは無理だと感じました。
ECCジュニアに連絡し、辞めたい旨を相談しました。
病気のため続けられないと説明し、理解してもらいました。
しかし、子供たちは他の教室に行きたがらず、私の健康が戻ったら受けたいと言ってくれましたが、私はもう子供に英語を教えるのは無理だと思い、辞めることにしました。
英語が得意でも、子供相手の仕事が自分に合うかどうかを最初に見極めていればよかったと後悔しています。
子供たちには申し訳ない気持ちですが、自分に合った仕事をすることが一番大切だと感じた経験でした。
ECCジュニア講師に向いている人材は?
こんなにしんどい仕事ならみんな辞めちゃうんじゃないの?と思ってしまうかもしれませんが、もちろん苦にならず続けている人もいます。
私が感じるECCジュニア講師に向いていると思われる人ととして、
- 英語を教えることが好き
- 子供が好き
- 自分の蓄えが充分にある、または他に収入源がある
- 考えが柔軟的
- 臨機応変に対応できる
ECCジュニアの講師に適しているのは、上記の条件に当てはまる方だと思います。
この職業に限らず、子供と関わる仕事は様々な状況に柔軟に対応できるスキルが求められると感じています。
単に子供が好きという気持ちだけでは、長く続けるのは難しいでしょう。
これからは職場にとらわれない働き方
現在ではインターネット上で自分のスキルを販売することができ、英語のスキルを活かし、翻訳作業から英会話講師まで職場にとらわれることなく働くことができます。
⇓自分のスキルを販売するなら【ココナラ】⇓
オンライン塾講師
コロナ禍の中、オンラインでの仕事が増えていますが、オンラインでの塾講師の仕事も需要が出てきています。
オンライン塾講師の仕事って?稼げる?いろいろな疑問を解説しています。
▼こちらの記事もぜひチェックしてみてください。