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教員採用試験を受けた時のこと。二度目の受験で合格しました。
合格までの道のりは長く、一番重要だと感じたのは面接です。
面接官からの質問をそのまま正直に答えて良いのか、よく考えて答えたほうがいいのか、その見極めがとても重要ですね。
目次
教員採用試験を受験して
居住地の市の教育委員会の教員採用試験を受け2度目で合格をしました。
1度目の受験では必死に勉強をし、一次試験に通ることが出来ました。
当時、『一次試験に通った男性は、必ず二次試験に通る』というジンクスがあり、その話を聞いていたので、気持ち安心していました。
私は転職組で年齢もある程度いっており、これが最後のチャンスだと思っていたので、これを逃したらまた他の仕事を探さなければならなく、どうしようかと思っていたところに、もう合格出来るぞ!という世間の噂に乗っかって安堵の気持ちでいました。
教員採用試験の二次試験内容
二次試験内容
- 専門の実技
- 集団面接・個人面接
実技、集団面接共に順調に進みました。
面接官からの質問
個人面接も面接官を前にして緊張はしたものの何とか終わろうとしたとき、最後の質問で「特別支援学校での仕事に就くことが出来ますか?」と聞かれました。
当時、通常の学校で病気で休みになっている先生の代替えとして担任をしていたのですが、何をするにしても、本来の担任の先生の決めた決まりのままに子どもが活動し、代替えなのだから仕方がないと思っていました。
しばらく子ども達と生活をしていく中で自分の考えを子ども達に伝え、自分のクラスを持ちたいと思い始めました。
その思いがあり、面接官の最後の質問に「特別支援の教育には精通していませんので、通常の学校で仕事をしたいと思います」と答えました。
採用試験を受けるには、教員免許を持っているか、取得予定が条件になっています。
そのとき、通信教育でやっと免許を取ったばかりなので特別支援教育など全く分からなかったせいもあり、正直こんな答をするのが実状でした。
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わくわくドキドキの受験結果…
二次試験が終わりほっとして、後は結果を待つばかり。
4か月程たって受験結果が送られてきました。
わくわくしながら結果を見ました。結果は”不合格”。
何でだろう?一次試験を合格した男性は必ず採用されるというのは嘘だったのか?がっかりでした。
何が悪かったのか。
実技も完璧だったし、集団面接でも積極的に発言をし、その場の話題を上手くすすめることも出来たのに。
考えられることは、面接官の最後の質問に特別支援学校の仕事に就けないとはいわないが、それをニュアンスする返事をしたことだろうかと思い始めました。
教員採用試験の二度目の挑戦
当時、採用試験を受けるのに年齢制限があり、次の年度の受験が最後になっていました。
これはいけないと思い次年度の採用試験に向けてまた勉強を始めました。
とにかく、一次試験を突破しない限りは次に進めないので、一回目の受験勉強よりも更に力を入れて勉強をしました。
一次試験はなんとか突破
結果、次年度の一次試験を突破することが出来、残るは二次試験。
前年度、不合格だったことをふまえて二次試験に望みました。
実技、面接と前年度と同じ検査です。
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前回と同じ質問
最後の個人面接、やはり最後に前年度と同じように「特別支援学校での仕事を就くことが出来ますか?」という質問がありました。
前年度のことを思い出して、「教育の場は何処でも同じですので、何処でも仕事をしたいと思います。」と答えました。
まあ、なんとか2回目の受験終了。
最後のチャンスを逃したらどうしよう?二次試験が終わって4か月ドキドキしながら結果を待っていました。
やっとの思いで合格
いよいよ発表の日、結果は、見事合格。
何処で勤務をするのかは、3月の末まで分かりませんでした。
でも、採用されたことは間違いないのでひとまず安心です。
赴任先の学校からの連絡
家族も喜んでくれました。
二次の合格発表があり3か月、教育委員会から赴任先の学校の連絡が入りました。
なんと、驚き!
新採の学校が特別支援学校でした。
気持ちは、通常学校勤務を希望していたのに何で訳の分からない特別支援学校なのだろうと悲しくなりましたが、最後のチャンスを逃すことは出来ないので素直に特別支援学校へ行くことにしました。
思えば、一回目の試験に落ちたときから、私の運命は決まっていたのかもしれません。
一回目にどこの教育現場でも仕事をするという意志を伝えておけば、一回目から採用されていたのだろうと思います。
今から採用試験を受験する人は、是が非でも教員をしようという固い意志を持って突き進むことをおすすめします。後は何とかなります。
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