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移動販売のうどん屋さんの仕事|ブラック企業で働いていた時の体験談

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移動販売のうどん屋さんの仕事

パチンコ屋さんの外で移動販売のうどん屋さんの仕事で、メニューはうどんとそば、カレーライスを500~600円程度で販売していました。

パチンコ屋さんは全部で4件なんですが、時間で決まっていて契約時間に移動する方式です。

うどんであれば茹でてすぐ出せる事もあり、料理のスキルたとえば屋台などのたこ焼きやお好み焼きより簡単だと思いました。そうした事もあり応募した訳です。

 

面接では社長がとても熱く、これからの仕事はこうした移動販売の時代だと語ってくれました。

そうした事もあって、会社としてすごくその時は魅力を感じました。

嫌悪感を感じる面接でもなく、実にさわやかな感じの面接にこれからの仕事に期待していました。

 

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移動販売の仕事内容

仕事内容は至って簡単で、うどんを茹でるそばを茹でる

俗に立ち食いそばを利用した事がある人は大よそ予想が尽くと思います。

 

主な仕事内容

  • 調理
  • 販売
  • 食材の注文
  • 自動車の洗車
  • 売り上げの管理
  • イベントによる用意 など

 

待遇について

給料は23万円で、食事代100円で店のものは食べ放題

しかし社会保険も賞与もなく、残業代も出ていません。

はっきり言ってブラック企業の見本みたいな会社でした。

 

移動販売の大変だったこと

大変なのは仕込みの日です。

募集の段階では9~18時と書かれているのに、実質仕事は21:00までやらされます。

私は入ってすぐにこのことを聞くと、正直に書いたら来てくれないじゃないかと開き直られました。

 

そして大変なのが仕込み作業

朝7時には出社して揚げ物を作らなければなりません。

つまり拘束時間は14時間以上となります。

お昼休憩もないのですが、移動時間を計算して食事や休憩を取るしかありません。

 

拘束時間が14時間というのは考え難い時間ですね。ブラック以上の何者でもありません!

 

非常にブラックだと思います。

しかも10日連続勤務とかの経験もあり、月に5日しかない休日で、正直入って一か月で会社の有様に心が離れていきました。

何より騙して平気な事をしているのが嫌だったし、一生懸命やってもあまり意味が無いしやる気がどんどん薄れていった感じでした。

 

入って一か月した頃に、自分の会社を回ってくれないか?という誘いがありました。

会社の人には一度も褒められた事はありませんでしたが、自分の働きぶりをみてやってほしいという依頼は、ちゃんと見てもらっているという証だと思いました。

 

正直その期待には応えたかったし、お金ではない評価をしてもらって自分は自尊心を得た感じでした。真面目にやっていれば必ず評価してくれる。

そんな気持ちが自分としては昂揚感になり、仕事を頑張るという気持ちになっていきました。

 

 

辞めることとなった理由

しかし辞める理由ともなりました。

社長とアポイントをとり名刺交換をしました。

実は私のルートは最も売上が悪いルートだった為、これをなんとかしたい事もあり、自分が時間をなんとか作って回るという事で説得もしましたが、どうも周りの人はそうした誘いをされた事がなく面白くない。

 

更に言うと、そうした売上の少ない人を作っておきたいというよく解らない思考が、折角の誘いを結局断る事になりました。

売り上げが少ないと文句いうのに、結局何がしたいのかが解りません。

 

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それと移動販売としては致命的な、衛生面です。

実は冷凍庫を保有してないこの車は、保冷剤で夏場も一日持たせます。

その為防腐剤を大量に入れ、業者で言うと致死量とかそのレベルを要求する事があるようです。

 

私も食べないように指導されますが、はっきり言ってそんな商品を売って言い訳が無いとさすがに退社する事にしました。

お金も大事ですが、人間としてそうした行動はとれないし、面接の時に情熱を語った社長の言い分は私は大よそ嘘だろうと思うようになりました。

 

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