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ブラック企業での経験を通じて、労働者を守る社会保険労務士としての道を選びました。
資格を取得し、現在は社労士として活動しています。
社労士を目指している方や興味のある方は、ぜひご覧ください。
目次
社会保険労務士の仕事に就きたいと思ったきっかけ
私が自分の意志で選びたいと思った職業は、社会保険労務士です。
その理由は、以前にあまり考えずに就いた仕事がブラック企業であり、労働者が軽視される現実を目の当たりにしたからです。
そこで、労働者を守る立場で働きたいと強く思うようになりました。
社会保険労務士の資格取得
私はこの業界での将来が不透明な中、社会保険労務士の資格を取得することを決意しました。
資格を持っていれば、どこかで社会保険労務士として働けるだろうと考えたからです。
実際に資格取得のための勉強を始めると、予想以上に厳しい道のりで、合格までの道のりは長く感じました。
それでも、苦しい勉強を乗り越え、試験を受けて無事に合格することができました。
しかし、試験に合格して社会保険労務士の資格を手に入れた後も、実際に就職するまでには多くの困難が待ち受けていました。
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社会保険労務士として採用されるまでの道のり
社会保険労務士としての職場を見つけるのは非常に難しい作業でした。
候補を探すのに苦労し、時間がかかりましたが、最終的には自宅から通える範囲にある社労士事務所の面接を受けることができました。
面接当日は、特に難しい質問もなく、スムーズに進行しました。
面接で聞かれたこと
- どうして社労士事務所で勤務したいのか
- どういう目標があるのか
- 社会保険労務士の資格はあるのか
面接は特に難しい質問もなく、相手も明らかに雇う意欲が高い様子でした。
面接を受けてから約2か月後、この事務所で働くことが決まりました。
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社会保険労務士の仕事内容や思った以上に悪い待遇面
仕事内容
- 顧問先の企業の給料計算や労働社会保険の手続き
- 企業で問題があった時、解決策を提案する
通常の業務はそれほど厳しいものではなく、特に問題がなければ顧問先企業の給与計算や労働社会保険の手続きを行うことが主な仕事です。
しかし、顧問先の企業で何かトラブルが発生した際には、迅速にその問題を解決するための提案を行うことが求められます。
これこそが社会保険労務士としての最大のやりがいであり、同時に難しさでもあります。
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待遇面
仕事内容自体は実際に働き始めてもそれほど驚くことはなかったのですが、私がこの仕事に就いて最も驚いたのは待遇の面でした。
私が予想していた待遇よりもかなり厳しいと感じたからです。
特に驚いたのは、休日が思った以上に少なく、年間で約85日しかなかったことです。
一般的には土曜日や祝日が休みとなることが多いですが、ここではそのような休みはありませんでした。
基本的に土曜日や祝日も働かなければならず、実質的には週に1日の休みしかないという状況でした。
接客業ではないのに、こんな働き方をするとは思ってもいませんでした。
また、休みがないにもかかわらず給料も期待外れで、非常に残念でした。
社会保険労務士はやりがいを感じられる仕事
私は社会保険労務士としての仕事に対して不満を感じることもありましたが、仕事自体は嫌いではありませんでした。
なぜなら、企業の課題を解決し、社長から感謝の言葉をいただくことができるからです。
このような経験は非常にやりがいを感じさせてくれます。
確かに、企業ごとに抱える問題は異なり、解決までの道のりは容易ではありませんが、その分やりがいは大きいと実感しています。
多くの職業では感謝されることが少ない中、この仕事ではお客様からの感謝の言葉を頻繁にいただけるため、それが私にとっての最大のやりがいとなっています。
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私は一時的に社労士事務所で働いていましたが、そこには事業主の社会保険労務士がいて、ほとんどの人が独立を目指していました。
そのため、私はその事務所を退職し、独立することを決意しました。
現在も社会保険労務士としての業務を続けていますが、以前の事務所では働いていません。
しかし、その時に得た経験は独立後に非常に役立っており、あの時間は決して無駄ではなかったと感じています。