紹介がきっかけでマスコットガールの仕事に応募
20歳から22歳までの2年間、とあるスポーツ競技場専属のマスコットガールの仕事をしていたことがありました。
マスコットガールをすることになったきっかけは、知人からの紹介でマスコットガールの欠員が出るため新たなメンバーを選ぶオーディションを受けてみないか、というお誘いがあったことです。

オーディション形式ということで、身長やスタイルはそこそこよくてもルックスが伴わなかった私としてはたぶんなれないだろうとは思っていましたが、人生経験の中で一度くらいオーディションを受けてみたいとも思ったので、お誘いに乗ってオーディションを受けました。
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集団面接のようなオーディション
オーディションが面接のような感じだったのですが、応募した十数人全ての人を集めて審査員の前で名前と志望動機を一人ずつ言う、というものでした。
応募条件として専属なので他の事務所に所属している人はダメなのですが、実際応募してきた人は皆一般の人ながらほとんどが別のスポーツのマスコットガール経験者やかつてモデル事務所に所属していたような人で、そのような仕事が未経験な私としては全く勝ち目がない状態でした。
ただ知人の紹介が有利だったのか、その中で新メンバーとして選ばれました。

本格的にマスコットガールになる前に、研修として前任者から具体的な仕事内容を教わりました。
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仕事内容
- 競技の間に競技場に出て試合を盛り上げるためのアシスタントをする
- 雨天時はタオルなど選手が使用するものが増えるため、その準備の手伝い
- 試合の合間や終了時には掃除をする

マスコットガールをしていて大変なこと、よかったこと
2年間やってきて特に大変なことはありませんでしたが、あるとすれば競技をする選手との距離が近いため、時々連絡先を尋ねてくる選手がいたときはお断りするのが大変でした。
ちなみに選手との恋愛は基本禁止でしたが、陰でお付き合いをしている先輩は複数いました。

また競技場は外なので夏場は非常に暑く、冬場は寒く、そんな中で仕事をしているのは短時間でも大変でした。
特に冬場は海の近くという立地も伴って非常に寒く感じる日もあり、冷え性に悩む私としてはミニスカートを履いて仕事をするのは大変でした。
よかったことといえば、観客席よりも近い場所で競技を見られたことや、競技場の舞台裏を見られたことだと思っています。

マスコットガールの雇用面、給料面
雇用面
勤務時間は午前10時半ごろから午後4時ごろまででしたが、表舞台に立つ時間よりも待機時間の方が断然長く、残業も全くありませんでした。
そして先輩や同僚は表舞台に出ている仕事をしているので皆きれいな人ばかりで、自分もそのような仕事をしているうちに自然と美容に興味を示して仕事を始める前よりも綺麗になれたのが嬉しかったです。

女性の職場なのでいじめや派閥などもあるのかと思って不安に感じていましたが、その時のメンバーは意地悪な人もおらず、皆仲良く過ごしていました。
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給料面
雇用形態としては仕事は競技開催時のみのため、臨時職員という扱いになっており、日給として1万円、源泉徴収が差し引きされた分が手取りで、その上に交通費もきちんと出ていました。
マスコットガールの仕事だけで月6万円弱はあったと思います
開催は月6日ほどでしたが当時は大学生だったので、その給料で満足でした。
2年間続けてきたマスコットガールの仕事でしたが、大学卒業後は就職が決まっていたので並行して業務をしていくことは不可なので、大学卒業と同時に退職。
臨時職員なので退職金などはありませんでしたが、なかなかマスコットガールという仕事はできないので、貴重な体験をさせてもらえたことはありがたく思っています。
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