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最近、メディアで声優が取り上げられる機会が増えていますが、実際に声優について詳しい人はあまり多くないのではないでしょうか。
アニメのアフレコや映画の吹き替えだけでなく、声優が関わる仕事は多岐にわたります。
声優になるための努力や、声優としての仕事を得るまでの過程についても詳しく紹介していますので、ぜひご覧いただきたいです。
目次
声優になろうと思ったきっかけ
10代の頃、アニメやゲームに夢中になっていた時期があり、その中で声優という職業に出会いました。
最初はただの興味に過ぎなかったのですが、ちょうどその頃に声優ブームが訪れ、テレビのCMや雑誌の広告で専門学校の名前を目にすることが増え、次第にその興味が深まっていきました。
さらに、さまざまなアニメやゲーム、洋画を観るうちに、同じ声優の名前や聞き覚えのある声を次第に覚えるようになり、その興味はますます強くなりました。
そして、いつの間にか一般就職のイメージが消え、声優としての未来しか考えられなくなっていました。
自分の好きなアニメやゲームに関わりたいという強い気持ちが、私の原動力になったと思います。
特に、某国民的ロボットアニメは多様なメディア展開をしていたため、その作品に出演することが私の最大の夢でした。
声優になるために必要なこと
私が声優を目指した頃、インターネットがまだ広まっていなかったため、専門学校に通うことで声優業界についての知識や実践を得ることを決意しました。
その中で得た学びを簡潔にまとめると、以下のようになります。
声優になるためにはお金が必要
まず最初に挙げるべきは、資金が必要だという点です。
専門学校や養成所に通う場合、年間で数十万から数百万の費用がかかります。
さらに、レッスンを受けながら生活を維持するためには、追加の資金が必要となります。
加えて、専門学校では学校行事やオーディションの時期に、アルバイトの時間を減らさざるを得ない状況が生まれます。
そのため、収入を得られる仕事をしながら学ぶこと、またはフリーターとしてお金が減らない環境を整えることが、最も重要な優先事項だと強く感じました。
声優は社交的な雰囲気を周りに出せるかどうかが必要
二つ目のポイントは、周囲に社交的な雰囲気を醸し出せるかどうかです。
少し俗っぽい表現になりますが、いわゆる「リア充」な印象を持つことが非常に重要であると、学ぶ中で気づきました。
私自身の失敗の一因でもあると感じていますが、アニメやゲームが好きでこの業界を目指す人々の中には、二次元への愛情を外見や雰囲気で強調しすぎる傾向があり、専門学校や養成所の講師から距離を置かれることが多かったと思います。
実際、演技力よりもこの雰囲気の良さが、声優として成功するかどうかの大きな要因となっています。
そして、見た目や雰囲気を改善し、好印象を保つためには、やはりお金が必要になるのです。
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声優は基礎力が大事
最後に三つ目のポイントは、基礎力の重要性です。
芝居の技術は、経験を積むことで徐々に習得できるものですが、その前に発声、滑舌、音域の広さが技術向上には欠かせません。
声優に興味がある方は、ぜひ好きな声優が所属している事務所をインターネットで調べてみてください。
その事務所の中で、好きな声優や名前を知っている声優のボイスサンプルと、あまり知らない声優や「預かり」と記載されている声優のサンプルを聴き比べることをお勧めします。
比較することで、声の質に明らかな違いがあることに気づくでしょう。
これは基礎力の差によるものです。
発声が改善されることで、音質も向上し、セリフの合間にある吐息もより深みのある演技に繋がります。
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言葉の一文字一文字がはっきりと発音されることで、滑舌はよりクリアな音質を生み出します。
滑舌に問題があると、聞き手はセリフの内容よりもその滑舌の悪さに気を取られてしまうことがあります。
音域が広いことは、単純に言えば棒読みになりにくいという利点があります。
同じ役を演じる場合でも、表現の幅が広がり、感情表現が豊かになるため、聴き応えが増します。
さらに、年代や性格の表現にも違いを生み出すことができるため、これらの要素は声優として成功するために非常に重要です。
声優になるための手段
専門学校に通う
専門学校に通うことは、明確なキャリアパスを提供します。
専門学校を卒業すると、多くの事務所のオーディションを無料で受けるチャンスが得られます。
養成所に入る
次にご紹介するのは、事務所の養成所が一般向けに受講生を受け付けているため、直接申し込む方法です。
成功者は少数派ですが、運や才能、個性があればすぐに所属として認められるチャンスもあります。
そのため、高額な費用や時間を専門学校に投資するよりも、こちらの方法を選ぶ方が賢明な場合もあります。
スカウトされる
舞台演劇を主な活動の場としていた俳優が、アニメ制作の監督に見出されて抜擢されることもあります。
このようなケースは非常に珍しいですが、舞台での経験が活かされ、声優として大成功を収めた方も存在します。
また、アイドルや俳優、女優が声優として収録に参加することもありますが、声優を職業として真剣に考える場合、このアプローチはあまり適切ではないかもしれませんね。
声優として活躍するならオーディションは必須
声優になるためには、オーディションが常に付きまとってくることを理解しておくべきです。
自分の強みをしっかり把握し、それを求めている事務所のオーディションを受けることが最も効果的だと私は思います。
専門学校に通うことで、各事務所が求める人材や、受けやすい仕事の傾向について学ぶことができますが、最終的には個人でオーディション対策を行うことになります。
そのため、長い時間と高額な学費を投資して得られるメリットは、あまり大きくないと感じています。
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声優としての仕事内容
声優の仕事は多岐に渡ります。
声優の仕事範囲
- アニメの収録
- 洋画の吹き替え
- CMやTV番組のナレーション など
アニメやナレーション
アニメやナレーションは出来上がった作品が短めな為、比較的に収録時間が短いことがあります。
ゲームの収録
ゲームの収録の場合、貰った役のセリフ量で収録時間が変化します。
洋画の吹き替え
洋画の吹き替え作業は、長尺作品として知られ、数時間にわたる映像をシーンごとに収録します。
基本的には、全ての出演者が午前中からスタジオに集まり、一日で収録を完了させることが目標です。
各シーンの収録前にはリハーサルが行われ、その後に演技指導の時間が設けられます。
本番中にも演技指導が入ったり、NGが出て再録音が必要になることも多く、予定よりも終了時間が大幅に延びることがよくあります。
アニメ業界で活躍している声優は、出演作品のイベントやラジオ、ゲーム、ドラマCDなど、さまざまなジャンルの仕事が舞い込むことが多く、仕事量が増える傾向にあります。
ただし、これは制作スタッフや現場の監督から信頼を得ている一部の声優に限られるポジションであり、多くの声優はそのような活躍を期待することは難しいでしょう。
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ナレーション・吹き替え
ナレーションや吹き替えの仕事は、事務所内でスタッフからの信頼を得ることで、マネージャーからの紹介が増える傾向があります。
これは、クオリティの高い仕事を提供することが重要だからです。
一般には知られていない声優でも、名前がクレジットされない仕事は多く存在します。
そのため、こうした仕事を中心に活動している声優たちは、声優業で生計を立てている方も少なくありません。
さまざまなジャンルで活躍する声優の演技を観察し、それぞれの場面での使い分けを研究することで、各仕事に求められる演技の特徴が見えてくるかもしれません。
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声優の給料、休日、待遇など
給料面
事務所に新たに加入したばかりの預かり扱いの声優は、最初の数年間はジュニアランクに位置づけられます。
このため、アニメや吹き替えの現場に参加する際、セリフの量に関わらず、一本あたりの報酬は1万5千円となります。
さらに、事務所に所属している場合は、手数料として約30%が引かれます。
その後、主に初仕事からの継続年数に応じてランクが上昇し、それに伴い出演料も増加する仕組みになっています。
仕事によって金額も変動する
ナレーションの報酬は現場によって異なるため、具体的な金額はマネージャーからの提示を待たなければなりません。
大手企業のTVCMでは、短時間の収録で数十万円の報酬を得ることができるという話も耳にします。
ゲームの報酬はセリフの量によって変動します。
特にアドベンチャーゲームのようにセリフが多い場合、厚い台本を数冊持参して収録現場に向かうこともあるそうです。
休日面
声優の休日について考えると、そもそも声優という職業はその仕事内容を指すため、休日の概念が非常に曖昧です。
しかし、ここでは活動している方々を「声優」として捉え、その状況を説明します。
声優として毎日何らかの仕事をしている方にとって、スタジオに行かずに仕事をしない日や、台本の確認に多くの時間を割かなくて済む日が、実質的な休日となるでしょう。
特に、アニメや吹き替えで活躍するベテラン声優の方々のスケジュールを伺うと、月にオフが一日しかないというケースも珍しくありません。
一方で、売出し中やまだ知名度の低い声優の休日は、アルバイトがない日を指します。
実際、声優としての仕事が安定している人はごくわずかで、多くの方がフリーターとして働きながら、声優の仕事を副業として行っているのが現状です。
このように、休日の概念はその人の活動状況によって大きく変わるのです。
待遇面
声優の待遇についてお話ししますと、ほとんどの声優はフリーターとしてアルバイトで生活を支えています。
副業としての声優活動は個人事業主として行われるため、確定申告などの手続きも自分で行わなければなりません。
ギャラが発生するたびに給料明細が発行されるため、それをしっかりと保管することが重要です。
また、収録現場への交通費は基本的に支給されないことが多いです。
これらの点から、声優業界の待遇は一般的な基準で見ると厳しいと感じられるかもしれません。
この現実を理解していただければ幸いです。
競争が激しい中で、自分の魅力をどのように世にアピールするかは、慎重な人生設計が不可欠です。
しかし、成功を手にしたときの喜びは、単なる生涯年収をはるかに超えるものになるでしょう。
私の文章が、これから声優を目指す方々の失敗を減らす手助けになれば、これ以上の喜びはありません。